日常の三昧境

2003年6月


デンボンさんにずっとお任せ
日付の新しい順に、上に積み上げてゆく方式です。
なお、ここに書かれた各タイトルをクリックすれば、その項に飛べます。

小ネタですが  怒る人々  たぷたぷ  料理番組  マリー・アントワネットの首飾り  セキュリティ対策  スポーツ日和  田舎の定義  洋画の吹き替え  公務中だからかぁ?  香る人  マカフィーくん  見逃した!  フモフモ抱き枕  予想外  夏に向けて  賢すぎるのも考えもの  国語問題  品がない  爆睡  きりたんぽ鍋を食す  変なものが続々  お金の価値  夢ゆえの不条理  桧山納豆  t.A.T.u  マニア性、皆無
●マニア性、皆無

  まぁ、誰も私のことを何かの「マニア」だなどと思っていないでしょうけれど、本当につくづく自分には「マニア性」というものが皆無だと思う。
ついでながら、私が考える「マニア」というのは次の条件を満たす人々である。
(1) 何かの分野での知識を片っ端から知らないと気が済まない。その話題になった時に、「・・・それは知らない」とは口が裂けても言えないし、言いたくもない。
(2) コレクションがコンプリートでなければ気が済まない。たとえば、ある叢書を集めているとして、残り一冊が、絶対に自分は読まない傾向の本だったり、別の版で既に持っている本であったりしても(そしてその本が1万円以上しても)、揃えるという大義の前にはなんら問題ではない。
(3) 他流試合を挑まずにはいられない。自分一人でひっそりと愉しむだけではなく、「さて、今の自分って世間ではどれくらいのランキングになるのかね」と、同じような仲間の集うサイトなり交流会なり同人の会を見つけて、比較検討せずにはいられない。

・・・このうちのどれも、ヘタレの私には無い(^^;)。ある意味、「マニア」というのは飽くなき向上心を持った人々である。熾烈な世界であり、「強くなりたい、もっともっと強く」と叫ぶ宮本武蔵のような世界でもある。場合が場合なら、僅か7才(だったっけか?)の吉岡道場の跡取の子どもだって容赦なく斬るし、ここ一番の大勝負にわざと巌流島に遅れて着くくらいの詭計は巡らせなければならない。・・・それは分かってるんだけど・・・。何故か、吉川英次の『宮本武蔵』を読んでいても、「なんでここまでしてまうかねぇ」だの、「だからどないやっちゅーねん、ちゅーこっちゃ」だのと関西オバハンのツッコミを入れずにはいられない私には、所詮、男のロマンというやつが分からんのかもしれません。(6/30)

●t.A.T.u

  面白がっては却って先方の思うツボだと分かっていながら、t.A.T.uの行動は謎だらけである(^^;)。
「ミュージック・ステーション」の生放送からドタキャンで逃げた・・・と聞いた瞬間、私の脳裏をよぎったのは、t.A.T.u、口パク疑惑だったし。私は彼女達のアルバムの楽曲を全て聞いたわけではないけれど、よくプロモーションビデオの背景に流れている二曲を聴いた限りでは、ヴォイス・エフェクター使いまくりーの、ミキシングしまくりーので、「どこが一体、彼女達の歌う部分なんじゃい?!」とかねがね思っていたから、なのだ。「ミュージック・ステーション」では生リハーサルまで、「そんなもの、やったことがないから」という理由で断っていたというので、ますます、ジュリアとレナはルックスのみで選ばれた表要員で、裏で歌っているのは別人なんだなー、と確信を深めておりました。
  別にこういう例はt.A.T.uが初めてなわけではなくて、一昔前、「リラックス」や「トゥー・トライブス」で一世を風靡したアメリカのバンド、フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドは、実はプロデューサーが全てアレンジしてやって、へっぽこい演奏を今風にミキシングしてやって、もともとの音とは全然別物に仕立てた・・・という話を聞いたことがあるし。・・・日本では、ZARDがよくこの疑惑の槍玉に上がっていたものだ(^^;)。

ところが、そのお騒がせt.A.T.uが今日はどこに現れたかというと、銀座のカラオケボックスである。そして、自分たちの持ち歌を歌ったらしいのである。一応、口パク疑惑だけは払拭しておこうという目論見なのだろうか。
・・・でも、私だって、t.A.T.uの曲は、練習すればカラオケでそれなりに歌えるような気もするんだよなぁ(^^;)。(6/29)

●桧山納豆

  我が家が熱心に観るテレビ番組は、スポーツ中継(特にサッカー、陸上、競泳、格闘技、ヨット、モーターレース)と、料理情報番組。ダンナが在宅の時は、この二種類で暮れてゆく・・・と言ってもけして過言ではない。そんなダンナが特に気に入っている料理情報番組(というか、バラエティですが・・・)は、木曜日の「どっちの料理ショー」なのである。毎週毎週、真剣に「ううむ、関口厨房のローストビーフサンドにするべきか、三宅厨房のホットドッグにするべきか」だの、「ビーフステーキか、かじきまぐろの照り焼きか」だのと悩んでいる。
  さて、今週のテーマは「豆腐尽くし 対 納豆尽くし」だった。そして、納豆尽くしの方の特選素材として登場したのが、今回のタイトルにもなっている桧山納豆なのだ〜。テレビで紹介されたところによると、これは秋田音頭の中でも謳われている名物なのに、今では作っている家はただ一軒。14代目西村庄右ェ門さんという人と、奥さんが二人三脚で作っているもの。後継者は、今のところいないそうな。長野県産の白神大豆という扱いの難しい豆を、奥さん手作りのわらづとに入れ、発酵させる伝統食らしい。スタジオでこの納豆を試食した人たちは、一様に「味が違う!」「匂いが違う!」と絶賛していた。(・・・しかし、結果的には1−6で納豆は負けたんだけどね(^▽^;)。)

  今日たまたまデパートの地下食品売り場をぷらぷらしていたら、見つけてしまいました、桧山納豆。超高級食材なのかと思っていたら、なんと一つ(90グラム入り)180円。実に庶民的なお値段の特選素材である。(ま、毎日食べることを目的とする納豆なので当たり前とも言えるのですが・・・。) 早速一つ買いました。イカ納豆と、普通のネギを混ぜた納豆にしてご飯にかけて食べました。すっごく美味しかったので、たちまち奪い合いになりました(^▽^;)。次からは、見つけたら二つ買うことになりました。
  ちなみに、今日の他の献立としては同じく秋田産のじゅんさいも食卓に並び、先日のきりたんぽ鍋といい、何故か食卓が妙に秋田県づいている今日この頃であります。(6/28)

●夢ゆえの不条理

  明け方見た夢は、実に不条理だった。いきなり、松坂大輔と結婚しなければいけない、というオープニングなのだ。ちなみに、夢の中では私は22、23歳くらいの独身女性になっている。勿論、私は松坂大輔本人には現実世界でも、この夢の中においてすらなんの興味もない。それどころか、「アンタ、本当は日テレのアナウンサーと付き合ってるじゃん!」ということまで、ちゃぁーんと知っている。したがって、夢の中ではこれは「偽装結婚」なのである。松坂大輔の方になんらかの事情があって、とにかく女子アナ以外の誰かと結婚しなければいけない瀬戸際に追い込まれているらしい。
「やだやだ、そんなので結婚なんてやだ」とごねると、
「その代わり、披露宴に誰を呼んでもいいから」と、松坂大輔の関係者に言われる。
「じゃ、楢崎正剛を呼んでください。楢崎正剛を連れてきてくれないとヤダ!」と更にごねると、
「・・・新婦側の友人に男性を呼ぶのは、ちょっとどうかと・・・」と、非常識な夢のくせに、妙に常識的なことを言って諭す関係者
「じゃ、新郎側の友人って事にすればいいじゃないですか、なんとでもなるじゃないですか」と更にごねると、
「ライオンズの松井稼頭央じゃダメですか?」と、訳の分からない交渉に入ってしまうのだ。・・・ヤダ(きっぱり)。

それなのに、ああそれなのに、衣裳合わせの段階にまで進んでしまうのである。そこで初めて顔を合わせた松坂大輔。・・・ああ、やっぱり、こんな顔は好みじゃないし、向こうだって明らかに気が進んでいない様子じゃないかぁ(涙)。絶対に不幸になるに決まってる・・・と思いながら、ふと衣裳合わせの予定表に書かれた「松坂大輔様」という文字(この時、初めて夢の中でこの文字を見たのである)に、ものすごくトンデモないことに気がつく私。
夢の中にいるのにもかかわらず、「この夢はエラーだ!」と気づいてしまったのだ。つまり、私が好きなのは、京都パープルサンガの松井大輔である。松井大輔の夢を見るつもりで、脳の中の検索装置にバグがあって、その隣の松坂大輔を拾ってきてしまった・・・ということが、一瞬のうちに分かってしまったのだ。
なのにまだ、夢から覚めることが出来ない。「間違ってる〜、この夢は間違ってる〜〜」と衣裳合わせしながら、大暴れする・・・という夢をその後も暫く、なすすべなく見ていた。ものすごく疲れたし、松坂大輔を見ると妙に不愉快である。勿論、松坂選手にしてみれば大迷惑な話なんだけどね(^^;)。(6/27)

●お金の価値

  私が住んでいる地区は、4400世帯、13000人の住人を抱える市内で最大の自治会でもあるらしい。・・・ま、それ自体は最近バンバンとマンションや集合住宅が増えているせいもあるし、「だから、なんなのよ?」で片付けられることである。
ところが、本日届いた自治会総会資料に目を通していると、とんでもない事が書いてあった。このご時世に、鉄筋コンクリート造、地上三階塔屋一階の自治会館を作るため、一世帯あたり1万7000円を徴収するというのだ! 4400世帯から集めるということは、〆て7480万円。勿論、これだけでは建物が建つわけがないので、残りは過去の積立金や、銀行からの借り入れで埋めるらしい・・・。 しかし、バブルも弾けて何年もたつってぇのに、いまだにこういうウワモノをまず作ろう、借金してでも作ろうという考え方があるのがとっても不思議である。(ちなみに、この計画を進めている市会議員さんは、例の、小田急線に中間駅を作ってもらおう・・・で失敗した人なんだよねぇ( ;´Д`)。) 自治会広報の方にはわざわざ、
「自治会館の建設計画に誹謗・中傷があるが、決して名誉欲や野心を持って建設計画を行っている訳ではない。」云々
と但し書きしてあることを考え合わせると、やっぱり何かあるとしか思えない(爆)。

  ところで、今日はユニセフから寄付のお願いも届いていた。戦争による環境破壊や混乱で、実際に攻撃で傷つけられた以上の子供達が今も苦しんでいることが書いてあり、ほんの僅かなお金でもどれだけの人助けができるかが書いてあった。  たとえば、
3000円で: 浄水剤3125錠(約14トンの水を浄化できる)を提供することができます。
5000円で: 脱水症状を緩和する経口補水塩(ORS)を681袋提供することができます。
10000円で: 栄養不良の子ども達のために補助栄養食「高蛋白ビスケット」686食分を提供できます。
なのだ。
私はこちらになら、喜んでお金を出す。(明日、電話で振込みをする予定である。) 手元に目に見える形で残るもの(例えば、コンクリートの建物)は何もないけれど、そちらにお金を使うほうが価値があるのではないかなぁ。(6/26)

●変なものが続々

  我が家は狭いにもかかわらず、秘境があちこちにあるので、本腰を入れて捜索にかかりだすと続々と変なもの(=忘れていたもの)が出てくる。本棚で画集を探していたら、1985年11月の「Number 緊急増刊 阪神タイガース初の日本一達成!」という号が出てきた。この当時、私はここに住んでいるどころか、結婚さえまだしていないぞ(^^;)。しかし、私の持ち物である画集や展覧会のカタログの間から出てきた(しかも、私が一人暮らしの時に使っていた本棚だ!)ということから考えて、これを買ったのはおそらく私なのだ。その後、有為転変(?)色々とあったはずなのに、こんな雑誌が残っているのは何故なんだか。一生の間にもうこんな事は二度となかろう、と考えて、捨てられないまま、ここまで来てしまったのだろうか。
  ・・・そういえば、家のどこかにイタリア・ワールドカップの時の「Number」が残っていたような気がする・・・と思い出し、それが見当たりそうなダンナのマガジン・ラックを捜索してみた。何故か、1988年に中日ドラゴンズが優勝した時のもの、とか、ソウルオリンピック特集号、とかに混じって、ものすごく変なカタログを発見。「世界一流の軍用品と冒険用品が満載 1994年カタログ」というものだ。なにが変って、カタログを開けた最初のページに掲載されているのが、ストライクフォースという「発火装置」(←ライターではない。屋外作業とサバイバルシグナル用)と、携帯用地図収納ケース・・・なんだもん。濃ぃいよ(爆)。他にも軍用折りたたみ式ベッドだの、ダイナモ式ソーラーラジオだの、カモ・バンジーロープなんてのが。カモ・バンジーロープというのは、説明によると「装置を防水カバーで覆いたいときや、車やトレーラーに荷物を固定したいときに理想的な伸縮自在のロープで、ビニール塗装されたフックが付いています」らしい。一体、なんのためにダンナはこんなカタログを持っているのだ!? もしかして、この人はスパイだったのだろうか(^^;)。
このカタログをすっかり読み耽ってしまい、肝心のイタリア・ワールドカップの時の雑誌のことなんてコロッと忘れてしまいました。(6/25)

●きりたんぽ鍋を食す

  関東地方では梅雨寒が続いている昨日、今日。9月16日が賞味期限のきりたんぽ鍋を食べるには、この時期を逸する手はあるまい!ということで、早速、今夜の夕食に頂きました。
勿論、さすがに食卓の上に卓上コンロを置いて、ぐつぐつ煮ながら食べる気にはなれないので、普通に台所のコンロで調理して、やや冷まし加減にしてから、煮物感覚で。同梱されていた比内鶏スープが、ごぼうのささがきによくしみ込んで、美味しかったです。こういう鍋って、肉よりも、肉のダシのしみた野菜を食べるものだと毎回思います。他に、冷奴や冷たいおかずを用意しておいたせいもあって、二人とも箸がよく進み、おいしく完食いたしました(-人-)ゴチー。
  ただ一つだけ、失敗だったなぁ・・・と思ったこと。ご飯を炊いたのは余計だったなぁ。ダンナがビールを飲んだせいもあるし、なによりきりたんぽとだまこ餅が、思いっきりうるち米なのをコロッと忘れてました(^^;)。ご飯が余ったこと、余ったこと。思わず「きりたんぽを作ろうか」と考えるほど余ったのだった・・・。(6/24)

●爆睡

  コンフェデ杯のテレビ観戦による時差ぼけ(?)と、急に真夏日になったことによる暑気あたり(??)と、頭痛・腹痛もろもろにより、この週末はでれーーーっと寝ていた。寝るつもりはなくても、ちょっと横になると、そのまま意識も体もゲル状にとろけていっちゃうのだ。三度の食事と、必要最小限の用事の他は、意識は常にモーロー(^^;)。本も、数頁読めども頭に入らず、「じゃ、一度ゆっくりここまでの情景を振り返ってみよう」と目を閉じた瞬間に寝ているのだ。寝ながらも汗だくだく、なんだけどさ〜。
  ダンナも同じ症状。彼の場合、金曜に会社を休んでゴルフコンペに参加していたので、なおさら体中がだるくてきしんでいるのと、慢性の睡眠不足と、炎暑疲れとの相乗効果である。
  それでは、この週末にかろうじて何したかを思い出してみると、こうなる。
▽ 近くのデパートで開催されている沖縄アイランド展に行き、念願の幻の塩(粟國の塩)と、ミミガーの燻製を買ってきた
▽ 駐輪場に不法駐輪していた自転車の問題を解決した
▽ ダンナは眼科で新しい眼鏡の処方箋を書いて貰い、眼鏡屋さんに注文した
▽ マンションの抵当権の解除を司法書士さんに頼んでいた書類が完成したので、提出用の書類一式を全て整えた

・・・って、こうやって書き出してみるとものすごく充実した週末のようなのに(^^;)、残りの時間はずっと爆睡。あっという間に終わった週末でしたわ、まったく。(6/22)

●品がない

  どうも私にはへそ曲がりの傾向が色濃くあるようで、世間がちやほやする男をどうしても好きになれないのである。しかも、本業以外のところでクローズアップされたり、自伝を出したり、周りが持ち上げて騒げば騒ぐほど「・・・でも、ここがかっこ悪い・・・」と反発してしまうのである。
たとえば、ジャニーズ帝国のあの人に対してもそうだ。主演ドラマも観たことがないし、イマイチどこがいいのかピンと来ない(^^;)。(さりげなくかっこよくあろう、としているのがミエミエで、なんだかかっこ悪いのだ。)
  そして今、連日のように新聞のテレビ欄に名前が出ていて、「さま」付けで呼ばれている英国出身のサッカー選手に対してもそう。新聞によると、この人気の秘密は「金髪、色白、典型的な王子様顔」のゆえんらしいけど、そこまで分析されると、私は却ってあら探しモードに入ってしまうのである。
王子様なら、ちゃんとしたクィーンズイングリッシュを話せ!
王子様なら、品のない格好をするな!(都内の小学校に現れた時の映像を、たまたまスポーツニュースで観たんだけど、いやはや渋谷のチーマーかと思うようなずりさげジーンズ(^^;)。髪型のせいも相俟って、「街頭で、アクセサリーか自筆(?)の油絵を並べている横に立っている外国籍の人」のような印象だぞ。)

しかし、英国本国でもこの騒ぎにはジャーナリズムが面白がっていて、「成田に彼を出迎えた日本人女性たち1000人の殆どが、彼のファーストネームを知らない」とまで書く始末(^^;)。こういう風にジャーナリズムが書きたくなってしまうファンの方にも、やっぱり品がない・・・と思うのは、自分がこの騒ぎには無縁だからでしょうか(^^;)。(6/21)

●国語問題

  文化庁が「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。「役不足」や「気がおけない」の意味を、本来の意味とは逆に取り違えている人がかなりの数いる・・・という結果を読んで、やっぱりなぁ、なんて思ってしまいました。例の中には、「流れに掉さす」という成句もあったのだけど、これには想い出があるなぁ・・・(笑)。
  丁度 私が中学二年生の春頃だと思うけれど、生徒会(中学三年生が主体)が新年度のスローガンとして掲げようとしたのが、「流れに掉させ」。それを聞いた時の私達の率直な反応は、「船頭さんか!?」というツッコミと、「意味わかんないし・・・」という素直な感想。生徒総会で説明を聞いた限りでは、「高校・大学まで行けるエスカレーター式の学校にいるから、どうしてもダラダラとした雰囲気に流されがちな私たちだけど、流れに身を任せるばかりではなく、少しは自分本来の主張もしていきましょう」という意味だとのこと。
  ・・・しかし、どんな場合にも存在すると思うのだけど(笑)、こういう時に国語辞典をキチンと引いて、本来の意味を調べてくる人が我々の学年にも存在したわけですね(^^;)。
「おかしいと思いまーす! ”流れに棹さす”は、本当の意味は”傾向に乗って、ある事柄の勢いを増すような行為をすること”ってなってまーす! ということは、この場合、逆の意味になってしまいまーす!」
慌てふためく上級生のお姉さま方(爆)。しどろもどろになりながら、「いやいや、本来はそうかもしれないけど、今は殆どそういう意味には使わないから・・・。それにこのスローガンの場合は、命令形にしてあるので、反抗精神の表われだと解釈して欲しい」と弁解しきり。勿論、生徒会の主体である中学三年生は一致団結していて「へっ、下級生が何をごねるか」という目で見ているので、ここで主張がまっこうから対立しちゃったわけです。
結局、最終的には投票で決めることになったんですが、「流れに掉させ」をスローガンにしてもいいというのは中学三年生のみ。残りの学年は、殆どが反対か棄権に廻ったので、結局この案は否決されました(^^;)。それ以来、もともと仲良くなかった上級生と下級生の関係はますます悪化の一途を辿ったのだよなぁ・・・。

  しかし皮肉なのは、この事例では結局、真の反抗精神とやらを発揮して自己主張したのは、下級生の方だった・・・ということだよね(^^;)。 またその一方では、すぐ上の学年と比べられては、「頭が悪い」だの「品がない」だのと言われ続け、先生方にも嫌われ通した我々の学年が、図らずも正しい日本語の使い方を守ってしまった・・・というのも、今思えば運命のいたずらだったのでしょうか。(6/20)

●賢すぎるのも考えもの

  去年の秋に掃除機を買い換えてから、概ね満足しているのだが、一つだけ「どうにかならないのかなぁ」と思うことがある。この掃除機、フィルターが沢山くっついていて、排気も比較的臭くないのがウリの一つ。ところが好事魔多しで、フィルターの目詰まりにやたらに神経質なのである。
今までの掃除機だったら、フィルターが多少目詰まりしてウーウーと掃除機がうなっていようが、とりあえずチャッチャと必要なところだけ掃除機をかけて、その後ゆっくりと手入れしてやればよかった。しかし、今度の掃除機は、フィルターが目詰まりし始めると「フィルターお手入れランプ」が点滅して、たちまち強硬手段としてモーターを保護するためにパワーがぐんと下がるのである。当然、掃除の続行は不可能。あたふたと掃除機を分解して、フィルターを取り出して、フィルター枠(上・中・下の三箇所ある)を水洗いしてから、予備のフィルターを取り付けてセットし直さなければならない。更に、掃除が終わってから、その汚れたフィルターを水洗いして、次の時のために乾かしておく・・・という手間もあるんだけどね(^^;)。急なお客様が見えることになって、大急ぎでとりあえず掃除したいだけの時にこれが発生すると、「イーーーーッ!」とこめかみの血管が浮き出てきそうになるほどイライラする(笑)。勿論、ゴミが一杯に溜まった状態で分解するので、また塵が舞い上がって周囲が汚れるし・・・。フィルターを付け直したら、速攻で 掃除機の周りを掃除しないといけない
  実は、これを防ぐ方法はただ一つで、一ヶ月に一回くらいの頻度で、「フィルターお手入れランプ」が点滅する前に定期的にフィルター交換をしておけばいいのである。しかし、やらないでしょ、普通(←言い切りました(^^;))。
家電が賢くなるのは歓迎なんだけど、賢すぎるのも考えもの。それか、どうせ賢くするのなら、「フィルターお手入れランプ点灯まであと僅か!ランプ」も作っておいて欲しい。それか、自動車のガソリンの残量を見るゲージみたいなのを付けるとか(笑)。ああ、このままだとあと100平米ほどは走行可能だなぁ、じゃぁとりあえず今日はOKね、などと納得できると思うので。(6/18)

●夏に向けて

  先日、義母が秋田に旅行に行ってきて、お土産を送ってくれた。日曜日に宅急便で届いたのは、純米酒二本。そして今日新たに届いたのが、定番いぶりがっこと、きりたんぽ鍋セットである。
きりたんぽ鍋セットの名前は「小さなだんらん」という(^▽^;)。何故小さなだんらんなのかというと、おそらく二人前用のキットだからなのかなぁ。四人前、六人前、ぐっと飛んで業務用だったらどういう名前になっているのか、気になる。ところで、当然ながらこれは「鍋」である。作り方を見ても、
(1)鍋に比内鶏スープと水を入れ、火にかけます。
(2)ゴボウと鶏肉(比内地鶏)を入れ、さらに煮込みます。
(3)だまこ餅を入れ、ある程度煮込んだら、糸こんにゃくを入れます。
(4)食べやすい大きさに切っておいた、マイタケ、ネギを入れさらに煮込みます。
(5)きりたんぽを斜め四つ切にし鍋に入れ、数分煮込みます。
(6)最後にセリを入れて出来上がりです。
なのだ。 きりたんぽを入れるまでに、「さらに煮込みます」「ある程度煮込んだら」「さらに煮込みます」と、とにかく煮込みっぱなしじゃないですか(^▽^;)。ぐつぐつの、ぐらぐら。
賞味期限はいつだろう・・・と見てみると、なんと今年の9月16日だ!! 夏に向けて、きりたんぽ鍋だ!!!
  ・・・というわけで、予告。「ぬいざんまい」では、9月16日までに一回 「きりたんぽ鍋体験記」を書きます(笑)。
夫婦ともども、燃えてきました。(6/17)

●予想外

  赤ちゃんが我が家に遊びに来てくれた。・・・と言っても、勿論赤ちゃんが這い這いして一人で遊びに来たわけではなくて、母親のSちゃんと、そのお友達のMちゃんにしっかりと見守られながらなのだけど。
私の方では、赤ちゃんが家に遊びに来ることが決まってから、少しずつ、ぬいぐるみの選別をしていた。もしかしたら、口に入れられちゃうかもしれないから洗っておこう、とか。このぬいぐるみは今 寵愛が深い(^^;)ので、隔離しておこう、とか。(ああああ、すみません、Sちゃん(^^;)。) というわけで、赤ちゃんと遊ぶぬいぐるみを選んで身綺麗にし、一方では絵本も本棚の手前に移動しておいたのだ。よーし、これで、どんと来い 赤ちゃんだ!・・・と思っていたのだよ、私はあさはかにも(^▽^;)。
  確かに、赤ちゃんは絵本にもぬいぐるみにもそれなりの興味を示してくれました。しかし、それよりも更に、プレステ2のコントローラーとテレビのリモコンが好きだということが分かった。(しかも、まーさーにープレステ2でDVDを再生中に、なのである。)
そして、それよりも更にお気に召したのは、ハンドクリームを買うと付いてきた試供品の小さなハンドクリームのサンプルの、直径2センチほどの円形のプラスチック容器二個だったのだ。これを両手に持ちまして、タンタンタンと打ち合わせるとシンバルに、テーブルの上をころころ転がすと恰好のおもちゃに、床に叩きつけてよし、私の足の上に投げてよし。この日一番のヒットは、このプラスチック容器二個。
Sちゃんは、「高いお金を出して、知育玩具を買う気になれないのよ」と語ってくれたが、そうだろうなぁ・・・と思ったのでした(^^;)。しかし、れっきとした知育玩具よりも、プラスチック容器二個で楽しく遊べる赤ちゃんの方が創造性が豊かな気がして頼もしいな(^^)。
・・・またDVD上映会第二部をやりましょうね>Sちゃん、Mちゃん。(6/16)

●フモフモ抱き枕

  SHINADAという会社が作っている、「フモフモさん」というぬいぐるみのシリーズが好きだ。我が家にいるのは、黄色いネコ型で、ふもふも・ぱるぷんたという名前が付けられている。手触りが本当にフモフモで、表情が単純なのにいつもニコニコしているように見えて、触っていても眺めていても心が穏やかになってくるぬいぐるみなのだ。我が家にいるのは、580円で買った一番小さいサイズ。身長20センチほどである。ちなみに種類は、黄色いネコの他に赤いクマ、ピンクのウサギ、薄緑色のサル、薄茶色のトラ、白と黒のパンダがいる。
ところが、先日、このフモフモさんをよく取り扱っているお店に足を運ぶと、ものすごく巨大なサイズのフモフモさんがいたのだ! 種類はウサギとトラ。私が持っているものが580円なのに対して、一体5000円もする!
一体、大きさはなんて書いてあるんだろう?と疑問に思ってタグをよく見ると、「抱き枕」となっていた。 正確に比べたわけではないけれど、人間と、この抱き枕と、今まで持っていたぬいぐるみの大きさを図にすると左のようになると思う。とにかく、座高が高いぬいぐるみである(爆)。多分、私と同じくらい座高があるよなぁ(^^;)。
しかし、そうかっ(・∀・)b! 手触りフモフモ、中身はパンヤ&丸っこいプチプチしたもの(そば殻っぽい感触)、ぺったりとした構造なので、確かに抱いて寝ると気持よさそうだっ!! ながーい腕で、抱きしめても貰えそうだ(笑)。
あいにくその日は雨降りだったし、私もすでに荷物が一杯だったので諦めて帰った。
・・・しかし、それ以来、フモフモ抱き枕の夢を見るのだ(爆)。あああ、うちにいる、ふもふも・ぱるぷんたと同じネコの抱き枕があったら、どんなに幸せだろう(←って、えらく短絡的ですが(^^;))。 
  今日は、この抱き枕を買おうかなと思って、車でこのお店に行って貰った。その結果、ウサギはもう売れてしまっていて、図のようにトラだけが残っていたのだ〜。ものすごーーーーく悩んだ挙句、「やっぱりネコの抱き枕がもしあるものならば、どこかでめぐり合った時に後悔するに違いないから、今回のトラは見送り」という結論に達したのでした。
  自宅に帰ってから、「フモフモのネコ型抱き枕」が存在するのかどうかネットで調べたのだけど、なんとこのSHINADA社、イマドキには珍しくネットに進出していないのである(^^;)。ただ、世の中には随分とこのフモフモさんのファンの人がいることは分かったんだけどね(笑)。
まぁいいや、気長に探してみますともさ!>フモフモのネコの抱き枕。 なんだか、古書探しとまんざら似ていないこともないなぁ(^^;)>この顛末。(6/15)

●見逃した!

  「映画美術の世界展」という展示を観てきました。村木忍、村木与四郎の東宝の美術スタッフ夫婦と、黒澤明の三人を扱ったもの。どうしてもこの組み合わせだと、黒澤映画関係のものが最大の見せ所になってしまうのは仕方がないのだけれど・・・。
正直なところ、黒澤映画(「どですかでん」にせよ、「乱」にせよ)はリアリズムが重んじられるので、美術スタッフの空想の翼を羽ばたかせるには制約がありすぎて、面白くはなかった(爆)。「うわー、すごい、本物みたいにリアルな絵〜」という感想しか湧かないのね(^^;)。唯一、空想が奔放に羽ばたくと思われる映画「夢」は、全て黒澤監督自身が絵コンテを描いているし。
  そんな中、村木忍の初期の仕事を展示してあるコーナーが、抜群に面白かったのだ! 彼女が担当していた東宝映画は、「ひばり・いずみ・チエミ」の三人娘(ああ、懐かしい響きだこと(^^;)。実質、私の世代にはあまりピンとこないんだけどね)の誰かが登場する『娘もの』か、ご存知加山雄三の『若大将』シリーズ、クレイジーキャッツの『無責任』シリーズ、森繁久弥の『社長』ものなどだったのだ。ええっと、これを今の時代に分かりやすく敷衍すると、トレンディードラマとコメディー全般の美術を担当している・・・と思っていいかも。『ラブジェネ』に『グッドラック』に『HERO』に『ショムニ』に『踊る大捜査線』の他に、『俺たちひょうきん族』と『やっぱり猫が好き!』に携わっていたようなものだ(・∀・)b・・・・って、ちょっと違うかもしれんのだけど(爆)。しかし、その時代の人がリアルタイムで、何に憧れ、何を笑い、何をモダンだと感じていたかは、こちらの仕事の方に色濃く表われていると思う。その中で、ゴージャスなセットをイメージしたり、逆にリアリティ溢れるセットをイメージする作業のアウトプットの方が、少なくとも私には、時代を超越している黒澤映画関係の資料よりは興味深かったんですねぇ。

そういう感想を抱きながら展示室を出て、受け付けに向かうと、『ニッポン・ミュージカル映画の世界 −−美術監督・村木忍の仕事を中心に』という関連パンフレットが置いてありました。おお! これこそ、私が観たいと思っているものだよ!!と思って、速攻で手に取ると、なんと去年の11月23日〜12月28日にかけて世田谷文学館で開催されたものだったの〜。はい、そうです、見逃しました。・・・なんとも無念であります。(6/14)

●マカフィーくん

  セキュリティー対策という項目で書いたように、今 私のパソコンには色々とセキュリティー・チェックをしてくれるプログラムが常駐している。プログラムの名前を取って、私はこれを「マカフィーくん」と呼んでいるのだが(←すいません、まんまです)、このマカフィーくんのお蔭でパフォーマンスが著しく落ちてしまったのだ。なにしろ、パソコンを立ち上げる。パソコンの内部テスト(BAT)が済むやいなや、マカフィーくんが出張ってきて「何々プログラム、入りました。何々プログラム、入りました・・・」と自分の機能が動き出したことを教えてくれる。その後、アプリケーション画面になる。インターネット・エクスプローラーやら、アウトルックやら、アクロバットリーダーやら、ホームページ作成ソフトやらの、デスクトップ・アイコンがずらりと並ぶ画面ですよね。そこにもマカフィーくんは出張ってきて、またしても「何々プログラム、入りました。何々プログラム、入りました・・・」と自分がいかに頑張っているかをアピールしているのだ。私はこれを見るたびに、8月の半ば、すでに風雨にさらされて色褪せかけている、ラーメン屋の軒先の「冷やし中華始めました」のお知らせを見ているような気がする。しかもマカフィーくんは、私が新しいサイトにアクセスしたり、メールを開封するたびに、やいのやいのとうるさいのである。
 しかも、ただうるさいだけならいいんだけど、突然、「俺のプログラム、たった今さ、新しいのが出たんだけど、導入する? しときなよ」と馴れ馴れしく話し掛けてくる(←・・・勿論、こんな言葉遣いではないんですけどね(^^;))。こちらとしては言いなりなので、「・・・じゃぁ、する・・・。マカフィーくん、宜しく」とクリックすると、たちまち居丈高に「じゃ、全てのウィンドウを閉じなっ! 今までの作業の分は消えちまうかもしれないけど、そこまでは責任もたねーからなっ! ちょっくら時間かかるかもしれないけど、我慢しろよなっ!」という反応を返されるので、なんだか自分が悪い男に騙されたバカ女みたいな気がする。

  そのくせ、肝心な時には頼りにならないのである。今日も、あちこちのリンクから飛んで調べものをしていて、アメリカの某サイトにアクセスしてしまった。その途端、そのサイトに広告を出しているスポンサーのウィンドウがぐわぁぁぁっと大きくなって、英文で「おめでとう! あなたは100万人目のアクセスです! これを記念して、とっても素晴らしいものを差し上げますので、今すぐこちらをクリック!!」という嘘臭いウィンドウを表示したまま、固まってしまいやがったのである。マカフィーくーん、と叫んでも、うんともすんとも言わないプログラム。仕方がないので、「今すぐこちらをクリック!!」のところをクリックしてやると、またしても英文で「ラッキーなあなたには賞金として2002ドルが手に入ります。さぁ、あと150秒のうちに、この電話番号にかけましょう! あなたのナンバーは○○○○○○なので、それを忘れずに!」というウィンドウが出て、電話番号も出るんだけど、どうしてこのインターネット時代にアメリカくんだりまで私が電話をかけないといけないんだか(^^;)。しかもトールフリー(フリーダイヤル)でもないし。またしても、マカフィーくーん、と叫んでも、音無しの構え。面倒くさくなって、そのウィンドウをなんとか消す努力をして、ようやくそれが実った瞬間、イタチの最後ッ屁みたいなウィンドウがしつこく表示されたのだ。
またしても英文で、「どうして2002ドルを獲得できるチャンスを逃すの? クリックして理由を教えてください。
○ 2002ドルのお金に魅力がないから
○ 電話がトールフリーではないから
○ この会社について、まだよく知らないから
○ 今は時間がないから 」
だって・・・。 どれかをクリックしない限り、このウィンドウは消えそうにないので、心の中では「話全体が、胡散臭いからだよっ!」と思いながらも、適当にクリック。その途端、「あなたはそう思うかもしれないけど、でも・・・」と向こうから反論のウィンドウがだだだだだだーーーーっと開かれ始めたので、慌てて電源をシャットオフしちゃいました(^^;)。
この間、しつこいようだが、マカフィーくんはなーーーーんにもしてくれなかったぞ!!

いまや私の中では、マカフィーくんは季節遅れの「冷やし中華始めました」のビラというだけではなく、口先男の印象すらあるのだが。いつか、真価を発揮してくれるのだろうか。(6/13)

●香る人

  今日は、午前中にマンションの部屋内の雑配水管清掃で、業者さんが部屋に立ち入るので、在宅してくれとのこと。我が家に廻ってくる順番は、おそらく午前10時半から11時・・・といったところかなぁ。所在無く待っていても仕方がないので、昨日から読み始めていた丸谷才一の『輝く日の宮』を読んでました。
  ところで、この小説は、冒頭に、女主人公が中学三年生の時に泉鏡花の文体で(!)書いた小説の真似事のような作品が据えられている。この小説の中のヒーローが、トーストのような香りがするのだ。 そして、今日 私が読んでいたあたりでは、成長して大学の国文の助教授になった女主人公が、某シンポジウムに参加していて、源氏物語の中の「六条御息所の生霊が現れる」くだりが話題になるうち、ふと、自分の創作にはこのエピソードが影響していたのかもしれない・・・と気がつくんですね。ここでざっと説明しておくと、六条御息所は光源氏と関係のあった、身分の高い女性。ただし、源氏には正妻の葵の上がいて、六条御息所はかねてから密かに嫉妬しているわけなのだ。そして、本人も知らないうちに、生霊となって葵の上を祟っているんであります。で、丁度おりしも出産で苦しんでいる葵の上は、この生霊に祟られて息もたえだえ。そこで、当時のことですから、加持祈祷の護摩を焚かせて、懸命に憑き物を祓おうとするのだ〜。・・・一方、何も知らない生身のほうの六条御息所は、ふと気がつくと自分の体からも髪からも芥子の香りがする。洗っても洗っても、芥子の香りが取れない(^^;)。そこでようやく、「これはもしやすると、護摩の香りなのでは・・・私って、ひょっとすると知らないうちに生霊になって憎い女を取り殺しているのでは」と自覚する、という怖い場面なのです。
そしてこの場面を子供の頃に読んだ記憶が、女主人公に「トーストの香りの男性」を創造させたのかも、という考察になるのでした。

  そこまで読んだところで、玄関のチャイムが鳴りました。おお、やっと来てくれたか、業者さん(^0^)。・・・と勇んで玄関を開けると、確かにそこには業者さんが立っておられたのですが、その人から、なんともいえずかつおだしの香りがするの〜〜(^▽^;)。あたかも、駅の立ち食い蕎麦屋の前を通った時のような匂いがするの〜。シャワー代わりに、かつおだし汁を浴びてますか?って感じなのだ。 この人が、台所と洗面所と浴室の配水管の清掃をしてくれたわけですが、たちまち濃厚にたちこめる かつおだしの匂い。こんな人は初めてだったので、かなりビックリしました。多分、ネコから見てフェロモンむんむんな人なんじゃないんだろうか(爆)。(6/12)

●公務中だからかぁ?

  今日の夕刊を読んでいて、一番ひっかかりを感じたのが次のニュース。
簡単に要約すると、「小樽にある第一管区海上保安本部に勤務する50代の男性職員が、公務時間中にインターネットの掲示板に書き込みしていたことが分かり、厳重注意処分を受けた」というもの。うーむ、公務かどうかはともかく、私はどう考えても勤務時間中だと思われる時間帯に掲示板に書き込みしている勤め人は沢山知っておりますが(笑)。
  まぁ、この男性職員の場合、勤務先が勤務先だったのと、書き込みした先の掲示板がまずかった。北朝鮮をテーマにした掲示板に、万景峰号のことで「まんぎょん来日できないの日本のせいにするな」と書き込んだらしい。・・・この人が、普通の厨房(中学生)だったり、海上保安本部以外の人だったらよかったんだろうけどねぇ(^^;)。しかし、たった一行、それも本名を使って書き込んだわけではなかろうに(文体だって、普段の文体とは違うんだろうに)、どうして特定されてしまったのか奇妙といえば奇妙。うちのダンナのオフィスでは、いわゆるアダルト系サイトにアクセスできないようなトラッキング・システムがあるらしいのだけど、海上保安本部では北朝鮮関係サイトにアクセスしたら即座に分かるようになっているのか(^^;)?
  さて、この男性に関しての役所側の公式見解は「勤務時間内にこうした行為をしたことは遺憾で、再発防止に力を注ぐ」、だそうなの〜。でも・・・多分、勤務時間外でもこの人が「まんぎょん来日できないの日本のせいにするな」って書いたら、ダメなんじゃないのかなぁ? 色々と内部事情に詳しそうなだけに、非常に北朝鮮を刺激するよね(^^;)。 (6/11)

●洋画の吹き替え

  テレビ(民放)でしか洋画を観る機会に乏しかった頃ならともかく、今となっては、吹き替えされている洋画がサッパリ駄目です。ちゃんとした声優さんが吹き替えてくれているならまだしも、その人の顔がバーンと前面に浮んでくるような役者さんや、ましてやアイドル(声優初挑戦!)はご勘弁願いたい(^^;)。
全然どうでもいいことだけど、私が今まで観てしまった吹き替え洋画で最低だったのは、人気絶頂時の田原俊彦が主役の男の子の声をやってしまった、イスラエル製の青春映画だったなぁ・・・。もうタイトルも何も忘れちゃいましたが、クライマックスは「両親に引き裂かれたガールフレンドの家に無理矢理押しかけて、自分の真の気持を聞いてもらう」という場面。相手の女の子の名前は「タミー」でした。台詞が「タミー、タミー!」の絶叫だけで5分くらいの長回し(彼女の家まで突っ走り、ドアをバンバン叩きまくり・・・というシーン)という場面があったんだけど、見ていてあまりのヘタさに耐えられなくなってチャンネルを替えてしまったので、妙に脳裏にこびりついてます>「タミー、タミー!」。
  しかし、最近ではDVDやレンタルビデオでも、大人用の映画にもかかわらず、れっきとした吹き替えがあるんだから油断も隙もありゃしないんでございます。最近では、スティーブン・ブリル監督で、往年の名作『オペラ・ハット』をリメイクしてしまった『MR.ディーズ』。主役の俄か成金になったアダム・サンドラーと、執事のジョン・タトゥーロの遣り取りが珍妙なB級(爆)コメディーの吹き替えを、中川家が大阪弁でやるヴァージョンがあるのだ! アダム・サンドラーの方を弟の礼二、執事のジョン・タトゥーロの方を兄の剛が担当。その吹き替えヴァージョンの一部をたまたま観る機会がありまして、その違和感と脱力感たるや・・・。
  声優として上手い・下手というのを超越して、なにより、外国人の顔からベタベタの大阪弁が流れてくるのが致命的に変なのだ! ・・・この違和感、この妙な感触はなんなんだろうなぁ・・・と思っていて、ふと思い浮かんだのは、車の中で唇の周りを血だらけにした男と、金髪の女性が関西弁のイントネーションで会話する某CMでした。
女「あなた、スパゲッティ食べたでしょ?」
男「食べてないよ」
女「ケチャップ付いてるよ、口の周りに」
男「(ハンドルをバンバンと叩きながら)・・・食べました!」
女「(心配そうに) 私のクーポン券で?」
男「(混乱した頭を左右に振って、意識をしっかりさせようとしながら)つか・・・ったような気がします」
これだこれだ(^^;)。まるでこれのロング・ヴァージョンを見ているようなのだ(^^;)。絶対に、こんなのは借りて観ないもんっ、と心に誓いました。(6/10)

●田舎の定義

  横浜国際競技場に行くたびに、思い出してしまう出来事があります。それは、一昨年のサッカー・キリンカップの試合を観に行った時のことだったのですが・・・。JR横浜線に町田から乗り込んだ親子連れがいて、しきりにお父さんの方が、車窓からの風景を見ては「このあたりはまだまだ田舎だなぁ・・・」を連発したんです。「こんな田舎にスタジアムを作っちゃったんだなぁ・・・」、「横浜線って言っても、田舎を走るんだなぁ・・・」と、たまたま真横で聞いている、横浜線を普段使うことの多い人間(=私)としては「それはどうも申し訳ありませんでしたね」としかコメントしようのない状態だったのでございます。
お父さんが二十回くらい「田舎」を連発した後でしょうか。それまで無心に車窓からの眺めに見入っていた息子(小学校3・4年生くらい)が無邪気に、「じゃ、このへんって、小学校もないの?」と尋ねたのでございます。これにはさすがに、一瞬絶句して、苦笑いしながら「いや、田舎ってそういう意味じゃないんだけどね」とだけ答えたお父さん。その後は、急遽、これから向かうスタジアムの話題に切り替えておられましたっけ。
  息子さんの「田舎」の定義は分かり易いよなぁ・・・。「田舎=小学校がない」。多分、生徒は二山くらい越えたところにある小学校に歩いて通うか、ちょっとは都会の親戚のおじさんの家に置いて貰うんだろうなぁ。
  お父さんの方の「田舎」の定義を聞いてみたかったですね。これがいまだに残念です(笑)。(6/9)

●スポーツ日和

  天気のいい日曜日、たっぷりと顔に日焼け止めクリームを塗り、UVカット加工を施した帽子を被り、向かうは横浜国際競技場・・・。それもこれも、第87回日本陸上選手権兼世界陸上代表選考会を観るためなのだ。昨日、うっかりと夜のスポーツニュースを観るまでこのイベントのことを忘れていて、ダンナと二人で地団太踏んで悔しがったのである。(そもそもダンナは、なんでもスポーツは間近で観てナンボだと思っている人なので、一人で鈴鹿にオートバイの八耐レース観戦にも行ってしまうし、プロゴルフのギャラリーにもなれば、ワールドカップ前のサッカー日本代表の秘密練習場にまで出没してしまうヤツなのだ。)
  さて、前売りチケットも当然持っていなかったので、会場に着いたら一人2000円出して当日券を買わなければならない。これもちゃんと覚えてさえいたら、金・土・日の三日間通し券を前もって買っておいたのにー、とまた二人で悔しがる。・・・ところが、横浜国際の正面入口に着いて、チケットブースの方へ一歩前進した瞬間、その場に立ち尽くしていた黒尽くめの服装の男性(←この暑いのに・・・とっても怪しい)に、小さな声で「あのう・・・」と呼び止められたのだ。・・・これはもしやして、ダフ屋さん?と、うちら夫婦の考えることはこういう時だけ一心同体である。(しかも、多少なりともお安くなるんだったら、全然オッケー、とまたしても考えるあたりも妙に波長が合っている。)
  ところが、その人の話はダフ屋さんではなかったのだ。「あのう・・・、私の会社で三日間の通し券を買ってくれてまして、昨日までは会社の同僚と観に来ていたんですが・・・。今日は日曜なので、二人が来られないそうなんです。それで、券が余ってしまっているので、もし宜しかったら使ってくださいませんか」という、夢のようなお申し出をぼそぼそと辺りを憚りながら持ちかけてくれたの〜。ダンナと私はそれぞれもう財布に手がかかっていたので(爆)、「それは願ってもないことですが、せめて多少なりとも御礼をさせてくださいー」と懇願したんですが、それにも、「いえいえ、私も会社のお金で来ているもので」の一点張り。結局、一銭も取らないで、チケットだけを渡してくださったのでございます(−人−)←拝んでいる。
  というわけで、すっかり心温まりながら、観戦して参りました。男子棒高跳び、女子800メートル、女子400メートル障害で日本記録が生まれるなど、充実した内容で満足(^^)。一番期待していた、男子100メートル決勝の記録がわりあい平凡に終わったのは残念だったけれど、スタート直前の会場全体のピンと張り詰めた静寂は、やはり現場にいてこそ味わえる、痺れるような瞬間だった! ああ、やっぱりスポーツって素晴らしい・・・。スポーツ好きな人の優しさが身に沁みる・・・。

この高揚感は、帰宅して日本−アルゼンチンのサッカーの試合を観るまでは続いてましたっけ(^^;)。スポーツの三昧境のネタにしようと思っていたのに、何をどう書いていいのかすら分からないじゃないかっ>ボロボロの対アルゼンチン戦。(6/8)

●セキュリティ対策

  仕事上の知り合いのパソコンが、軒並みウィルスに感染してしまった(^^;)。幸い、すぐに発見・対応できるタイプのウィルスだったので復帰は簡単だったらしいのだけど、「注意した方がいいよ」と言われた。
そこで、ウィルスチェックと、不正侵入の防止&万一不正侵入があった場合は追跡調査できるエンジン搭載、個人情報の漏洩を防いでくれるプログラムを買ってきて、ダンナに導入して貰ったのだ〜。
いやぁ、たいへんでした。なにせ、ウィルスチェックを始めたら、去年の7月(今のパソコンを使い始めた時期である)以来の全てのファイルをスキャンし始めたのだ! インターネットで見た全ての過去履歴もチェックしているのだ!!
所要時間およそ2時間(^^;)。最終的に、スキャンされたファイルは54938個
結果として、一つもウィルスに感染したものはありませんでしたけどね(←やれやれ、である)。
ところで、当分の間、ネットで新しいサイトにアクセスするたびに「クッキーを残しますか、どうしますか」という小窓が出ることになってしまった。わずらわしいけれど、やっぱりやらないといけないことなんだろうなぁ・・・。通りすがりのサイトだったら、残さない方が無難かもしれないし・・・。
2時間もパソコンをハラハラドキドキと見守ってしまったので、今日はもう文章を書く気力がないですだ(^^;)。(6/7)

●マリー・アントワネットの首飾り

  久しぶりに映画の話題など。いやぁ、映画館にさっぱり足を運ぶことがなく、ここのところ、映画といえばWOWOWかスカパーでばかり観ているもので、なんだか恥ずかしくて(笑)。しかし、この『マリー・アントワネットの首飾り』は、2001年の作品なので、比較的最近の映画と言えるでしょうか(^^;)。・・・それに、巷で殆ど話題になってなかったし(爆)。監督はチャールズ・シャイアー。『赤ちゃんはトップレディがお好き』とか、『花嫁のパパ』とかを撮ってる人だよなぁ・・・。

  ええっと、この映画の売りは「ジャンヌ・ド・ヴァロアは同情の余地のない悪女じゃない!」という史観(←なのか?!)で作った「王妃の首飾り事件」再構成、ということでしょうか。なにせ、ジャンヌを演じるのは『ボーイズ・ドント・クライ』のヒラリー・スワンク。内省的な表情、きりりと引き締まった肢体と美しい姿勢で、固い意志の力と深い精神性を表現しておりますのです。(一部、棒立ちの演技もあるが(^^;)。) 一方、マリー・アントワネットを演じるのは、よく知らない女優さん。金髪碧眼のおマヌケそうな顔で、台詞回しもヒステリック。一方のヒラリー・スワンクが、美しい低音を響かせた台詞を誠意を込めて語るのに対して、あまりにも演技の格が下すぎる( ;´Д`)。
  そして、この映画では、ジャンヌはれっきとしたヴァロア王朝の正嫡、ということになってます。(史実では、「騙り」に近いということなんだけどね・・・。) 幼い頃に、生まれ育った屋敷(!)を失い、せめて自分の身分にふさわしい待遇を求めて宮廷に伺候するも、気位の高いマリー・アントワネットからは声すら掛けてもらえず、おおいに誇りと尊厳を傷つけられるというもの。そこで、アントワネットへの復讐と、生まれ育った豪華絢爛たる屋敷を取り戻す手段として、「王妃の首飾り事件」を首謀するんであります。
  正直なところ、この映画を観ながら、ムズムズしてました。なんというか、私くらいの年代の女性なら誰でもそうだろうけど、「ベルばら史観」というものがあるじゃないですか(笑)。フランス革命前後の歴史は、池田理代子の漫画で学んだ〜みたいな。もしかしたら、この映画が作られたアメリカでの一般的知識などは言わずもがな、あるいは当のフランス人よりもフランス革命関係にマニアックな知識を持っている場合すらあるのよ(^^;)。たとえば、ジャンヌには妹がいるはずだ、とか。(漫画ではロザリーですが、実際にジャンヌには妹がいます。)
  丁度、先月に種村季弘の『山師カリオストロの大冒険』を読んで、この「王妃の首飾り事件」の復習もしたところだったので、しょっちゅうツッコミを入れながら観てました>この映画。ルイ16世が、すっきりと引き締まった体型で登場するのも、ものすごく違和感あるしさー(^^;)。
  ヒラリー・スワンクは確かに野性味溢れるジャンヌ向きなんだけど、全体として見た時に頭が混乱する映画として、お暇な方は是非どうぞ。(6/6)

●料理番組

  欧米の料理番組を観るのが好きである。外国で、夕方などにぼやーっとホテルのテレビで観ている時もあれば、日本のテレビでたまたま埋め草的に放送されているのを観る時もある。メジャー局ではなく、テレビ神奈川やNHK BS−2、スカパーの中のLaLaTVという局で主に放送されているのだ。
  何故、欧米の料理番組が好きかというと、登場する人々がめちゃくちゃ不器用だからである(^^;)。まずもって標準的な日本人よりも相当不器用だと思われる私よりも、輪をかけて不器用だ〜。先日、NHK−BSで観た料理番組の女性は、偉そうに「リゾットを作ります」と言い、そのための香草(エシャロットとセロリ)を「出来るだけ、細かく刻んでください・・・フード・プロセッサーを使ってもいいのですが、これくらいの少量なら、後で洗う手間を考えると、ナイフでやってしまいましょう」と言いながら、両方に持ち手のついた半月刀みたいなどでかいナイフで、エシャロットとセロリを力強く 親のカタキみたいに切り刻んでいた。・・・とはいえ、その結果は、私が包丁一本でちゃっちゃとやってのけるみじん切りに遠く及ばない(^^;)。
  更に、テレビ神奈川で観たイタリア系のアメリカ人シェフが作るイタリア料理も面妖だった。パスタ料理なのだけど、「お客様が来た時に、パスタを時間どおりに茹でるのは面倒だよね? そんな時のために、僕がいいアイディアを教えちゃう。勿論、タダでね」という寒い前フリの後、伝授してくれた秘伝というのは、「前の日に、パスタをあらかじめ”もうちょっと”ってところまで茹でて置くんだ。そして、オリーブオイルを絡めて、冷蔵庫で冷やしておいてっ。あーとーは、お客様が来た時に、もう一度茹で直すだけ。・・・どう? 簡単だよね?」とのたまった。うちのダンナはすかさずテレビに向かって、「だからアメリカで喰うパスタは不味いんだよっ!!」とツッコンでましたが(^^;)。
  そして、どの番組でも共通して言えるのは、およそ盛り付けに美意識がないことである。ミートローフを作ったら、それがボーンとお皿に盛られているだけ。彩りを考えた付け合せ、とか、栄養バランスを考えてついでにこれも作っておきましょう、という考え方がないみたい。たまに付け合せも作ると、判で捺したようにマッシュポテトだしな(^^;)。

  賢明な皆さまはもうお気づきだと思うが、何故これほどまでして、一向に役に立たない欧米の料理番組を観るかというと、ひとえに「ああ、我が家のご飯は美味しいね〜」という錯覚に陥れるからである。どうよ、この細かいみじん切り? 盛り付けのセンス? 多種多彩なお惣菜・・・と、暫くは盛り上がるのだ。当然、食も進む。日本の家庭の平和な食卓を守るために、どこかの局で、毎夕食時に欧米の料理番組を放映してくれないものだろうか。(6/5)

●たぷたぷ

  一昨日、自動身分証明書写真撮影ボックスに入れない体型の人、の話を書いていて思い出しました(^^;)。
以前にうちのダンナがアメリカに出張に行った時の話。普段、到着時と帰国時にしかメールをくれない人なのに、出張の半ばに、妙にあせったメールが私に届いたのであります。内容は、「今、僕が泊まっているホテルが、昨日から太った人(←ここには実際は、現在は差別用語の一つとも思われる”●●”が入っていた)の団体で占拠されています。本当に、丸々と小山のように太った●●ばかりです。同じフロアで、記念撮影大会をやっていたり、夜遅くまでお互いの部屋に出入りしては奇声を発しています。圧倒されます」というもの。
  帰国後、このメールについて質問すると、なんでも、全米●●連盟の地方支部大会か全国大会か分からないながら、ともあれ、●●を誇りとする人々が集いあい、互いの体型を誉めあい、それを維持するための努力を語り合い、おおいに羽目をはずして遊ぶ集まりが開催されていたらしいのだ。エレベーターホールでも、食堂でも、そして自分の部屋があるフロアでも、とにかく視界に入る人が全てアメリカでも極め付きの●●、という光景はなんとも超現実的だったらしい。「ジャバ・ザ・ハットだらけの星に行ったようだった・・・」とダンナ。フロアの廊下の遠近感がよく分からなくなるほど、だったらしい。
「そんなにシュールだったのなら、写真くらい、撮ってきてくれればいいのに・・・」 「だって、カメラなんて持って出張に行かないじゃん」という不毛な会話が交わされた後、私は一人で、ルーベンスの画集をひもとき、たぷたぷに肉を持て余している裸婦たちが、これまたこの世のものとも思えない巨漢の肩に担ぎ上げられて略奪されてゆく絵などを見て、うさ晴らししたのでした。(6/4)

●怒る人々

  今日は、色々と怒っている人々に遭遇する日だった。まず、銀行でお金をおろそうと思ったら、現金引き落とし専用のキャッシュ・ディスペンサーが全て「使用不可」になっていて、振込みも出来るキャッシュ・ディスペンサーに長蛇の列ができていた。別にどうしても今日おろさなければならないお金でもないので帰ろうとしたら、銀行のフロアで声高に銀行員をののしっている人を見つけた。事情はよく分からないのだけど、私と同年輩くらいの女性が、椅子に腰掛けたまま、横に立って頭をコメツキバッタみたいにぺこぺこと上げたり下げたりしている男性銀行員に、ややかすれ気味の甲高い声で、ののしり言葉を浴びせ続けていた。思わず遠くから暫く聞いてしまったところ、どうやら「通帳記帳してもらって、新しい通帳に繰越されたのが不満」らしい。
「そんな通帳いらないのよ、バカ!」、「いえ、でも、これまでのお通帳が一杯になってしまったのですから」、「どうして勝手に作っちゃうわけ? 信じられない」、「今は、お客様のご印鑑を頂かなくても、当行の方でお客様印を記憶しておりますので、通帳は自動繰越で作られますので」、「だから、それを勝手に作らないでほしいのよっ! 私の言ってること、聞いてる?!」・・・ってな調子で、まだまだ続きそうだった。うわー、こういう状況、私は駄目だー・・・と思いつつ、そそくさと銀行を後にした。
  ところが、次に向かったスーパーでも、また揉め事が。今度は、スーパーの入口付近に設置された「自動身分証明写真撮影ボックス」を巡っての出来事。見るからに「貴女は、あのボックスには入れないでしょ・・・(^^;)」と忠告したくなるような体型の女性(←ものすごーーーく婉曲な表現です)が、案の定、ボックスに入れないと言ってお店の責任者を呼んでくれと大騒ぎしていたのだ。・・・とはいえ、別に写真撮影ボックスはスーパーマーケットの管轄じゃないし、その女性だって、無理にあんなところに入って撮影しなくても、その周辺に写真屋は沢山開店しているのである。この女性も、多分私と同年輩だったなぁ。
  私は、「言っても仕方のないこと」で大騒ぎするのが面倒くさいし、なによりも自分が消耗するので、とてもそこまで根気よく粘って怒る気になれない。そのぶん、自分の中にストレスが溜まる場合もあるのだけど。・・・しかし、今日見た二人も、けしてストレスが解消できている顔つきじゃなかったよなぁ(^^;)。おおこわ。(6/2)

●小ネタですが

○貴乃花の断髪式の模様を、テレビ中継でちらりと観ました。あのテレビ中継って、やっぱり貴乃花夫人の元所属していたテレビ局に優先権利があるのかなぁ。夜にはパーティの模様まで生中継だ〜。昨日の寺尾の断髪式には、うるうると込み上げるもののあった私だけれど、ここまで派手だと素直に感動するよりも反発する方が先になってしまうのは、困ったものである( ;´Д`)。相変わらず、兄・花田勝は自分の方が先に泣いてしまいそうな顔で鋏を使っていましたっけ。それと、貴乃花のご長男はどうも相撲向きではなさそうである(^^;)。むしろ、アナウンサーの遺伝子が強いみたい(爆)。

○ペットショップをひやかしていたら、犬の洋服が今凄いことになっていることに気がついた。ご主人がボート遊びをする時にでも着せるのか、犬用の救命胴衣なんてものまである。しかも、背中にトランクのような取っ手付き。犬がぷかーんと水面に浮かんできたら、それを掴んで引き上げるためらしい。・・・だけど、元来 犬って泳げるんじゃなかったでしたっけ? 
他にも、造花でできたレイ付きのアロハシャツだとか、鈴のぶらさがったお守り付きの神輿半纏だとか、雨が強い時用のブーツ(当然、四つで一足)なんてものまでありました。しかも、私が普段買う洋服よりも、遥かにお値段が高いの〜。冗談半分、「うちの大きめのぬいぐるみに着せられるかも」なんて言いながら物色していたにもかかわらず、お値段を見て、即座に購入を断念したのは言うまでもありません。(6/1)