けびおとしーちゃん、それにけびおかんは塗装屋さんです。
塗装っていうと、一般的にはペンキ屋さんを思い浮かべる方が多いようですが
実は塗装にも建物の塗装・金物の塗装・木の塗装など全てにおいて専門分野があります。

けびおたちの専門は木製品の塗装。
家具・店舗什器・小物など、特注木製品の塗装が主な仕事です。
塗装屋でも「家具塗師屋(かぐぬしや)」と言われています。

よく知られていないこの仕事を少しでも多くの人に知っていただけたらと、このページを作ってみました。
塗装工程を大まかに紹介していますのでご自分で塗装する時の参考や
こんな仕事があるんだなぁって思っていただければ幸いです。(^^)
よかったら、けびおとしーちゃんの仕事ぶりを見てみてくださいね!
けびおのお仕事
普通は塗装専門の工場で仕事をするのですが
お客さん(木工所)の工場での出張塗装がけびおたちのスタイルです。
(ぢつは、うち、工場がないんですよ・・・汗)

この日は、個人宅のリフォームで使用する
引き戸枠(鴨居・敷居など)塗装のお仕事です。
長さ(ワイド)が4mくらいあるんですよー。
まず最初に製品の木地調整でペーパーをかけて木地の表面を均します。

荒い木地だと、どんなに頑張っても色や艶がムラになってしまいます。
木地が整っていると、色のつき方もムラなく均等になるので
仕上がりがとてもキレイになります。
(人間のお化粧を一緒なんですよぉ)

木のお化粧をするのが、けびおたちのお仕事。
だからこそ、念入りに下地調整をします。(^^)
木地調整が終わったら、次は色を作ります。
木の塗装には、木目を出す塗装(染色塗装)と
木目を完全に消してしまう塗装(塗りつぶし塗装)がありますが
今回は染色塗装仕上げなので、木に色をつける着色剤を作ります。

ステインと呼ばれる着色剤には色々と種類がありますが
けびおたちはペンキを調合した「ペンキステイン」を使っています。
(もちろん他の顔料系ステインも使うけど、材料代が高くてねぇ・・笑)
白・黄色・赤サビ・黒の4色がけびおたちが使う基本色。
これを混ぜて様々な色を作っています。
上の4色を使って作った着色剤です。
今回は肌色っぽいものと、茶色の2色を作りました。
着色剤は、木の色も計算して作らなければならないので
見本板と同じ色になるように何度も何度も微調整を重ねて作ります。
ここで失敗(色が出せない)すると、お金がもらえないので
一番重要な工程なんです。(笑)

色作りにはマニュアルがあるわけではないので
ほとんど勘と経験で作ってます。^^;
色が出来たら、着色開始!
刷毛で木地に色をつけていきます。

木目に沿って色をつけていくと、シミになりにくいんですよー。
色をつけたら、余分なステインをウエス(布)で拭き取ります。

拭き取りまでの放置時間や、拭き取る時の力の入れ具合で
色の濃さが変わってしまうので細心の注意が必要です。

色ムラが出ないように、木目方向で平均に拭きとっていきます。
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