| 暴走族対策私案 |
| 今回は、私が作成した暴走族対策私案を紹介します。どうぞ、御覧下さい。 1999年6月24日 |
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暴走族対策私案 警察力強化・・交通警察を10万人増員する(警察官の定数を増やす。下段注)。川の有効活用(橋を封鎖する)や局地的に大量の警察官を投入することで、暴走族を一網打尽にする。また、徹底した検問で暴走行為を未然に防ぐ。暴走族対策室を暴走族対策課に格上げする。週末深夜に超厳戒体制を敷く。つまり、「封じ込め」の対策を採るということである。 下段注・・1998年に発生した一般公道上の人身事故の総数は80万3878件、死者数は9211人、負傷者数は99万675人になっている。この数字を考えれば、交通警察官の10万人増員計画が大袈裟(おおげさ)ではないことがわかるだろう。増員した警察官の一部を暴走族対策に充(あ)てればよい。 採証活動の強化・・すべてのパトカーにビデオカメラと取り付け装置(ぶれを防止するため)を装備する。これは、一般の交通違反の取り締まりにも役立つ。 法律面・・ゼロヨン暴走を共同危険行為に指定する(ゼロヨン暴走は通常、二台で行われるため、この措置はすぐにでも可能である。但し、一台で行われた場合は適用できない)。また、単独危険行為という条項を道路交通法に設け、ドリフト暴走族、超高速暴走族を取り締まる。また、共同・単独危険行為は、ビデオカメラの映像と写真の両方を揃えることにより立証できるようにする(現行では、共同危険行為の立証には被迷惑者の特定が必要)。
永久免許停止制度を創設する。無免許運転者、酒酔い運転者、単独・共同危険行為実行者、交通刑務所収監者、ひき逃げ実行者、歩道・横断歩道に駐車した者、業務上過失致死罪・業務上過失致傷罪で有罪が確定した者を対象にする。 ケツ持ち(従来型暴走族集団の最後尾に位置して、追尾のパトカーが前方の大集団に接近することを防ぐ者)対策の強化・・ケツ持ちは低速で走行しているため、暴走族本隊よりも進路封鎖による検挙がしやすい。暴走族封鎖ネットを携帯した進路封鎖を専門とした部隊を各所に機動的に配置(下段注1)し、ケツ持ちを検挙する。なお、ケツ持ちの違反行為については、追尾班がビデオやカメラで撮影しておく。暴走族本隊の検挙ができない場合、ケツ持ちだけでも確実に検挙していくという姿勢が大切だ。また、従来型暴走族が多数出現する道路に、あらかじめ暴走族封鎖ネットを設置しておく(下段注2)。 下段注1・・じっと待ち伏せしている場合、通常走行している現役・元暴走族構成員が待ち伏せしている警察官を発見し、暴走行為をしている現役暴走族に携帯電話で連絡することがある。そうなってしまうと、当然、進路封鎖は失敗してしまう。そういう事態を避けるため、暴走族の進路に合わせて待ち伏せ場所を次々と変える「機動的封鎖態勢」をとるということである。 下段注2・・鍵が付いた鉄製の箱の中に格納しておき、いざという時に使用する。暴走族に固定式暴走族封鎖ネットの存在を知られている場合でも、暴走族集団は固定式暴走族封鎖ネットの周辺ではケツ持ち行為ができないため、追尾・採証活動が容易になるという利点がある。 従来型暴走族集団の凶暴的行動への対処・・暴走族対策特装車を導入する。また、機動隊並の装備をパトカーに積載しておき、必要な時に使用できるようにする。防刃(ぼうじん)チョッキ、防弾チョッキも常に用意しておくようにする。 クリアテール(尾灯や方向指示器の光をわざと白くすること。外側のカバーが白くても、中の電球が赤や橙に光れば合法であるが、電球が白いままならば違法である。追突の危険性を増大させるものである。何が格好いいのかは、不明)、ナンバー外し・隠し、迷惑改造に対し、断固たる態度をとる。それらの実行者に対しては、即座に免許停止の処分を行うべきである。 暴走族が集結するパーキングエリア(PA)への対策の強化・・「パーキングエリアから暴走族を一掃せよ」を参照。 行政・・警察庁、運輸省(2001年に国土交通省に変更)、建設省(2001年に国土交通省に変更)、法務省、文部省(2001年に文部科学省に変更)、自動車メーカー、バイクメーカー、自動車・バイク販売会社、パーツメーカー、チューニング業者の担当者を集めた全暴走族対策本部を設置し、内閣総理大臣が本部長に就任する。そして、暴走族対策を強力に推進する。 暴走されにくい道路(注1)作りの推進。一般道路に検問所を設置。 注1・・暴走族発生地点に、ハンプ(注2)、中央分離帯・センターポール(ドリフト暴走阻止に効果大)、ガードレール(ゼロヨン暴走阻止に効果大)を設置し、滑り止め舗装(注3)を施す。監視カメラを張り巡らし(検挙の際、重要な証拠となる)、臨時交番も設置する。 注2・・ハンプとは段差舗装のことである。ここでは、愛知県幡豆郡幡豆町の例を紹介しよう。 「急カーブの道でタイムを競って暴走する『ローリング族』を締め出そうと、幡豆町と西尾署はこのほど山間部を通る町道(旧広域農道幡岡線)の四カ所に段差舗装を施した。速く走れば走るほど車体の上下動が激しくなり、運転者に不快感を与える効果があるという。県内の一般道路では初の試み。段差部分は高さ十センチで前後六メートル、車道の全幅にわたって舗装した。赤茶色で一般の路面と区別しているほか、四十メートル手前に注意看板を立て、段差直前の路面には道幅が狭くなっていくような錯覚を与えるまだら模様を施して、運転者がスピードを落とすように誘導している。旧幡岡線は、幡豆町北部の山間地域を縫うように走り、急カーブが連続する。平日の夜や週末には西三河地方全域をはじめ名古屋市などから『走り屋』のスポーツカーやオートバイが集まり、タイムレースまがいの暴走運転を繰り返している。四月には乗用車同士の正面衝突で大学生が死亡する事故があった。西尾署は『制限速度で走っていれば不快感はない。効果を見てほかの路線にも広げていきたい』と話している。」(1998年10月1日付中日新聞より) 注3・・ここでは、ローリング暴走族対策のため、県道に滑り止め舗装を施した高知県の事例を紹介する。 「カーブで車を横滑りさせながら山道を高速走行する『ローリング族』対策として県(中根注→高知県)はこのほど、土佐郡土佐山村高川の県道に滑り止めの特殊舗装を施した。道路びょう(鋲)設置に続く対策第二弾で、関係者は度重なる暴走封じに期待を寄せている。現場は高知市から工石山方面に続く県道高知本山線のカーブ数カ所で、ローリング族が暴走を繰り返すため二年近く前、センターライン上に道路びょうが設置された。しかし依然として無謀運転が横行し、『うるさくて眠れない』という近くの住民からの苦情のほか、度重なるスリップのため路面の一部が滑りやすくなり、一般車両の通行にも注意を要する状態だった。このため道路を管理する県高知土木事務所は、事業費約三百六十万円でカーブ三カ所の延べ約百五十メートルに、三メートル間隔で幅一メートルの滑り止め舗装を施した。樹脂に粒材を張り付けた特殊舗装で、通常走行には影響ないが、横滑りしにくくなるという。同事務所では『どれほど効果が上がるか様子を見ながら、今後の対応を考えていきたい』としている。」(1999年8月19日付高知新聞より) 自動車・バイクメーカー、自動車・バイク販売会社・・暴走族根絶、反暴走族・反不良を宣言する。テレビCM、新聞広告での反暴走族宣伝活動を行う。販売店に目立つようにポスターを掲示する。新車・中古車(バイクを含む)購入者には、暴走行為が悪徳行為であることをわかりやすく解説した小冊子とビデオテープを配布する。 パーツメーカー・・爆音マフラーの製造をやめる。ノーマルよりも音が小さいマフラーや、有害物質の排出量が少ないマフラーを作ることが、パーツメーカーの本来の責務である。 チューニング関連・・過度の馬力アップが行われた車(250ps→350ps、280ps→500ps等)については、一般公道での走行を認めない。馬力数がノーマル比で三割増し以上の車を規制対象とする。チューニング業者は、燃費の改善や静粛性の向上のためのチューニングをすべきだ。 運転免許試験を厳格にする・・運転免許試験を、過酷と思える程の厳しいものにする。教習時間を大幅に増やし(普通免許の場合、200時間以上は必須。大型免許の場合、さらに300時間以上を必須とする。右左折や駐停車、歩行者への対応といった基本動作すら習得できていない人が多いからである)、規定の教習時間に達しない限り、普通・大型免許を交付できないようにする。お年寄りの散歩に繰り返し付き合う。小学生の登下校に繰り返し付き合う。救命救急措置をもっと詳しく学ぶ。暴走行為が悪徳であることを念入りに教え込む。「車を運転することは、他人の命を預かることである」ことを教え込む。運転免許取得可能年齢を22歳以上に引き上げる(バイクも同様)。つまり、「卓越した技術」「豊富な知識」「頑強な安全意識」を有する者にのみ、運転免許証を交付するということである。 |
| 意見・提言集 自動車社会を根本的に見直す会 |