スタート前チェックが始まる時刻、ひとまず暖気場で暖気し、そのままバイク をSさんとHさんに預け、チェックを受けてもらう。僕は着替えを済ませ、 気を落ち着かせてウェイティングエリアに向かう。
前のクラスのスタートをみてシグナルのタイミングを確認。暫くするとブリー
フィングが始まった。
終わるとすぐに移動が始まり、緩やかな登り、重い750ccを押してもらう。
ライダー冥利に尽きるねぇ(ぉぃ
選手紹介も終わり、クルー退去のアナウンスがあり、Sさん、Hさん、彼女
が励ましの声を掛けて、ピットに戻っていった。いつものことだけど、この
瞬間が一番孤独に感じる。もう誰も助けてくれない。頑張ってくれたクルーの
ためにも、頑張らなきゃ、と思う瞬間だ。
オフィシャルの合図でウォームアップラップが始まる。今回はウォーマー無し
なので、フルブレーキングとフル加速を繰り返しながら、タイヤ温度を必死で
上げる。たった2kmなので、ウォーマーを巻いてる連中にはかなわないけど、
最終でフルバンクしてみて大丈夫、と自分に思いこませてグリッドに着く。
2列目インから2番目、悪くないポジション。しかし、最後尾がグリッドに
着くまでの時間の長いこと、長いこと。周りのエンジン音が騒がしくなって、
初めてスタート直前であることに気付き(ぉぃ)、慌てて自分も回転を上げて
シグナルを見上げる。間もなくレッドが点灯し、そしてグリーン!
スタートはまずますのタイミングで切れた。が、微妙に前方をふさがれて
しまい、アクセルを戻してしまう。1コーナーまではそれほど距離が無いので、
そんなにスピードも乗らない、ブレーキングを遅らせて進入。しかし、まだ
タイヤが温まりきってないので微妙に滑る。なんとか立ちあがった時点で、
自分は4位くらいであることを確認する。
そのまま周回を重ねるが、途中、1ヘアの進入でミスって順位を落として
しまう。また、バックストレートでも焦りからか、シフトアップのタイミング
でショックを出してしまい、ハンドルが振れ始めて最終の進入が甘くなり、
じりじりと前車が遠のいていく。
心配になって後方を確認すると少し距離がある。でも、これが失敗。中途半端
な安心感と、じりじり遠のいていく前車を追いかけようとする焦りとが合わ
さって、微妙にリズムにズレが生じはじめ、細かいミスが目立ち始める。筑波
は1周が短いので、一つのコーナーでミスると、ずーっとタイミングがズレて
しまう忙しいサーキットで、落ち着いて気持ちをリセットしてる間もなくどん
どんレースは進んで行く。
それでも今日は頭だけは回転してて、ラップカウントも出来てたし、後方の
距離を確認しながら5位というポジションを守りきれると確信しながらラップ
を重ね、そしてゴール。