季節のうつろいの中で

だまっていても、眠っていても、考え事をしていても、
生きていようが、死んでいようが、幸せであろとも、不幸であろうとも、季節は移ろいでいる。
季節の移ろいは永久に繰り返されても、ひとりの人間にとっては限りのあることだ。
だから、錯覚を捨てよう!この移ろいは今回だけかもしれない!
もっともっと目を開けてしっかりと移ろいを凝視しなければ行けない。
網膜に焼きつくまで、自然の営みとその素晴らしさを!




夏の高原・高峰高原/池の平湿原

霧の高峰高原

霧の高峰高原
1999年8月8日
所沢の自宅を朝5時に出て、関越道経由で車坂峠に8時に着いた。
峠を越えたところの駐車場に車を置いて、池の平に向けて歩き出した。
シーズン中は車の乗り入れ禁止のためシャトルバスが運行している。
せっかく高原の雰囲気に、浸りに来たのにバスに乗るなんてもったいない!
歩くことにした。(往復一人1000円、ふたりで2000円をケチッタ!)
いや!節約したのだ!



湯の丸高峰林道を歩く・前方(右)水の塔山 (左)西篭ノ登山

湯ノの丸高峰林道を歩く
池の平の入り口までは西篭ノ登山(ニシカゴノトヤマ)の尾根越えのコースと
湯の丸高峰林道経由の2コースある。私たちは林道コースを歩むことにした。
立ちこめていた朝霧も高峰温泉を過ぎるころにはすっかり晴れてしまった。



アザミ

アザミ越しに湿原が少し見えた!
池の平湿原は案内板によると、正式名称は「三方ヶ峰火口湿原」のようだ。
湿原の探勝コースは3コースあるそうだが、ぐるっと回遊すれば2コースは楽しめそうだ。
私たちは湿原を囲む「みはらしの丘」経由「コマクサ園」に向かい湿原を一周することにした。



ヤナギラン

ヤナギランが咲き出していた
地蔵峠側からもシャトルバスや観光バスが入ってきて
かなりの人々で賑わっていた。
過去に2回ほど来ているが、30年位前のことなので、
夏の盛りに来ても2〜3組のパーティしか会わなかった。
あの頃が懐かしい。
誰でも気楽に来れることはいいことなのだが、
自然にとっては、とても迷惑なんじゃないかしら、と思う。



みはらしの丘より湿原を見下ろす

みはらしの丘からの眺望は見事だ
雲は多めであったが、まずまずの天候に恵まれ
さすが、標高2000メートル超える高原は涼しい。
高山植物が咲き乱れこの世の楽園か?



クガイソウ(1)

クガイソウ(久蓋草)
クガイソウの穂状の花が風に揺れている。



クガイソウ(2)

クガイソウ(2)
ゴマノハグサ科
多年草、根ぎわから50〜100センチの円柱状の茎を数本立て株になる。
別名「トラノオ」とも言う。夏、茎頂に長い紫色の総状花序をつけ、
下から上へ咲いていく。本州近畿以東の山地や高山に生える。
・・・・山草事典(月刊さつき研究社)・・・・



湿原中央付近

湿原の中央付近
湿原を吹きぬける風はさわやかだ。
空気がうまい。来て良かった!
帰路も頑固にも林道を車坂峠に向かって歩いた。
シャトルバスの立ち上げる砂埃に腹を立てながら、...........
(後方が「みはらしの丘」)







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