くるま旅・道南7日間

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   <旅の概略>
      日   数:6泊7日(2003年8月24日〜30日)
      目   的:道南キャンプ、観光
      宿   泊:すべて車内泊(内訳:道の駅2泊、キャンプ場3泊、その他1泊)
      走 行 距離:1,873Km(一日平均268Km)
      使 用 燃料:レギュラーガソリン351.8リットル(リッターアタリ5.32Km走行)
      高速通行料:13,800円
      フェリー代:東日本フェリー (大間〜函館往復)17,160×2=34,320円 (JAF割引利用)
      キャンプ場使用料:16,880円(3泊)
      ガソリン代:37,256円(含む消費税)
      他に食料費、駐車場代、おみやげ代、入場料、入湯料 etc 合計約、15万円の出費でした。
     

1日目
8月24日

午前11時ごろ自宅を出て青森の道の駅「菜の花プラザよこはま」へ向かいました。
翌日、下北半島の突端の大間港から朝6時30分出航のフェリーに乗るために、この「道の駅」で一泊するためです。
夕方5時ごろ着きました。
仙台南ICから下田・百石ICまでは高速、あとは国道と一般道です。


2日目
8月25日

翌朝は4時に起きて食事もせずに大間に向かいました。地元の車がゆっくり走るのを後について走ったら意外と時間を食ってしまいました。
5時45分頃大間着、すぐに乗船手続きに窓口に向かい6時過ぎには乗船しました。夏も終わりに近づいたせいかフェリーはガラガラに空いていました。

8時過ぎに函館港に着きそのまま上磯町のトラピスト修道院へ向かいました。
どんよりした曇り空で時々小雨が降るような天気でわりと直線の多い海岸沿いの道路を走っても気分がいまいちすっきりしません。
30分ほどで修道院に着き駐車場から正門までの急坂を登り返りは車道を降りてきました。
写真はそのときのものです。右側は牧草が生え、前方は津軽海峡です。天気でしたらさ ぞかし良い眺めであったことでしょう。
駐車場でコーヒーを沸かしサラダとパンを食べて知内(しりうち)へ向かいましたが、とうとう雨が降りだしてきました。

知内の「道の駅」はJRの駅と同じ場所にあります。ここは青函トンネルの北海道側の入口の最寄駅ということです。
ここに降り立ったときは雨はすでに本降りとなりかなり激しく、道の駅から車で5分ほど走ると知内温泉がありそこで入浴することにしました。
泉質は鉄分が多く赤い土色の湯です。湯量も多くざあざあ掛け流しで気分が好いのですが、かなり熱めのためホースで水をうめながら入りました。

福島町(横綱千代の富士の出身地)の道の駅は見るべきものはほとんどありませんでしたが売店で売っているスルメやノシイカが大変巨大なんですが安いのでノシイカを3枚買い求めました。
松前へ向かう途中、北海道最南端の白神岬に寄りましたが強風と横殴りの雨で下車して景色を味わうこともままならず、写真を一枚撮っただけでの立ち寄りとなりました。

松前町でおそばを食べようとしたのですが車が置けず、止むを得ずエヅ国道298号線沿いのラーメン屋へ入りました。
国道をさらに北上をし午後3時頃道の駅「上ノ国(かみのくに)もんじゅ」に到着しましたが、生憎と月曜日は駅の施設(図書館・レストラン)は休みでした。
敷地内の海に突き出る台地に変な形のオブジェが建っていたので記念に写しました。
オブジェの後方が上ノ国町の中心街です。

この町の中心的なシンボルとしての夷王山(イオウサン)の上り口は道の駅のすぐ裏手から始まってました。
この道の駅のある場所も夷王山が海に落ちる一角のようです。
舗装道路はぐんぐん登り山頂に建つ「夜明けの塔」が見えてきました。
この塔の脇を道が通り抜けると丁字路にぶつかりそこから右へ僅かに進むとキャンプ場の広い駐車場がありました。
突き当たりにキャンプ場の案内看板があり、利用規定が細かく書いてありました。
ちょうどオートキャンプサイトはそこから下へ谷底へ下ったような草地に点在していました。
キャンプサイト利用料は無料と書いてあったがすでに利用している車は一台も見当たりませんでした。
その時、ママリンが「谷の向こうをごらんよ!ロードトレックが止まってるよ。」と叫びました。
見ると確かに我々が乗っている車と同じ車が停まってました。
そこで、その車の駐車している場所を目指していってみることにした。

そこは頂上近くのレストハウス前の駐車場で結構広く大きなトイレも建っていました。
またレストハウス周辺にはバーベーキュー 用のかまどがいくつか設置され飲料水用の蛇口も設置されていました。
ただ、月曜日のためかこちらでもレストハウスは休業していました。

山口ナンバーの同じタイプのRT(ロードトレック)の左側に寄せて車を止め、下車して挨拶し雑談を交わしました。
車は2年前に購入したとのことで見るとタイヤの減り具合から、かなりあちこちを走りこんでるようでした。
キャンプ場を利用しないのかと尋ねると、このキャンプ場は電源設備がとのことでした。
水はポリタンクに確保してあるし、キャンプ場では発電機が使用禁止だからかえってここのような普通の駐車場の方が泊まりやすいとのことでした。
なるほどと思ってあたりを見回すともう一台キャンピングカーが駐車していましたので、山口のRTから離れてその車との中間位置に移動して駐車させた。

夕食を早々に済ませたころやっと雨が止み西のほうを見ると僅かに空の色が赤みを帯びてきました。
そして水平線に沈む直前になって、雲の切れ目から夕日がまぶしく差し込んで来ました。
日本海に沈む夕日にしばし、感激して立ちすくんでしまいました。



torapisuto_1





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白神岬





上ノ国(かみのくに)もんじゅ





カモメ島





夜明けの塔





3日目
8月26日

雨があがり良い天気だ。昨夜、あんなに漁火が沢山浮んでたのに朝になって見ればイカ釣り舟は一隻も見当たらなかった。
おそらく取った獲物を水揚げしに港へ戻っていったに違いない。

朝食をすませバロンを連れて「夜明けの塔」を目指して歩いてみた。近くまで行ったが手前の牧草地の草が以外に伸びていて、昨日の雨でぐっしょりと濡れているので前進できない。もちろん迂回すれば車道があるのだが・・・・。
帰路、車でのアプローチも試みたが舗装道路からデコボコノ細い道に入るのが嫌であきらめててしまった。
この塔の最上階は展望室とのことであるが、この山自体に樹木が生えていないのでわざわざ高い所へ登らなくても展望は充分楽しめる。

山を下ってR228に出て、江差に向かいました。
江差の街を過ぎると江差の道の駅です。そこには可笑しなものがある。
昔、江戸時代に実存したと言われる「トンチ」の名人、繁次郎の銅像です。
ここは繁次郎浜と言う地名だそうですが、道の駅としては小さなトイレと売店だけの何も無い殺風景なところでした。

江差からは国道は227号となり228号の松前からの日本海沿いのこのルートをソーランラインという愛称がついているようです。
さらに乙部町から229号とかわり熊石町を抜け、大成町の道の駅「テックイランド大成」で温泉に入れてかつ、食事が出来るところを教えていただきました。

そこから車で5〜6分の国民宿舎「あわび山荘」で先ず入浴(350円)、
宿舎の食堂であわびの釜飯(980円税込)を食べました。ちょっとご飯の量が少なかったですが味は上々、こりこりしたあわびの食感がとても良く美味しかったです。

岩内のキャンプ場には5時少し前に着きました。
「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」という長い名前のキャンプ場だけあって高原状で芝生の明るいサイトで、 そこから日本海も見わたせました。

キャンピングカーサイトを2日間借りることにして指定された区画に車を止めスクリーンハウスを早速建てました。
これはこの中で寝るためのテントではなく、4面虫除けのスクリーンが貼ってあり、簡単に云えば "カヤ"の中で食事をしたり談笑したり炊事したり出来るようにする代物です。
キャンプ場には意外と虫が多く、しばしば悩まされるのが、ハエとか蛾とかアブとか人間に纏わりつく「追っかけ虫」などには大変有効な対策です。
もちろん雨が降った時の対策としてスクリーンの内側に防水布を引き降ろして使うことも出来るますし、夏場だったら床にマットを引けばテント替りに寝ることだって出来そうです。

この日の夜は久しぶりに満天の星空を楽しむことが出来ました。もちろん火星接近も!

(ご参考)キャンピングカーサイトは電源、水道、下水口、散水口がついて一泊5000円でした。それにプラスすること大人一人1000円(入園料/初日のみ)で、2泊で 合計12000円になりました。
キャンプ場への出入りは踏み切りのような横腕木式の入場ゲートがあって、そこでカードを通すようになっていましたので外部の車が勝手に進入出来ないようになっています。
さて、このキャンプ代の12000円は高いか安いかは各人の受け止め方次第です。ちなみにこのキャンプ場は清掃が非常に行届いていて清潔感あふれるキャンプ場でした。


Natinotaki





Seigantoji





Seigantoji_Sazanka





Hamanasu





IwanaiAC





4日目
8月27日


昨日に続いて今日も上天気だ。
さて、いよいよ今日は積丹半島を巡る日だ!
岩内から時計回りで海岸沿いの国道229号を走った。
交通量は平日ともあって少ない、快調に走れた。ときには浜辺を、崖の上を、そしてトンネルも次第に数を増した。
道幅の狭いトンネルもいくつかあった。幸いのことに対向車が全くと云うほどなかった。

神威岬・積丹岬ともに観光客で込み合っていた。ほとんどが札幌・小樽方面から来た人たちだ。
で、そろそろ昼食をと思ったのだが適当な場所が無い。海沿い観光地の定番とも云える「イクラやウニ丼」などは今更食べる気にはなれない。
夏の暑い日差しの下ではちょっと生ものはどうかと思った。そこで先ずは余市まで走らせることにした。

30分ほどで余市の市街地に入り「アップルランド」と言う道の駅に車を止めてみたが食欲をそそるような飲食店などは見当たらなかった。
車を置いて街を歩けば良いのだがカンカン照りでエンジンを止めれば車内の温度は急上昇しバロンがたまったものではない。
そこでJRの余市駅へ行って見る事にした。過去の経験で駅には美味い弁当が売っているからだ。
だが残念ながら余市駅には駅弁は無かった。

次にしたことはナビでスーパーマーケットを検索した。あった!コープ余市店!
ナビの案内で走ること4〜5分でそこの駐車場にIN!
ママリンが買い物に走った。今晩のおかずの材料と「にぎり寿司」を2パックをゲットした。結局は生ものだ!しかし安くて美味しい握り寿司を堪能できた。

で、食事をしながらナビ画面を良く見ると、われわれが駐車している生協とネット友達のMさんのお宅が同じ画面内にあるではないか!
さっき、道の駅でMさん宅へ電話を入れた時は留守電だったが、もしかしたら戻っていらっしゃるかも・・・・。
ママリンが留守でもいいから寄るだけ寄って見ようと云ってくれたのでナビの地図を頼りに走らせるとMさんの家の横にぴったりと着けた!
日本のナビってすごいぞ!
ドキドキしながらインターホーンのボタンを押すと「ハイ・どなたですか?」という紛れも無くMさんの声だ!
嬉しかった!ちなみにMさんとのお付き合いは、私がHPを立ち上げたころからだから5年以上は経っている。


Iseebi





Iseebi





Iseebi





Iseebi






5日目
8月28日


岩内キャンプ場で北海道4日目の朝を迎えました。
2日間続いた好天もどうやら怪しくなり、朝から強風が吹き荒れて危うくメッシュテントが飛びそうになりました。
また、明け方には一雨来たようで、テントもぐっしょり濡れていました。

テントをたたみ一路小樽へと向かいました。天気がよければ神仙沼あたりへ行きたかったのですが、天気予報では曇りのち雨とのことですので山は止めにして雨が降っても差し支えない小樽観光を選択しました。

11時ごろ小樽市内に入り心配していた駐車場探しもナビのおかげですんなりとできました。
バロンには車内で待ってもらうことにして(車内待機で一番心配なのは気温です。天気が良すぎると車内の温度が急上昇するためエアコン無しではバロンは過ごせません。なにせ夏でもフカフカ毛皮を着用してますからネ)市内へ繰り出しました。

小樽には数年前にバスツアーで来た事がありますが、自由時間がわずか1時間というハードスケジュールの中、街中を小走りで回ったという酷い経験があります。
今回もバロンを待たせてるからそんなにのんびりとは出来ませんでしたが昼食の時間を含めて2時間ほど市内を見物して歩くことができました。
バロンの大好きなソフトクリームを買って車に戻ったのですが、バロンは長時間待たされたのですっかりオカンムリとなりソフトに見向きもしないのには参りました!

この日は赤井川村(小樽市・余市町の隣接)のドロームキャンプフィールドに泊まろうかと考えていましたので、途中、村内のキロロ温泉で汗を流してから行くことにしました。
キロロ温泉はキロロリゾートという総合レジャー施設の中にある日帰り温泉だけあって設備は都会のサウナとかスーパー銭湯のような感じで素晴らしかったですが、反面情緒に欠ける面がありました。(入湯料900円)
ただ、周辺の庭が広大な芝生と花壇で良く整備されバロンが思い切り走り回るにはとても良い場所でした。
入浴を済ませて表に出るとすでに雨が降り始めていました。

そこから車で15分ほど走るとキャンプ場に着きました。
このキャンプ場はホテルドロームの付帯施設ですが、道路から見た感じでは白樺の林間にフリーのキャンプサイトがあり、雨の中で見る限りではなんとなくうら寂しいキャンプ場に見えました。
「なんか、クマでも出そうな感じじゃん!」というママリンの一声で即座に場所を変えることにしました。
一路ニセコの道の駅を目指すことにしました。

ニセコの道の駅には夕方5時ちょっと前に着き、野菜の直販コーナーが閉まる寸前でした。
安い安いと云いつつママリンはしっかりと野菜を買いましたがすぐに閉店時間となりちょっと不服そうでした。
相変わらず雨はショボショボと降り続きなかなか止みそうも在りません。
あたりは薄暗くなってきましたので今日はここでP泊することにしました。
ママリンは翌朝買物の続きが出来ると喜んでいました。

電気釜でご飯を炊くときだけ発電機を回しました。冷蔵庫はAC電源、DC電源、またはプロパンガスのいずれかのエネルギーで冷やすことができるようになっていますので心配ありません。一晩ガスで冷やすように切り替えました。(走行中はDC使用、外部AC電源が使えるキャンプ場ではACに切り替えます)本当に良く冷える冷蔵庫です。
また、換気扇や、室内灯、給水ポンプはすべてキャンパー部のバッテリーでまかなえます。

ニセコの道の駅ではPHSが使えて久しぶりにノートパソからネットにログイン出来ました。


岩内マリンビューAC





小樽運河





寿司屋のディスプレー





小樽の町並み





ガラスの宝石?




キロロリゾート





夕食






6日目
8月29日


目を覚ますと雨、朝食をしているうちに少しずつ小降りになってきた。
ママリンからのリクエストによりもう一度道の駅の産直コーナーで買い物をするために、9時の開店までしばし車中にて待機。見ていると生産農家が軽トラで野菜を次から次へと搬入していた。
カボチャ、ジャガイモ、メロンなどを買ってから国道5号線を黒松内を目指して走らせた。
黒松内の道の駅に着いたのが10時半ごろであった。雨が上がようやくあがり、雲の切れ目から日が差してきた。
道の駅の裏側がパターゴルフ場になっていて芝生が綺麗に張られていた。もちろんだれもゴルフをやっていない。
ゴルフ場の脇の芝地をバロンが嬉しそうに駆け回った。

黒松内から長万部までは車で20分ほどの距離なので「カニ弁当」を買いに行った。
昨年来た時に食べた味が忘れられず、再び国道沿いのドライブイン「かなや」で1000円ホカホカの作りたてのカニ弁当を買って食べた。
ふたを取るとソボロ状のカニがびっしりとカニのだしで炊いたご飯の上に敷き詰められている。一口食べるとカニの香りと味が口の中一杯に拡がって美味い!

車を黒松内へ戻し、町営の立ち寄り温泉「ブナの湯」で入浴して、歌才オートキャンプ場ル・ビックへチェックインした。
その夜から再びかなり激しい雨に見舞われた。


道の駅の産直





雨の道の駅ニセコ





黒松内道の駅





キャンプ場入口





歌才キャンプ場ルビック




7日目
8月30日


いよいよ今日は北海道に後にする日だ。
自宅へ戻るまでは気を緩めず、事故を起こさず、と気持ちを引き締める。
夜半にドシャブリの雨になっていたが明けてみれば清々しい上天気だ。
ここには1泊の予定だったのでスクリーンテントは張らずにオーニング(車から張り出すひさし・日よけ)だけにしたのは正解だった。

国道5号線を南下、途中、森町の道の駅と大沼公園で休憩。
JR森駅のイカメシ弁当と大沼ダンゴに舌づつみを打って函館フェリー埠頭に午後1時に到着。
13時50分発の大間行きに楽々乗船できた。

大間着15時30分、そのまま走り17時頃横浜町の道の駅へ。
17時30分横浜発、下田・百石IC(18時40分頃通過)より八戸道路へ、途中食事、仮眠を1時間半くらいして翌日の午前1時過ぎに仙台の自宅に帰着した。(最終日だけで600Km走行)


朝のキャンプ場





森町道の駅隣接公園





大沼公園






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