大屋建築計画事務所

Oya's Planning Manner O'sコラム プロフィール 施工実例 住まいづくりの流れ home
Oya Architecture Planning Office

vol.9 構造の見える住まい
vol.8 キッチンの設計
vol.7 和風と洋風
vol.6 基礎コンクリート
vol.5 基礎の配筋検査
vol.4 土間のある 
vol.3 吹き抜けの効用 
vol.2 半田山の家
vol.1 自己紹介 
 
 

vol.9 構造の見える住まい

 

 

私は、木造住宅の設計をする場合、柱や梁などの構造材が見えるようにしています。

もともと日本の住まいは、柱と梁を基本につくられていて、その間を土や板などでふさいで壁をつくってきました。

でも、このごろは、柱や梁の上に、プラスターボードと呼ばれる石膏板を貼って、その上にビニールクロスを貼って仕上げることが多くなっています。ビニールクロスを貼ると、壁や天井の中が隠れ、見た目はきれいに仕上がり、コスト的にも安くできます。でも、骨組が見えないため、施工の様子がわからなかったり、カビが生えたり、腐ったりしてきても、気づかないことがあります。

一方、柱や梁が見える家では、家が完成した後も、大工さんの仕事ぶりが見えるので、腕の発揮しがいがあります。設計者にとっても、構造材を見せた設計は緊張するものです。構造的にきちっと収まっていないと、それが、インテリアに表れてしまうからです。

柱や梁などの見える家は、昔の家のようで、モダンさがないと感じる人もいるかもしれません。でも、木やしっくいは、年とともに色が落ち着いたり、つやが出てきたりして、長く住み続けるにつれ、家全体に表情がつき、味わいが深まってきます。

写真は、平屋の住まいの居間と和室。屋根の下地となるタルキもインテリアとして見せています。21cm角のケヤキを大黒柱にし、松の丸太も1本、梁に使っています。住まい手が、化学物質に敏感だったので、材料は、すべて自然素材としました。この家に住むようになってから、アレルギー体質もよくなったそうです。この冬は、寒さが厳しかったので、薪ストーブが大活躍したことと思います。

 

 

   

ページトップへ

罫線