くるま旅・奈良方面7日間

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   <旅の概略> 

      日   程:6泊7日(2004年3月29日〜4月4日)
      目   的:奈良方面へのくるま旅
      宿   泊:すべて車内泊(内訳:高速道SA2泊、道の駅4泊)
      走 行 距離:2009Km
      使 用 燃料:レギュラーガソリン338L(リッターアタリ5.94Km走行)
      高速通行料:38400円(ETC支払い分のみ)
                  ガソリン代:35326円(含む消費税) 他に昼食代、食料費、駐車場代、
            入場料、拝観料、入湯料、おみやげ代など
      天   候:1日目晴れ、2日目曇のち夕方より雨、3日目〜4日目晴れ、5日目晴れ後、夜から翌朝まで雨
            6日目晴れ、7日目雨のち夕方晴れ

1日目
3月29日


    自宅(仙台)→東北道・仙台南IC→郡山JCT・磐越道→新潟中央JCT(北陸道)上越JCT(上信越道〜長野道)→長野IC→松代温泉(入浴)→長野IC→姨捨山SA(泊)/走行距離:約480Km


    家の掃除をしてから食料や水の積み込みを済ませて、イザ出発となるとどうしても9時近くなってしまいます。先ずガソリンスタンドに寄って満タン給油をし、タイヤの空気圧をチェックしてもらってから高速道路に乗りました。

    仙台南インターから東北道に入り本日の目的地である長野を目指しました。約800Kmの奈良までの行程を考えると、途中でP泊が必要です。そしてP泊をする場合、一風呂浴びて疲れを取りたいですよね。

    東京経由だと東名高速のどこかでP泊ということになりますが、途中のインター周辺には日帰り温泉が少なく不便です。また東京で首都高速を抜ける時に、いつも渋滞でイライラさせられることを考えると磐越道→北陸道→上信越道→長野道→中央道まわりで名古屋に行く方が賢明です。高速料金は大差ないですから・・・・・・。

    初日の疲れを取る温泉として思いついたのが長野市の松代(まつしろ)温泉です。ここには国民宿舎松代荘があり、長野ICから5分で行ける近さです。

    ただし、松代荘の日帰り入浴は宿泊客で混みあう直前の午後4時に終了しますのでその前に到着する必要があります。これにはちょっと焦りましたが、なんとか午後3時半過ぎにフロント着くことができました。

    松代荘は改築されてすっかり綺麗になっていました。お湯だけは前に来たときとまったく同じで鉄分を含んだ硫黄泉で赤い土色をしてどろどろしていました。

    充分に温まってから再び長野インターから長野道に乗り、20分ほどで姨捨(おばすて)SAに行きつきました。エリアはガラガラで一番手前の端に愛車を止めてさっそくバロンを散歩させました。

    ここは姨捨山の中腹にあり、この上り線のエリアからは眼下に千曲川と戸倉の家並みや、左下にはスイッチバック式のJR篠ノ井線の姨捨駅が見えす。また天気が良ければ妙高や黒姫、戸隠、斑尾の山々などが一望できる景勝地なのです。

    また姨捨山は深沢七郎の「楢山節考」の小説のモデルになったところであり、「田毎(たごと)の月」(月の名勝地)としても有名で、サービスエリア内に名月をたたえる句碑や歌碑が散在しています。

    でも、せっかくの景勝地ということなのに春の陽気のせいか、春霞が掛ってボヤ〜っとしてハッキリしない景色しか望めなかったのは非常には残念でした。

    食事を食べてしまうとすることも無く、電波が弱くてはっきり写らないテレビを見ながら横になると直ぐに眠くなりました。もちろんPHSも電波が届かず、我がノートパソコンはネットにログインできずただの箱になっていました。

Mt.BANDAI




H.MATSUSHIRO-SO




OBASUTE S.A.
2日目
3月30日


    姨捨SA→岡谷JCT(中央道)→小牧JCT(名古屋高速)→楠JCT(東名阪)→名古屋西JCT→関JCT(国道25号)→針IC→道の駅「針テラス」(入浴・泊)/走行距離:約380Km



    朝、姨捨SAで目を覚ますと高曇りでした。当地の天気予報では夜から崩れるとのことでしたが、西に向かって車を走らせるので雨の降り始めはもっと早まりそうな気がしました。

    小牧ICを出てすぐに名古屋高速に入って楠JCTで東名阪自動車道に乗るのですが間違えて逆方向の名古屋IC方向に入ってしまいました。幸いに道路は環状になっていますのでそのまま名古屋IC近くまで行き再び名古屋高速に乗って名古屋西JCTで再び東名阪に乗り直しました。若干の時間的ロスと通行料のロスが生じてしまいました。

    御在所(ございしょ)SAで「柿の葉寿司」を買って昼食をしていると、とうとう雨がボタボタ降ってきました。柿の葉寿司はサバ、シャケ、アナゴを押し寿司のように四角く押したものを生の柿の葉で包んだものです。ほんのりとした柿の葉の香りがしてとても食欲をそそりました。

    午後3時近くに道の駅「針TRS(テラス)」に着きました。関西一の広さを誇る道の駅で、「都祁(ツゲ)温泉フィットネスバード」という温泉施設が併設されていました。入湯料700円を払って早速温泉に浸かって疲れを取りました。

    道の駅と温泉の駐車場は地続きになっていましたので車の出入りの少ない温泉の駐車場で一晩過しました。午後9時に温泉が終了すると周囲の車はほとんど無くなり静かな夜を過ごすことができました。

ObasuteView





ToyoshinaView





3日目
3月31日


    道の駅「針テラス」→室生寺→文殊院(桜井市)→法隆寺→馬味丘陵公園→虹の湯→道の駅「宇陀路大宇陀(うだじおおうだ) 」(泊)



    夜中に激しく降った雨も夜明けと共に小ぶりになり幸いにも止みました。朝食をゆっくり摂り、バロンの散歩を済ませ8時半に出発、今日の最初の目的地「室生寺」へ向かいました。

    室生寺の入口へ渡る赤い橋のたもとのすぐ近くのみやげ物屋の駐車場に車を止めました。まだ早い時間なのでみやげ物屋も閉まってましたが、早くも北九州ナンバーの乗用車が先着して止めてありましたので、そこの隣に止めました。もちろんバロンは車内待機です。

    室生寺はさすがに古刹だけあって、朝の空気がピーンと張り詰めた雰囲気につつまれていました。参拝者はまだ少なくお寺の人たちが手分けしてあちこちを掃き清めていました。特に参道を掃く竹箒の音が一定のリズムを奏でてある種の緊張感すら醸し出していました。

    ところが金堂に近づくと女性の声がしてきました。金堂の中の入口近くを掃除をしながらもう一人の男の人と世間話をしながら掃除をしてるのです。静寂を破る耳障りなおしゃべりでした。せっかく良いムードに浸りながら参拝しようとしてたのですが興ざめとなりました。

    境内のサクラは咲き出したばかりという感じでちょっとまだ早かったようです。サクラの木は少なく、むしろ参道の石段の両側には石楠花が無数にあって膨らんでる蕾を沢山つけていました。きっと新緑の頃には見事に咲き揃うことでしょう。

    室生寺の後、東大寺へ行くことにしてましたが途中の桜井市内の安倍文殊院(あべもんじゅいん)の桜が満開であるとネットで知り寄って見ることにしました。

    かなり大きなお手等で境内に大きな池を配しその周辺には満開の桜が立ち並んでいました。今年になって初めてのソメイヨシノのお花見に感激も一入でした。

    文殊院からナビの指示に従い斑鳩(いかるが)の法隆寺門前の駐車場までは距離の割には市街地のため時間がかかり、所用時間はおよそ1時間20分位でした。

    法隆寺門前には数箇所の駐車場がありましたが、平日で観光シーズン前ということでどこもガラガラでした。一番広い町営の駐車場(料金600円)に車を置き、門前の食堂で「柿うどん」で腹ごしらえをしました。法隆寺境内の桜も満開とのことでしたが若木のサクラが多くちょっと物足りない感じでした。

    さて、今夜のP泊は道の駅「宇陀路・大宇陀」にしようと決めていました。理由は翌日の吉野行きのことを考えてのことです。大宇陀からでしたら短時間で吉野へ行けると踏んだわけです。ところがその道の駅の近くの大宇陀温泉「あきののゆ」という日帰り温泉がガイドブックで確認すると水曜日は休館日であることが分りました。そこで斑鳩町から近い上牧町にある「虹の湯」に入ってから「大宇陀」へ行くことにしました。

    途中、馬見(うまみ)丘陵公園の脇を通りましたので、たしかガイドブックに出ていた公園だと思って寄って見ることにしました。平日だということですが春休みと相まって駐車場はほぼ満車状態でした。ここは日本有数の古墳中心地帯だそうでこの公園の周辺には約、150の古墳があるそうです。人が多いのでバロンを車から降ろすことが出来ず、また公園内はペット禁止になっていました。バロンは車内から窓越しに外を眺めていました。

    夕方4時ごろ「虹の湯」に着きゆっくり入浴したり玄関前にならんだ直売所で野菜を買ったりしました。その後、渋滞などがあったりして1時間30分ぐらいかけて今夜のP泊の道の駅「宇陀路大宇陀」に着きました。

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Temp.ABEMONNJU-IN





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4日目
4月1日

    道の駅「宇陀路大宇陀」→吉野山・如意輪寺/後醍醐天皇陵 →路の駅「大淀iセンター」→ 壺坂寺 → 飛鳥・高松塚古墳 →「虹の湯」→道の駅「ふたかみパーク当麻」(泊)


    道の駅の野菜の直売所と特産品売り場の営業開始を待って買物を済ませてから吉野山に向かいました。

    途中、左折して吉野川に掛る橋を渡るところから急に道幅が狭くなり対向車が来なければ良いがとドキドキしながら進みました。道を挟むように昔からの家並みが張り出していて、しかもくねくねした道で見通しの利かないものですから始末に悪いです。幸い対向車も無くほどなく広い道にでて胸を撫で下ろしました。

    この車のナビは道幅に関係なく近道を優先するようなっていて困ったものです。少しぐらい遠回りでもいいですから広い道を堂々と行きたいものです。普段に乗っているホンダのオデッセイのナビは、幹線道路優先ですのでこういう心配はあまりありません。反対にばかばかしいほど遠回りをすることがありますが・・・。(笑)

    午前の時間が早かったせいか、サクラがまだ満開に間があるせいか車は空いていて難なく如意輪寺近くの有料駐車場へ着きました。そこから如意輪寺と後醍醐天皇陵へは徒歩ですぐでした。

    最初に天皇陵を参拝し如意輪寺へ。寺は南向きの斜面にあるので日当たりがよくサクラが満開でした。また、多宝塔近くにはシダレザクラがあり、明るい陽を浴びてほぼ満開状態になっていました。如意輪寺から谷を隔てて中千本を見渡せましたが、まだ少ししかサクラが咲いていませんでした。また午前11時から歩行者天国開始との町内放送が聞こえましたので混む前に早めに山を下りることにしました。

    次の目的地は「飛鳥」です。ナビの指示で車を走らせていると道の駅「大淀iセンター」がありました。少し時間が早かったですがそこで昼食を取ることにしました。道の駅の案内所で聞くと「壺坂寺」は近いとのことでしたので参詣することにしました。

    壺坂寺はお里・沢市の「壺坂霊験記」(浄瑠璃)で知られたお寺で、眼病に霊験があることで有名です。また寺内に盲目の方の老人ホームを併設したりインドハンセン病患者救済事業になどの福祉活動をしているユニークなお寺です。(壺坂寺公式サイト)

    壺坂寺を後に飛鳥へ向かいました。国営飛鳥歴史公園館の駐車場に車を止め芝生広場をつっきって高松坂古墳前まで行きました。隣の高松塚壁画館にはバロンも一緒でしたのでボクだけ入場しました。中には国宝の彩色壁画のレプリカが展示されていて、さながら古墳の内部に入って本物を鑑賞してるような雰囲気に浸れ感激しました。

    車に戻りバロンを置いて公園館に入場しました。(入場無料)そこには飛鳥公園の史跡などが紹介されていて公園の全体像を把握することができます。今回は高松塚周辺のみの探訪となりましたが、次回は石舞台や飛鳥寺、甘樫丘(あまがしのおか)などを一日ゆっくりと時間を掛けて歩き回りたいと思います。

    夕方、再び前日に行った「虹の湯」で入浴し、道の駅「ふたかみパーク当麻」でP泊することにしました。(当麻は「タイマ」と読みます)道の駅に着いた頃から雲行きが怪しくなり、夜になってとうとう雨が降り出してしまいました。


Michinoeki 'UDAJI-OUDA'




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Temp.NYOIRIN-JI




Temp.TSUBOSAKA-JI





Temp.TSUBOSAKA-JI




TAKAMATSUDUKA




TAKAMATSUDUKA




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5日目
4月2日


    道の駅「ふたかみパーク当麻」→平城京跡資料館→唐招提寺→奈良簡易保険保養センター(昼食・入浴)→木津IC(京奈和自動車道)→城陽IC→(R24)→巨椋IC(京滋バイパス)→石山IC→石山寺→大津→(西大津バイパス)→道の駅「びわこ大橋米プラザ」(泊)


    朝、目を覚ますと昨夜の雨がまだ残っていました。幸い小降りになってきましたのでバロンを連れて「駅」の周辺を散歩させようとしましたが慣れない所でもあり雨も降っているのですぐに車に戻りたがって中途半端な散歩で終わってしまいました。9時を回る頃から雨も完全に止みましたので本日の最初の目的地、「平城京跡」へ出発しました。

    平城京跡資料館の駐車場は時間も早かったこともありまだ空いていました。入口に警備員がいましたので犬の散歩をさせても良いかと聞きますとリードを付けて、糞の処理をしてくれれば良いとのことでしたので広い原っぱ(そこも遺跡)を散歩させました。

    資料館には説明係りのボランティアの方が数名いて希望者には解説をしてくれるとのことでしたが私たちは自分達だけで見て回りました。

    平城宮跡地は思ったよりも広大な面積なのにびっくりしました。場内にはサクラの木もありましたが、まだチラホラの状態で見ごろまでは後2〜3日は掛りそうでした。

    跡地には当然ながら遺跡の他には何も無い原っぱになってますので(むしろ原っぱの状態のままで何百年もの間良く残っていたと感心しました)風当たりが強く、とても歩きづらかったものですから適当に廻って車へ引き返しました。

    平城京跡の南、車で5〜6分のところの「唐招提寺」に寄りました。現在金堂は修復工事中で拝観できませんが講堂、新宝蔵、戒壇や他の伽藍は拝観できました。また境内のサクラが満開になっていてとても綺麗でした。

    昼食は平城京跡の西隣の「かんぽの宿・奈良」へ入浴も兼ねて行って見ました。ここは「平城宮温泉」と銘打った天然温泉があります。ちょうど入浴料込みのミニシャブシャブ膳1500円コースというのがありましたのでママリン(妻)が「黒豚シャブコース」、ボクが「タコシャブコース」を注文しました。

    味はとてもおいしく、ご飯がお代わり自由なのは良かったのですが、おかずの量が物足りない感じでした。私が注文したタコシャブは向うが透けて見えるような薄さのタコが、たったの四切れしかなく、合計の厚みはウチで食べるタコの厚みに換算しますと実に一切れ分の厚みにしかならないくらいでした。物足りなさからゴハンをお変わりして「ふりかけ」を掛けて食べてしまいました。(爆笑)

    今夜のネグラの大津の道の駅へ行く前に、少し時間も早かったものですから、京滋バイパスを石山ICで下りて石山寺に寄ってみました。境内のサクラは満開を少し過ぎたかなという感じでしたが、まだ充分に楽しめました。特に多宝塔の脇の琵琶湖方面が見渡せる見晴台(?)のソメイヨシノは最高に綺麗でした。またまた得したような気分になりました。

    大津市内を抜け、競艇場の脇を通り西大津バイパスに入り琵琶湖大橋のたもとの道の駅「びわこ大橋米プラザ」へは午後5時過ぎに到着しました。



HEIJOKYU-Ato




HEIJOKYU-Ato




TOSHODAIJI





Temp.ISHIYAMA-DERA





ISHIYAMADERA





ISHIYAMADERA





ISHIYAMADERA
6日目
4月3日



7日目
4月4日


    道の駅「びわこ大橋米プラザ」→栗東IC→彦根IC→彦根城(散策)→彦根IC(名神高速)→小牧IC→)→メナード美術館→小牧IC(中央道)→松川IC→まつかわ温泉「清流苑」(入浴)→松川IC→駒ケ岳SA(泊)→以下往路と同じ→仙台南IC→自宅

    この道の駅は早朝からかなり賑わっていました。釣りに来てる人、待ち合わせのための時間つぶしの人、京都方面への観光の拠点としてP泊した車などで出入りが激しいようです。琵琶湖を渡る空気は清々しい冷気がピリっとしていてとても気持がいい朝でした。

    朝9時の米プラザの売店の営業開始を待ってさっそく地元の特産品を見て歩く。近江米で作った「米うどん」とか「走り餅」という仙台の笹かまぼこのように薄く伸ばした大福のような餅菓子(とても良い食感で美味しい)とか米で作ったクッキーをお土産に買い求めました。

    今日はあちこち寄り道をしながら仙台へ向かう計画で、先ずネットのサクラの開花情報で満開の表示のある彦根城を目指しました。琵琶湖大橋を渡り、栗東ICから彦根ICへ。彦根ICからは10分ほどで彦根城に着きました。

    もうすでに大勢の花見客がお城目指してぞろぞろと歩いていました。車も市営の駐車場に向かって渋滞してました。警備員に誘導されて堀に沿って左折すると左側にキャッスルホテルがあり、そこの駐車場にホテルの従業員が車を誘導してましたのでそこに止めることにしました。ホテルの従業員が親切に誘導してくれ駐車料金1000円を払いました。ホテルで買物や飲食を2000円以上すれば料金を戻してくれるとのことでした。

    お堀端のサクラは満開でとても見事でした。天守閣めざして入り組んだお城の石段を登り、門をいくつかくぐって天守閣前の広場に着きました。すでに天守閣へ入場待ちの人の列が出来ていて「30分待ち」の立て札が立っていましたので入城をあきらめて玄宮園という日本庭園へ向かうことにしました。

    駐車場に戻る前にホテルの売店でカモ肉の燻製と琵琶湖名物のフナ寿司を〆て3000円なにがしかで買って1000円の駐車料金をバックしてもらいました。フナ寿司はフナ一匹丸ごとで買うと約6000円ほどする超高級食品です。前日の石山寺の門前の専門店で売ってたのですがあまりの高値にびっくりして手が出ませんでした。一度は食べて見たいと思っていましたので5〜6切れを1000円ちょっとの値段でここでは売っていましたので話しの種に買ってみました。

    帰宅してから食べてみたところ、まずその匂い(香り?)にびっくりしました。なんと高級チーズにそっくりなんですよ!   味はかなり塩が効いていて味噌漬と同じくらいのしょっぱさですが、すっぱさもかなりきついですがなかなかの珍味なんです。まさに手間隙かけて作った逸品だけのことはありました。

    このフナはニゴロフナという種類だそうですが、琵琶湖ではブラックバスなどの外来種の魚の繁殖により現在激減して高値がついているそうです。琵琶湖から天敵の魚が追放され食べやすい庶民の値段にもどってくれるといいのですが・・・・・機会があったらお茶漬けにして食べてみたいです。

    彦根ICから名神高速に再び乗り養老SAで昼食にしました。食べたものはここで売っていた「富山の鱒寿司」と彦根城で頂いた「カモ肉弁当」でした。実はこの「カモ肉弁当」はひょんなことから知らない人に頂いちゃったものなのです。

    彦根城の天守台の広場で一瞬ママリン(妻)を見失いました。天守閣への入場待ちの人とか茶店で休憩したり買物をする人とかはたまた景色を楽しんでいる人たちでかなり混みあっていましたのではぐれちゃったかしらと思ってキョロキョロしてましたらビニール袋に入れた何かを持ってママリンが人混みの中から抜け出してきました。

    「お弁当を頂いちゃったョ」「だれに?なんで?」「あそこのベンチでお弁当をひろげてる家族がいたのよ。見るととても美味しそうだったから、どちらで買ったのですか?と、聞いたら、一つ余ってますからよかったらどうぞって。もちろん遠慮したんだけどこどもがカモ肉は食べたくないと云うものですからどうしようかと困ってたところなんです、と云われるんで頂いてきちゃった。」

    そこでささやかですが茶店でおみやげ用のシバ漬を買ってお礼にと差し上げました。「カモ肉弁当」にはカモがタタキのように半焼きにした肉をオロシダイコンの出し汁に浸けて食べるという本格的なもので、食感と味は上等な馬刺しの味にそっくりでした。

    小牧ICで高速を下り、「メナード美術館」に寄りました。この美術館にはメナード化粧品の創業者である野々川社長のコレクションを一般に公開しています。作品は日本国内外を問わず有名な作家のものばかりでした。ちょうどシャガールの「ダフニスとクロエ」の版画の企画展を開催していました。しばし名画に浸って幸せな一時を過ごしました。名画はサクラを鑑賞するのとは違った意味の安らぎと癒しを与えてくれます。

    再び高速に乗り中央道を松川ICで下りました。そこから7〜8分で、まつかわ温泉「清流苑」に着きました。 夕方5時すぎだというのに駐車場はほぼ満車状態でした。ロビーには地元のじいちゃんばあちゃんがいっぱいいてどうやらこれからなにか宴会でもあるらしく時間待ちをしてるようでした。お風呂は思ったより空いてい気分良く入ることができました。

    入浴後再び高速に乗り駒ケ岳SAまで走ってそこを今宵のねぐらとしました。翌日はゆっくりと一日かけて往路を引き返して午後5時過ぎに無事自宅に戻りました。


    <旅を終えて>
    今回の旅は計画段階では行きたいところが沢山ありすぎて(日本屈指の名所旧跡のあるところのため)コースを選定するのにとても迷ったのですが、第一にはサクラを鑑賞できるところ、第二には過去にあまり行っていないところ、第三は「ねぐら」として使える「道の駅」と「日帰り温泉」がコース内にあるところ、そしてできるだけゆとりある走行ができる適度な距離を目標としました。

    結果として、道の駅に4泊、サービスエリアに2泊、日帰り温泉入浴6回(帰宅日を除く全日)、走行距離も7日間で約、2000Kmですが往復に要した距離、約1600Kmを除けばたいしたことありませんでした。

    いつもと違う点はキャンプ場を一回も使わなかったのです。これは季節的にはちょっと早いため、使えるキャンプ場が適地に無かったことによります。キャンプ場を使わないと特に水不足が心配になります。なぜなら大抵、キャンプ場でしか給水や排水ができないからです。

    私たちが乗っているロードトレックのキャンピングカーの清水タンクの容量は100リッターです。これとは別に飲み水はポリタンク(10リッター)とペットボトルに数本に入れて持参してます。車の清水(せいすい)は調理器具や食器洗いと水洗トイレに使用して飲用には衛生上使っていません。

    7日間も間に合うかどうか非常に心配しましたが帰宅してから排水してみましたら僅かにポリバケツに一杯分しか残っていませんでした。なお、排水タンクは105リッターのグレータンク(トイレを除く一般排水用)、45リッターのブラックタンク(水洗トイレ排水専用)が設置されて容量が大きいのでまず溢れる心配はありません。(ちなみにトイレは夜間の小用だけにしか使用していません。)

    ;いつもそうなんですが、計画を立てるときには行きたいところと、P泊できるところ(キャンプ場、道の駅、サービスエリアなど)、日帰り入浴できるところをリストアップしておきます。あとは実際に走りながら時間とか天候とかその日の気分とかで行き先を決めていきます。

    行き先を決めたらナビにセッティングします。どこの道を通るかはほとんどナビまかせなものですからとんでもない道を通るハメになってしまうことが多々あります。ナビの上手な使い方が今後の課題かもしれません。


    レポートを最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。




BIWAKO-OHASHI-KOMEPURAZA





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Castle HIKONE-JO





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Castle HIKONE-JO-GENKYUEN





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