水子供養
仏教では、父母を縁として宿業を因として人はこの世に生まれているといっています
人間の生命を宿す肉体に4次元より待ち受けていた因である生命が、
肉体に宿るのです。母親は、次元の違う生命が入った故に、つわりが
始まるのです。4次元より因縁のある父母を選び10ヶ月母親の胎内で
養育され、出産となります。その瞬間に、前世の一切を忘れ、人間界
の暮らしになるのです。
長い長い年月をかけ仏の計らいにより選んだ親にあっさりと無常にあ
の世に送られるのが中絶された水子の霊です。
この世に生まれた人間は、色々と教育を受け仏の教えにも会え、彼岸
の世界に行く用意が出来ますが、水子には出来ません。親の愛情も知
らず、やっと選んだ親にあっさりと闇に葬られるのですから、怨む怨
まない以前の問題で、とにかく悲しい思いで『賽院の河原』に入って
いくのです。
水子の場合、『三途の川』を渡ることが出来ず、賽院の河原での苦行
が始まります。『一つ積んでは父の為、二つ積んでは母の為、三つ積
んでは古里の、兄弟我が身と回向して』(賽院の河原の物語より)と
あるように、この回向により三途の川を渡り次の霊界(仏界)へ行く
努力をします。
しかし、日暮れになると地獄の鬼がやってきて、「お前の父母は、何
一つ回向してないのに何故お前が回向する必要があるか」と錫杖で積
んだ石をうち砕いてしまいます。
それでも、父母にたずね会えることを楽しみにして、打ち砕かれては
積み、打ち砕かれては積みと繰り返すのです。
現世の子供には、やれ学校だ習い事だとありとあらゆる事に神経とお
金を使い、その子が亡くなると親は、気狂いのように泣き叫び悲しみ
ます。そして丁重に葬り心からの法事を致します。
しかし、
闇に葬った水子に対してはどうでしょうか?水子もそれこそ汚れのな
い魂なのです。心からの供養を怠るような父母であったとすれば、そ
の現世の子供が幸せに育つわけがないのです。この差をどうお考えに
なるでしょうか?霊魂というものは、そんな生易しいものではありま
せん。水子は怨念ではないと云いますが、この悲しく無常な目にあわ
せた親の罪は永遠に消えることはないのです。不浄仏霊となった水子
の迷いをさますためには、御仏のご加護の元に水子の霊を慰め、実生
の子供と同様の待遇をして、殺生戒を破ったことをひたすら懺悔し
て、その罪を詫び迫害供養することです。
賽の河原・亡くなった子供が、父母の供養のため、小石を積んで塔を作ると
三途の川・死者が冥土(死者の霊魂が行くと云うところ。あの世)へ行く途中、
云われている三途の川の河原
死出の山を越えてから渡る川。
善人は橋を、軽い罪人は浅瀬を、悪人は深いところを渡ると言う。
| 水子供養 お申し込み方法 |
当院では、毎月第三日曜日に合同水子追善供養を執り行っております
随時、お電話またはFAXにて受け付けておりますので、お気軽に
お問い合わせ下さいませ。
尚、合同ではなく個別でも受付を致しております。
その他ご質問等がございましたら お電話、FAX、にて
お問い合わせ下さい。
御供養料に関しましては、下記の通りでございます。
合同御供養料 一体に尽き 金 5,000円
個別御供養料 一体に尽き 金30,000円
真言宗 福寿山 如意院