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| 伝統的な木組みにより接合された骨太の柱と梁 |
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| 梁がそのまま見える和室 |
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民家型構法は、現代計画研究所(勤務していた建築設計事務所)が、1980年代から提唱している木造住宅の構法システムです。
(詳しくは、現代計画研究所HP(http://gkk.on.arena.ne.jp/kigumi-home)、または、住宅建築別冊54・2002年11月号をご覧ください。)
日本の木造住宅には、数寄屋的なものと民家的なものの、2つの大きな流れがあります。数寄屋は、茶室や料亭などに代表されるような、繊細なデザインや無節などの木の特殊な美しさを重視した木造建築です。一方、民家は、節の有無など気にせず、木の持つ自然の素朴さ、たくましさといった材質感を重視しています。そして、骨太の柱や梁が露出し、少なくとも100年以上の長期に渡る耐久性の確保を目指しています。そのような民家の持つ、素朴なぬくもり、自然な心地よさ、耐久性の高さなどを、現代の木造住宅に活かそうとするのが民家型構法です。
民家型構法には、次のような特徴があります。
- 柱や梁などの構造材に骨太な材料を使って、耐震性と耐久性を確保する。
- 基本の架構フレーム(柱や梁の配置の仕方)を単純明快にして、地震時に一部に無理な力が掛からないようにする。
- 柱や梁などの構造材をそのまま見せて使う。これにより、木の調湿機能や心地よい香りなど、木の持つ特徴を活かすことが出来る。また、同じ天井高を確保しても、梁を天井裏に隠さない分だけ階高を低くでき(40センチ程度)、階段の段数が少なく上り下りが楽になる。
- できるだけ伝統的な木組みにより、柱や梁などの部材を接合する。素材特性が違うため、木と馴染みが悪い金物を、必要以上に使わない。これにより、耐久性が向上し、接合部分に金物が見えなくなるため、美しい仕上がりとなる。
- 木をふんだんに使い、漆喰などの自然素材と組み合わせることにより、素朴でぬくもりのある居心地の良い空間を造る。
私は、この民家型構法の考え方を基本として、住まい手の要望やライフスタイル、家族構成にあった、住まいづくりの提案をしていきたいと考えています。
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