| はじめに | ||
| 丈夫だと思っていた体も 年とともに本人の思いを裏切るように、悲鳴をあげはじめた。 最初におかしいなと気づいたのは4月頃、妻と二人で奥武蔵へハイキングへ出かけた時だった。駅から山へ入るまでの舗装された急な坂道を歩いていると、だんだん息が苦しくなった。100メートルを全力疾走した後の息苦しさと言ったらわかってもらえるだろうか。 この症状が、最初の頃は山に行くときや、急な坂道を登った時に出てきたのだが、やがて駅までの通勤途中や蒲団の上げ下ろしの時にまで出てくるようになった。駅までほぼ1kmの距離は十数分で歩くことができるのだが、息苦しさの症状がでると立ち止まり立ち止まり歩くものだから、二十分ぐらいかかってしまうようになつた。 駅の階段を登るときは、まず十分休んで息を整えてから登り始め、いけるところまで登り、息が苦しくなったら一休みし、また息を整えるといったことを繰り返しながら手すりを伝って登る。時には二度、ひどいときは四度ぐらい休まなければならないときもあった。 多分『狭心症』だろうと思った。母が『狭心症』でバイパス手術を受けている。その症状と同じなのだ。 症状が一向に好転する兆しも見えず、ガマンもできなくなり病院へ行かざるをえない状況に追い込まれた。 病院へ 4日目 5日目 6日目 4ヶ月後の再検査入院 その後 |