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< 目 次 >
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皮膚の病気は、どんなことが原因でおこるのですか?
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皮膚の病気は、内臓の病気がもとで生じる「皮膚症状」と、アレルギー、感染症、代謝異常症、自己免疫の病気、遺伝の病気、先天性異常の病気、腫瘍などの「皮膚だけの病気」の2通りの原因があります。
しかし、これらには原因がはっきりわかっているものとわかっていないものとがあります。 アレルギーや自己免疫の病気は、症状の出る仕組みはだいたいわかっているのですが、根本的な原因まではまだあまりよくわかっていません。
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「かぶれ」と「湿疹」はどのように違うのですか?
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かぶれと湿疹は皮膚病としては基本的に同じものです。
ただ、そのなかで原因のわかっているものをかぶれといい、かぶれ以外のものを湿疹というと理解してください。
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じんましんになりやすい人は、日常どのようなことに注意すればいいのですか?
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食べ物によるアレルギーの場合、いろいろなタイプがありますが、どうも一定の食品が原因らしいと考えられたら食事日記を作って、どんな食事のときにじんましんが生じたかを4〜5回書き出してみてください。
そうすると原因物質がだいぶ絞られてきます。そのあと病院に来てもらえば、たいへん能率的に検査をすることができます。
ただし、記録するときには必ずそのとき食べたものをすべて書くようにしてください。
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「アトピー性皮膚炎」と「食事アレルギー」にはどんな関係があるのですか?
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二歳までの皮膚炎は食事アレルギーがかかわっているケースが多いようです。
現在の説では、二歳くらいまでのアトピー性皮膚炎は、軽い食事アレルギーが悪化させているのではないかとされていて、三歳を過ぎると食事アレルギーのかかわりはほとんどゼロに近くなるとされています。
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「アザ」や「ホクロ」が、ガンに進展するといわれていますが本当ですか?
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生まれつきあったホクロがガンになるかどうかは、今のところはっきりしたことはわかっていませんが、この種類のガンは発病すると悪性なので、日本人のホクロのガンのなかで高齢者が発病しやすい足の裏のホクロについては、全部とってしまおうという傾向があります。
しかし、最近ではホクロは一生ホクロのままで、ガンはガンだという考えが多くなりつつあります。
不安な場合は、皮膚科の受診をお勧めします。
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「イボ」のできやすい人は日常どんなことに注意すればいいのでしょうか?
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イボ(ゆうぜい)はウィルスの感染によってできるブツブツとした盛り上がりで、病状によって3つに大別することができます。
◎尋常性ゆうぜい
手足の指やひじ、ひざ、足の裏などに多くできますが、体中どこにでも発生します。大きさは5〜8ミリ程度で、半球状に盛り上がり、表面は灰白色をしています。手足の指にできたものでは隣の指に移り広まったり、2つのイボがくっついて大きくなったりさまざまに変形することもあります。
◎扁平ゆうぜい
若い女性などにできやすく顔や手の甲に多く見られます。大きさは2〜5ミリ程度で、少し盛り上がりのある茶色のイボです。一見、シミと間違いやすく、引っかいたりすると線上に広がってしまいますので要注意です。
◎コンジローム
大人の陰部周辺に発生するイボで性行為などによっても感染します。このイボの特徴は、はじめは小さいのですが徐々にイボ同士がくっついてカリフラワー状にモコモコと大きくなっていきます。
イボのある人は、よく自分の手でイボを他の部分に移していることがあります。 寝る前などに手を石けんなどで洗うとともに、いつも爪をきれいに切って、ひっかかないようにすることが大切です。
また、こうしたイボにもレーザー治療が効果的なものがありますので、一度皮膚科を受診されることをお勧めします。
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「ニキビ」のできやすい人、悪化しやすい人は日常どんなことに注意すればいいのでしょうか?
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洗顔は石けんをよく泡立てて顔のTゾーンやニキビのできているところを中心に丁寧に洗います。とにかく、化膿させないようにすることがなによりも大事なのです。
また、「ニキビをつぶす」という行為は化膿がかえって大きくなる可能性があるので、むやみにつぶしたりせず、患部は必要以上にいじらないようにしてください。
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「紫外線」や「エックス線」といったさまざまなニキビの治療法を聞きますが、有効でしょうか?
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エックス線療法というのは絶対にしません。紫外線も日光に当たると、ニキビが増える人と治る人がいるので、気をつけたほうがいいでしょう。
海水浴がいいというのは、水に入るとニキビが好転する場合があるからです。
ニキビの傷跡をとるために、特殊な道具や薬を使い顔をこすったり、グラインダーで皮膚の表面を削っていくような方法もありますが、これはシミができても色がつかない白人向きの治療で、日本ではおこないません。
化膿したニキビの毛包をもとから処理する根本的な毛穴の治療としては、レーザー治療がとても効果的です。
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ニキビには「副腎皮質ホルモン外用薬」を使用してはいけないと聞きましたが、本当ですか?
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ホルモン薬は、ニキビをむしろ悪化させます。
ステロイドホルモンは脂をつくる強い作用があるからです。
しかもこの薬はクリームに溶けているので、脂分を上塗りしているのと同じことになり、ニキビの最初の段階である脂性の肌をつくることになるのです。
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「薬疹」という言葉をよく聞きますが、これはどういうものですか?
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薬疹とは、薬によっておこる皮膚症状のことで、2通りあります。
ひとつは「固定薬疹型」や「TEN(中毒性表皮壊死融解症型)」、「多形滲出性紅斑症候群」に代表される見ただけで薬疹とわかるタイプです。
もうひとつは全身発疹型といい、小さな丘疹や紅斑がたくさんでるタイプです。風疹や麻疹、しょうこう熱の症状に似ています。
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皮膚病の治療の基本は塗りぐすりと考えていいのでしょうか?
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はい、そう考えてください。
理由は、塗りぐすりならば副作用があるにしても、内服薬や注射などに比べて影響の及ぶ範囲を最低限にとどめることができるという発想からです。
こうした経緯から最近では内服薬が多く利用されるようになってきたのですが、その一方で、内服薬の服用による副作用の害が目立ってきたという側面もあります。
塗りぐすりは症状が出てから塗るので、「症状が出てこないようにしてほしい」という患者さんの要望には残念ながらおこたえすることはできません。
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塗りぐすりを使う場合、一般的にはどんなことに注意したらいいのですか?
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基本的には、病気のある部分だけに塗り、一度にたくさん塗らないことです。
いくら厚く塗っても、くすりは皮膚と密着している部分からしか入らないので、たくさん塗ったところで全く無意味になってしまいます。
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皮膚科で用いられる抗生物質と、他の病気で出されるくすりとの併用が問題になることはありますか?
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はい、あります。
他の科でもらった薬のなかには、皮膚科で処方する抗生物質と似たようなものがあることがありますので、十分に気をつけなければなりません。
それでは、違う系統の抗生物質なら併用してもいいのかというと、菌の交替現象がある可能性があるので、乱用することは避けるように注意してください。
皮膚病の治療は簡単な抗生物質でもよく効くので、他の科でもらった薬をみせてもらえば、皮膚科で薬を出さなくてもすむことがあるのです。
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