

![]() | 1989.7.23 ロンドン生まれ 2001. ゴールデン・アップル賞 Youth Male Discovery of the Year 受賞 |
タイトル前のは、管理人主観のダニエル的満足度。
が最高。
は未見。
ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008)...ハリー・ポッター
面接試験に行ってもいいようなすっきりした短髪が爽やか。他の子役俳優達が最初の頃と較べると驚くべき変化を遂げているのに対し、彼は基本的にはそんなに変わっていないように見える。といっても「賢者の石」と較べるとその成長は著しいけれど。今作のハリーは、どちらかといえば自分が派手に動き回る方ではなく、周囲の動きをじっと見ている側とも いえる。ロンとハーマイオニーを見守る目線に、演技自体の大人への成長が感じられた。あと一作(二本立てになるようだが)、たっぷり演じ切ってほしい。
マイ・ボーイ・ジャック(2007 TV)...ジョン・キプリング
主役であるラドヤード・キプリングを演じたデヴィッド・ヘイグの作品。「ジャングル・ブック」の作者としても有名なキプリングの18歳の息子が第一次世界大戦で行方不明となり、安否を気遣い事実を受け止める家族の苦悩を描いている。視力が悪いため兵役は不合格とされていたのに、父親のコネで採用され、克服して年若いながら将校となったジャック。 そして戦地に送られて散る。家族、特に父親の愛情と苦悩、そして少年の心の成長が鍵となっている。年齢は少年でありながら大人の演技が要求される役で、堅実に演じていて好感が持てる。デヴィッド・ヘイグも実に味のあるいい芝居をしており、こういう創作能力も兼ね備えている俳優に育てられるというのはとてもいいことではないだろうか。
ディセンバー・ボーイズ(2007)...マップス
夏休みを海辺の民家で過ごすよう招待されたオーストラリアの孤児院の少年で、12月生まれの四人の中で最年長。一人体も大きくて思春期に入っているため、他のまだ子供っぽい少年達とは一緒にいてもズレがある。家族が欲しいという思いは以前から持ち続けているままだろうけれど、自由になりたい年相応の欲求も見せる。 煙草を吸ったりする大人びた表情と初めて女の子を好きになる初々しさが混在しており、魔法と眼鏡のない素朴な役も合う。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)...ハリー・ポッター
大人っぽくなってて吃驚した。原作では上巻まるまる一冊ハリーの苛立ちと疎外感でげっそりした覚えがあるけど、うんと大人になった風貌には葛藤と戸惑いがよく似合っていた。演技力も格段にアップしたようで、神秘の部屋でヴォルデモートに内側から苦しめられるシーンでは今まで見たことがないような表情を見せた。まわりの 少年少女達がどんどん大きくなっていくので、彼が小柄であることがかなり目立ってきたけれど、もともと原作ハリーがすごく痩せていることを考えれば肉体的ハンディもふさわしく思える。あと二作。願わくばこの役に関しては少年らしさを残したまま成長していってほしい。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005)...ハリー・ポッター
髪も長めになって身長はともかく随分大人っぽくなりましたね。一番驚かされたのは入浴シーンでしょうか。しっかり大人じゃん、もう。リータ・スキーターが12歳なんて間違えたって笑えない。14歳と答えたって信じない(笑)でも年齢の問題はよほどのことがなければ心配するほどでもないと思う。出来るなら最後までハリーを 演じてほしいですね。今作でもラストにあんなにつらい思いをするハリーなのに、次作ではもっと追い込まれるのを思うと、ハリーに対するイメージを途切れることなく維持し続けたいので。役者が変わるとどうしても途切れる。まぁ次は彼が演じるそうで。肌綺麗ですね。それと明るい目。あの目がいいやね。作品をたまらなく悲壮に しない事に貢献している。そして体の成長だけでなく、泣くシーンもうまくなり、演技にも説得力が出てきた。次のハリーはもっともっと暗い。彼の成長ぶりがまた楽しみだ。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)...ハリー・ポッター
前作でハグリッドが送られた刑務所アズカバンから脱獄したシリウス・ブラックの影に怯えながらもホグワーツでの三年目に突入したハリー。しかし彼の恐怖は、そのアズカバンの看守を勤め、シリウスの捜索をする吸魂鬼ディメンターが彼の奥深い感情の底にある暗さを甦らせてしまうことだった。大きくなったなぁダニエル君。 最初の方で部屋で壁?を蹴飛ばすシーンが出てきたり、いらだって怒鳴ったり、ホグワーツの寮部屋でくだらない騒ぎで盛り上がったり、生身の少年らしい力強さが強く感じられるようになったのは、監督の力だけではないだろう。表情ものびのびしてきた。ただホグスミードでのショックで泣いてる?らしき シーン、声は嗚咽だったのに顔に涙が見られなかったのはちと残念。もっと取り乱していいのよハリー(鬼)。
ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002)...ハリー・ポッター
ホグワーツ魔法学校の二年生になったハリー。相変わらずマグルのダーズリー家では肩身の狭い思いをしている彼だが、魔法界では知らぬ者が誰一人いないほどの有名人だ。そんな彼が、「危険だ」と屋敷しもべ妖精ドビーの忠告を受けていながらホグワーツに戻り、再び開かれてマグルの血をひいた 者を狙うという秘密の部屋の謎を解き明かし、伝説の怪物と対決する。最初のシーンから 大きくなったなぁと感心させられる。無茶することに微塵のためらいもない、強気なハリーのまっすぐな意志がダニエルの青い瞳にピタリと同調していて心地よいほどだ。ロン、ハーマイオニーとのチームワークも バッチリで、安心して見ていられる。白い綺麗な肌がすすだらけに汚れてる時間がかなり長く感じられること(クライマックスはずっとそう)や、アクションが多い分、繊細な内面を表現するシーンは少なかった気がするので、次の「アズカバンの囚人」での内面的演技を期待したい。
ハリー・ポッターと賢者の石(2001)...ハリー・ポッター
"生き残った男の子"。闇の魔法使いに襲われてただ一人生き残れた赤ちゃん。人間界では虐げられてる孤児の男の子が 11歳の誕生日に自分が有名な魔法使いであることを知る・・。 世界中で大ベストセラーの原作ファンになった私も 彼のハリーに全く異議なし。イメージにピッタリ。グッと表情に力がはいると鼻がピクッとするのもいいし、いかにも育ちの良さそうな おっとりした個性にどこか内面的な深さを感じさせるところもいい。笑顔がホントに可愛いし(個人的には鏡の中のウインクがいいのだが)。今の彼は演技より資質(とハリー見た時点で思ったけど「デビッド・コパーフィールド」でかなりの演技力も判明。訂正します)。 正直、この映画の彼より 変声し急激に少年らしくなってるUKプレミア以降の彼に魅力を感じる(男の子の母なんだから もう少年に目をつけるのはやめようという誓いを破らせた〜ブラッド・レンフロ以来の最年少記録^^;)。これからどう育つか、 見守るのが最高に楽しい時期に突入だよね。ずっとハリーやって欲しいけど、他のタイプの作品でも見たいし、ジレンマ。
テイラー・オブ・パナマ(2001)...マーク・ペンデル
テイラー・オブ・パナマ、その名のとおりパナマの仕立て屋で諜報部員に協力することになるペンデル(ジェフリー・ラッシュ)とその妻(ジェミー・リー・カーチス)の息子役。話には全然 からんでこない子役です。ぼっちゃん刈りと血色のいい頬がすっごい可愛い。しかしハリーと比べると随分子供っぽくてちっちゃいよ?それに妹役の子の方がセリフやアップも多いなぁ。
デビッド・コパーフィールド(1999 TV)...デビッド・コパーフィールドの子供時代
BBCのTVドラマらしい、映像は美しく格調高く作られた良質のドラマ。原作はチャールズ・ディケンズ(の自伝的作品)なので、話は非常に良く出来ていて 脚本も細かい部分までしっかりしている。前・後編に分かれていて、前編は主に少年時代を描いているため、主人公を演じる ダニエルはほぼ出ずっぱりと言える。後編にはいる直前で青年役の俳優に変わるが、はっきり言ってダニエルの勝ち。作品として描かれた部分では、ハリー・ポッターが"生き残った男の子"ならこちらは"いぢめられた男の子"、ハリーよりも遥かに不幸な境遇の可哀想な少年で(そこがディケンズだよね。オリバー・ツイストとかみたい)、青い大きな瞳やむすんだ口元が いじらしくて、クリス・コロンバスやマギー・スミスが気に入ったのも無理ないわ。とてもうまい寂しげな表情をしてみせる。派手に泣いたりわめいたりという部分は皆無と言っていいくらいだけど、物凄く印象に残る演技です。9歳だということだけど、頑張ってるよ〜。ドーバー海峡を見下ろす草原で 凧上げるシーンがとても素敵で、彼の笑顔もまるで花のように愛らしい(*^^*)。だから大人に変わっちゃうと逆に腑抜けに見えて(言っちゃった) なんか魅力が不足なんだよね。ただの語り手になっちゃって、彼を取り巻く人達の方がずっと魅力的なんだもの。 マギー・スミス、ボブ・ホスキンス、イアン・マッケラン、アラン・アームストロングなど個性と実力を備えた役者の味のある演技が堪能出来るし、ホント見応えあります。 ダニエルはこんないい作品でデビューして いい演技してるんだから、ハリウッドのコマーシャリズムが彼の良さを損なわないことを切に願う。