くるま旅・九州縦断11日間

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   <旅の概略> 

      日   数:10泊11日(2003年10月17日〜27日)
      目   的:九州観光のくるま旅
      宿   泊:すべて車内泊(内訳:道の駅2泊、高速道SA5泊、キャンプ場3泊)
      走 行 距離:3978Km
      使 用 燃料:レギュラーガソリン668L(リッターアタリ5.95Km走行)
      高速通行料:71950円(長距離割引を含まず)
      キャンプ場使用料:10300円(3泊)
      ガソリン代:71172円(含む消費税) 他に食料費、駐車場代、一般有料道路代、
            おみやげ代、入場料、入湯料 etc 
      天   候:全日晴天

1日目
10月17日

自宅(仙台)→仙台南IC→東北道・磐越道・北陸道→徳光PA(入浴・泊)

朝、9時のの出発予定が9時半になってしまった。
お天気はまずまず、車も順調に進み、郡山JCTから磐越道へ、そして新潟中央JCTから北陸道に乗り、何回か休憩をしながら今日の最終目的地の徳光PAに午後5時45分頃着いた。

ここは金沢の隣の松任市だ。仙台から562Km。このPAに隣接して松任市の市民温泉がある。PAから徒歩で数分で外部へ行ける。
また、ハイウエイオアシスとしての商業施設がある。中を歩いてみたが平日と云う事でか人出が少なくガランとして客が入っている店を探して食事を済ませて温泉へ行った。

日帰り温泉としては規模も大きいし料金も安い。(一人370円)
入浴後、オアシスに面した第2駐車場は若者がスケードボードに興じていて極めてうるさい!そこで第1駐車場の一番奥まったところへ車を移動させた。
目の前に人口芝生の小山(展望台)がありバロンを運動させるのにはとても良いところであった。


Tokumitsu P.
2日目
10月18日

→北陸道→名神高速→京滋バイパス→名神高速→中国道→吉和IC→潮原(うしおばら)温泉(入浴)→吉和IC→吉和SA(泊)

徳光PAから西に向かってひたすら走った。吹田から中国自動車道へ入り加西SAを過ぎると土曜日だというのに道路はガラガラの状態に空いてしまった。
確かに中国道は山間を縫うように走り、トンネルも多く、カーブもきついし、アップダウンがかなり激しい。どちらかと云えば走りにくい道だ。大型トラックの通行が極めて少ないことからも走りづらい難道なのかもしれない。

公団が赤字覚悟で作った道かと文句を言う前に阪神大震災の時、寸断した山陽道のバイパスとしてこの中国道が物資輸送の担い手となったことを思い返すべきだ。
赤字路線=税金の無駄遣い と、決め付ける前にイザという時、「役に立つ道」を優先して考えて作るべきだと思う。

さて、二日目の最終目的地として広島県の吉和SAを選んだのは、近くに同名のインターがあり、そのインターから5分も走れば日帰りで利用できる温泉があるからだ。
温泉は一軒宿の「潮原温泉」(うしおばら)と云い強ラドン泉でじわ〜っと効いてくる感じのする温泉で体の芯まで温まることができた。

吉和SAはやはりガラガラの状態で車のエンジン音や猛スピードで突っ走る車のタイヤ騒音に悩まされずに静かな一夜を過ごせた。


Yoshiwa SA.
3日目
10月19日

→下関IC→唐戸桟橋→火の山→下関駅前(駅弁購入)→下関IC→壇ノ浦PA→門司港IC→門司港駅周辺観光→門司IC→九州道→菊水IC→道の駅きくすい(入浴・泊)

いよいよ今日は九州へ渡る日だ。朝の冷え込みはきつかったけれど上々の天気だ。
まずは下関に向けて走った。
なぜ下関かと云うと大河ドラマの「武蔵」にママリンも私もすっかり魅せられてしまってるから、行きがけの駄賃として舟島(巌流島)をぜひ見たい!出来るなら島に渡ってかの有名な決闘の地を自分の足で踏んでみたいと思ったわけだ。

舟島に渡る船は唐戸岸壁から出る。
初発は10時5分だ。しかしながら駐車場を探してうろうろしてる間に時間が過ぎてしまった。

やっと駐車場に車を置き、関門汽船の案内所に行ってみると次の11時25分発はすでに満席、その後の12時45分発ならOKとのことであったが二時間以上もここで費やすのはちょっともったいない感じがした。
その間に水族館なりショッピング(唐戸市場)で時間を過ごせばいいのだが、そうなるとバロンを車に置いておかなければならない。風は爽やかであったがこのカンカン照りに車の中に長時間はとても置けない。
発電機を回してクーラーをかけることも出来るが、発電機のうるさい音を長時間立てるのは気が引けた。

結局、舟島行きを諦めて岸壁の周辺でバロンを散歩させた後、「火の山」へ車で登って上から島を見届けることにした。

壇ノ浦PAで昼食を済ませて関門橋を渡った。あっけないほどの距離で九州へ渡れた。
すぐに門司港ICで高速を降りた。そしてJR門司港駅周辺を車で回り駐車場を物色。

海峡に沿って南へ下ったところにかなり広い有料駐車場があった。車を置いて始まるのはいつもバロンの散歩からだ。
バロンは初めてのところを歩くのを好きでないようだ。自分の小用を済ませるとさっさと車に戻ろうとする。
一代前のバロンは逆に、なかなか車に戻ろうとしないので手こずった。どちらがいいのだろうか?

車の中にバロンを残し門司港駅へ。丁度駅前ではどこかの大学がブラスバンドを演奏中でかなりの人で賑わっていた。
駅舎もレトロならなかのお手洗いも相当な年代物であった。その後駅前のレトロな建物をいくつか見てまわり一時間後に車に戻り再び九州道に乗った。

今夜の泊まり先は熊本ICの二つ手前の菊水IC近くの道の駅「きくすい」である。
この道の駅も日帰り温泉を併設している。行ってみると駐車場がかなり広く温泉の前の駐車場と道を挟んで一段高い所にトイレと大型も止められる駐車場があった。
こちらの方が落ち着けそうであったのでその一角を拝借し今夜のねぐらとした。


Shimonoseki_Karato




Shimonoseki_Kanmon




Shimonoseki_Kanmon




JR門司駅




関門橋




Moji




Kikusui_Michinoeki
4日目
10月20日

4日目:九州道→熊本IC→熊本城二の丸→二の丸公園散策・熊本城見学→熊本駅(駅弁購入)→一般道阿蘇町経由→産山村(阿蘇北麓)ファームビレッジ産山高野原(うぶやまこうやばる)キャンプ場

朝、目覚めるとまずはバロンを車外へ連れ出す。その間にママリンが朝食の準備、朝食は自宅で食べるものと同じ物を食べる。夕食も外食の時は別としてほとんど自宅で食べるような献立だ。キャンプ中だからと云って特別なことをしないのが仕来りだ。

ちなみに、朝食のメニューは主食はパン、それに野菜サラダ(ポテトサラダ or ジャガイモのサラダ)、ラタトゥーユ(パプリカ、ナス、トマト、ズッキーニ、をニンニクとオリーブオイルで炒めたものを1時間ほど煮込んでから冷蔵庫に保存して小分けにして朝食に摂る)、ハム、ベーコン、ソセージなど少々、手製ジャム、コーヒー、果物にヨーグルト、豆乳を少々とかなりの品目がある。

朝食の後、ママリンがバロンを再び散歩に連れ出す。主に排便が目的だ。その間、車内清掃、ベットの敷物、寝袋、マットなどをすべて車外ではたく。犬の毛は全くよく抜けるものだ。
はたいておかないと人間が毛だらけになってしまう。

なんだかんだとやっていると目覚めてから3時間位はすぐにたってしまう。幸い夜、就寝するのが遅くても9時ごろだから、朝、5時に目覚めても十分に睡眠は取れる。この日はすこしゆっくりしてしまったので9時ごろ「道の駅」を出発した。

菊水ICからほんの少しで熊本ICへ、ナビの指示通り走って10時前には熊本城の二の丸駐車場に着き、目の前の広大な芝生にバロンを連れて繰りだした。
ところどころにクスノキの巨木がそびさすが熊本という感じがした。

バロンを車中に残し、熊本城へ見学にいった。城といっても中は博物館になっていておりしも宮本武蔵の企画展を開催していたのでかなり時間を掛けて鑑賞した。
武蔵の企画展は三館同時開催ということで他に県立熊本美術館、島田美術館で行われている。ただし、残念ながら熊本美術館は月曜は休館日であった。

熊本駅へ車を進め駅弁を買ってそのまま島田美術館へ向かって走った。ところが車のナビの指示を間違えて曲がるべき所を曲がらずに直進してしまった。
ナビはすぐに修正の道順を表示した。指示に従って細い路地を曲がるとき右側のステップが角に張り出したブロックをこすってしまった。ステップに張ってあるビニールレザーがほんの一部だけ剥がれてしまっただけの損傷で澄んだが、そうなるともう美術館へ向かう気がしなくなり、進路を変更して阿蘇に向かって走った。

国道57号線を30分近く走ると道の駅「大津」があった。そこで休憩し駅弁を食べた。
「肥後しぐれ」「味の華」というネーミングの幕の内弁当だったが今となってはどうゆう内容の弁当だったか思い出せない。(普通の弁当ということですね)

のんびり走って3時近くに道の駅「波野」に着き、そこからほんの僅かで「ファームビレッジ産山高野原(うぶやまこうやばる)キャンプ場」と言う長い名前のキャンプ場に着いた。
キャンプ場は貸しきり状態であったのでバロンとゆっくり遊びまわって一時をゆっくり過ごすことが出来た。

Kumamoto




Kumamoto




Ubuyama_AC




5日目
10月21日

→大観峰→草千里ヶ浜→阿蘇山上→高森町(昼食)→白水温泉瑠璃(入浴)→熊本IC→宮原SA(泊)

産山村のキャンプ場を出るとき管理人さんからぜひ、うぶやま牧場に寄ってくださいと言われ無料飲み物券を2枚下さった。見ると絞りたての牛乳やジャージー牛のヨーグルトなどお好きなものをどうぞと書いてあったのでそれに釣られて行ってみた。

キャンプ場から車でほんの数分のところにその牧場があった。すでに牧草は刈り込んだ後であったが広々とした牧場が広がっていた。目の前に根子岳(1408m)がどうどうと聳えていた。大観峰からの眺めが格別だそうだがここからの眺めもすばらしい。ただちょっと光の関係ですっきりとは見えない。半逆光のせいか?

阿蘇スカイラインを通り抜けて大観峰へ、阿蘇の山々が指呼に見える。遮るものが全く無い。ただ、こちらで望む阿蘇の山々も霞が掛ったようにどこかボンヤリしていたのが残念だ。

大観峰から内牧へ下りパノラマラインを通って草千里浜へ。雄大に噴煙を上げる阿蘇、そして目の前に広がる草千里の草原。「う〜ん、なかなか見られる景色ではないな、さすが阿蘇!」と唸ってしまった。

バロンを散歩させたりしばしの休息を取り、いよいよ火口目指して道を阿蘇山上の方向に取った。最後の詰めは阿蘇町営道路の急坂を登りきると駐車場になっていて目の前が火口だ。

火口を覗き込んでいたら中年の婦人が話し掛けてきた。
「今日は天気が良くて運がいいですよ。火口が池になってるのがみえるでしょう?昨日なんかは風向きが悪くて煙がこちらに吹いてきて火口なんか全然見え中タンですよ。この間なんかもうこの場所に三度も来て一度も見えてないと嘆いてる人もいましたよ。」

こんな具合にぺらぺらしゃべる。服装は軽作業をするような格好で帽子も被っている。写真を写そうとするとシャッターを押してくれると言う。そして私達の足元に「阿蘇山記念」の立て看板まで置くと、なれた手つきでデジカメのスクリーンを覗き込んでシャッターを押した。

丁重に礼を言うと、「ちょっと見てくださいな。気に入ったら買っていただければいいんですよ」と言って目の前の台の上に掛けてあった布をさっと取った。
そこにはメダルやビンの栓抜き、コースターやスプーンなどの金属製の品物が並べられていた。
お買い求め頂くと今日の日付を刻印するから記念になるよ」と言葉を切ったので、すかさず謝るようにして断ったら「いいのいいの!」と爽やかに笑った。
ママリンが九州の人は気持ちも大らかねとその婦人(ひと)の笑顔を見て感心していた。

道は阿蘇パノラマラインを下って白水町の白水温泉・瑠璃の前に出た。入浴は後回しにして食事をと思い、あらかじめガイドブックで探しておいた高森町の「ヤマメ料理かすい」という店を探した。ナビと看板をたよりに里道を進むと小さな切通しのようなせばまったところを曲がるようになっていた。狭い道は熊本で懲り懲りしていたので進入をためらった。
曲がらずに先に進むと、もう一軒別の料理屋があって駐車場が広く観光バスが1台と乗用車が2〜3台止まっていた。
ひとまずそこの駐車場に止め、切り通し先はどうなってるかママリンが走って見に行った。

しばらくすると戻ってきた。「やってないよ。店じまいしましたって書いてあった。つぶれたんだよ!」
そこで観光バスが来ている店はどんな店か見に行き、やはり田楽料理中心のメニューだとのことだったので入ることにした。

店内はいくつかの「いろり」が切ってあり、客がまわりに座り熾(おこ)した炭火のまわりに串刺しにした材料(野菜や豆腐、コンニャク、やまめ等)を灰に突き刺して焼きながら食べる趣向のようだ。
また、店が高台にあるため窓から阿蘇山麓の里の景色と雄大な阿蘇の山々が眺められてとても爽快な感じがした。
店名がうろ覚えなのだが確か「山見茶屋」と云ったと思う。
焼けるにつれ豆腐やコンニャクに縫ったミソが香ばしい匂いを漂わせ食欲をそそった。
味はもちろん美味かったが特に味噌とマッチしたのは小粒なサトイモであった。

その後、白水町の入用施設、白水温泉瑠璃にもどり入浴した。
そして今夜の泊まり予定のキャンプ場を目指したのだが久木野村のキャンプ場に行ってみたら受付には誰も居ず、置いてあったコードレス電話は通じず、ご丁寧にも受付の窓に「ペットお断り」と書いてあった。情報誌によるとペットOKとのことで選択したのだが・・・・・。
ママリンの「止めようよ」という提案を受け入れて早々に引き上げた。

国道57号に出て熊本インターへ向かった。途中、大津町の国道沿いでミカンを売っていた。5Kで400円の看板に引かれて10K購入、10K入りのダンボールまで貰って翌日鹿児島の郵便局から仙台の娘のところへユウパックで送った。

熊本ICから九州道を南下して最初のSAの宮原でP泊することにした。
ところが、入れ替わり立ち代り大型車の出入りが激しく、一晩中かなりの騒音があったが疲れていたのでなんとか眠ることが出来た。

Nehanzou




Daikanho




Asozan




Asozan
6日目
10月22日

→薩摩吉田IC→仙巖園(見学)→西鹿児島駅(駅弁購入)→長島美術館→指宿スカイライン→川辺IC→オートキャンプ森のかわなべ(泊)→(鏡石湯で入浴)

九州道を南下して薩摩吉田ICで一般道に出た。あとはナビまかせだ。途中、昨日買ったミカンを郵便局から発送し仙巖園(磯庭園)の駐車場に着いた。

ここは昔、社内旅行で来たことがある。以前と変わらぬ南国の明るい日差しの下で桜島を仰ぎながら庭園を回った。年配の男性が説明しながら案内をしてくれた。
御殿の内部は別の女性が案内してくれ、最後に一緒の組になった女高生のグループと赤い毛氈の上で借景の庭を眺めながらお臼を頂いた。

その後、西鹿児島の駅に寄り駅弁を購入、そのまま長島美術館まで車を走らせ、駐車場で食事をした。黒豚の角煮などが入った幕の内弁当で美味かった。
なにをどこで食べたか分からないときは駅弁に限る。その土地を代表する食べ物が確実に口に入る。

長島美術館は西鹿児島駅の西側の丘の上にあり前庭から鹿児島市内と桜島が一望できすっきりとした気分の景色の好いところだ。
収蔵作品も日本美術、西洋美術とも名だたる巨匠の作品が数々あり、なかなか見応えがあった。
特に、モディリアーニの「赤毛の女」には目を引いた。(モディリアーニの作品は稀少なため美術館で作品にお目に掛るのは極めて稀である。)

長島美術館の公式ホームページはこちらです。

鹿児島ICから指宿スカイラインを川辺ICまで進み今夜の宿泊地の「オートキャンプ森のかわなべ」へは午後4時ごろ着いた。
平日で料金が半額ということでAC電源使用料金を含めて4100円支払い、一休みした後、先ずはキャンプ場近くの「鏡石の温」へ入浴しに行った。

周辺には人家が全く無く星空が綺麗な一夜を過ごせた。

Kagoshima




NagashimaMuseum




NagashimaMuseum




NagashimaMuseum




KawanoeAC
7日目
10月23日


→知覧(観光)→長崎鼻(観光)→国民宿舎かいもん荘(入浴)→かいもん山麓ふれあい公園オートキャンプ場(泊)

7日目の朝を迎えた。キャンプ場の朝は清々しい。芝生の上をバロンが駆け回っていた。
ゆっくり支度をして9時過ぎにチェックアウト、知覧へ向かった。

先ずは「知覧特攻隊平和会館」へ。修学旅行の高校生、中学生、小学生が何校も来ていたのにはびっくりした。
日本では戦争体験をした人はほとんどいなくなってしまった。私が生まれた年に太平洋戦争が始まったのだが、記憶にあるのは戦争末期に東京大空襲の爆撃によって真っ赤に燃えあがる炎が東京の真夜中の空を焦がしていたことと、疎開先での食糧難に泣いたことぐらいしかない。

特攻隊という肉弾攻撃を過去にいく度となく映画やTVで見たり聞いたりしてきたが、この地に来てこんなにも多くの遺影に接すると改めて戦争の恐ろしさや惨さがひしひしと感じられたた。
今でもこれに似たことが世界のどこかの国で行われてると思うと、人間の愚かさを感じずにはいられない。

平和会館の隣に「ミュージアム知覧」という博物館があった。
こちらでは歴史と文化を視聴覚機器を上手く使って解説している。見ていると時間を超越してタイムスリップしてしまったような錯覚すら覚える。なかなか見応えがあり有意義であった。

車を知覧の町の中心部へ移動させ町役場前の駐車場に置いた。有名な知覧の武家屋敷はそこからすぐであった。
駐車場で、表通りより一本裏に入った道が武家屋敷通りと教わり、道を曲がろうとした所、角のお茶屋さんから呼び止められた。
「こちらで観覧券を買ってください。」なんと武家屋敷通りをあるくのに通行料を払う仕組みになっているのだ。
お茶屋さんで聞くと見学できる「お庭」は全部で7軒あるとのこと。どうやらここは建物を見るのではなく庭を見て歩くのが主のようだ。

武家屋敷と云ってもそれほど大きな家ではない。そこに設えた庭園だから規模は小さいが枯れ山水の植木と石組みと白砂を配して、時には遠景の山を借景した庭はなかなか落ち着きがあってしゃれている。薩摩の小京都と言われる所以である。

あらかじめ食事をしようと決めていた店は生憎と団体客で午後1時過ぎまで空かないとのことで止むを得ず別の店を物色した。
武家屋敷の通りを後にし、町のメイン通りに面したところに「吹上庵」というお蕎麦屋がありそこに入った。メニューも豊富で値段も手ごろで美味しかった。

駐車場へ戻ろうとして歩いているとみやげ物屋のような八百屋の店があった。
そこの亭主が「試食してよ」と焼きいもを差し出した。食べてみると中々美味い。いもは色々の種類があるのだ。
「こっちの方がもっと甘いよ」なんて云いながら次から次へと食べさせてくれた。
種類の多さにびっくり、ついにサツマイモを2K、600円で買った。濃いムラサキとオレンジ色と白っぽい黄色などを混ぜて買った。残念ながら名前は憶えられなかった。鹿児島のイモは美味い、最高だ!

ひょっと見るとメロンも売っていた。大玉のメロンが二つで宅急便代込みで2000円だと云う。車だから持ち帰ると云うと1200円にしてくれた。
箱を紐で縛ってくれたので駐車場へ持ち帰ろうとしたら途中に郵便局があった。
ママリンは切手を持っているからとユウパックで送ろうと言い出し、メロンを窓口に持ち込んだ。
驚いたことに翌日の夕方、娘から携帯コールがあり、みかんとメロンが一緒に着いたとのことだ。日本の郵便はすごい!薩摩半島の先端近くから仙台まで僅か1日で着いていしまうのだ。(鹿児島で出したミカンも翌日配達されたのだが娘が不在だったため一日配達が遅れたとのことだった。)

その後、薩摩半島の最南端の長崎鼻へ行き、国民宿舎かいもん荘で入浴し、かいもん山麓ふれあい公園オートキャンプ場にチェックインした。

Chiran




Chiran




Chiran




Chiran




Nagasakibana




KaimonAC




Kaimon
8日目
10月24日

→道の駅喜入→鹿児島北IC→溝辺鹿児島空港IC→霧島高原まほろばの里(昼食)→高千穂河原→林田温泉(入浴)→横川IC→菊水IC→道の駅きくすい(入浴・泊)

開聞岳山麓のキャンプ場を朝九時ごろ出て池田湖を回って喜入町の道の駅に寄ってみた。温泉が併設されていてP泊をされる方が多いと聞いていたのでどんなところか見ておきたかった。
「駅」としてはちょっと殺風景な感じがする。海ぞいにであるので釣りでも楽しみながらP泊するには好い所かもしれない。

鹿児島インターから九州道に入り溝辺鹿児島空港ICから一般道を走り先ずは「霧島高原まほろばの里」へ。駐車場無料とガイドブックに書いてあったので寄ってみた。
レストランで焼肉ランチとサイコロステーキランチを注文して食べてみた。久しぶりに食べる牛肉は上手に調理されていて思いのほか美味かった。

食事の後、高千穂河原に向かった。道は登りが急になり、カーブも多くきつかった。
駐車場の料金所で車の長さを聞かれた。 「5m30です」と答えると料金は5m以上は倍額の840円になると云う。
「いままでどこの駐車場でも普通車と同じでした」と抗議すると係りのオバサンがニコヤカに半額にしてくれた。

駐車場からすこし歩くと古宮址の斎場という所があったが思いのほか殺風景なところだった。年配の登山者が何人も下りてきた。ここへ来たら登山をしなければ意味がないような気がしてきた。
ビジターセンターを見学して山を下った。途中、林田温泉の大露天風呂を楽しんで一路熊本へ向かうことにした。

途中のSAで外食をしてP泊をするつもりであったのだが、P泊ならば3日目にした道の駅「きくすい」が落ち着けるからと菊水ICまで突っ走った。
「きくすい」では思ったとおり静かな駐車場がまっていた。時間を見ると午後8時前なのでもう一度温泉に入って体を温かくして就寝した。

KaimonAP




Sakurajima




Mahorobanosato




Tkachiho
9日目
10月25

→菊水IC→熊本IC→熊本城二の丸駐車場→県立美術館→(徒歩)島田美術館→二の丸駐車場→熊本IC→九州道→中国道→山陽道→佐波川SA(泊)

9日目は北上する前にもう一度熊本へ行った。
4日目に熊本美術館が休館日であったこと、島田美術館を途中断念をしてしまったことが引っかかっていた。そこで再訪して見ようとママリンより提案があり車を再び熊本市内へと走らせた。

二の丸駐車場に車を置き、バロンの散歩をすませ県立美術館へ、また島田美術館は距離にして2Km弱なので歩いて行くことにした。
お城の石垣に沿った坂を下りトンネルをくぐり、JRの跨線橋を渡り住宅地の坂道をだらだらと登るとほどなく美術館に着いた。
そこには宮本武蔵の世界があった。武蔵が使用したと伝えられる刀剣とか、武蔵が書いた百舌の掛け軸などがありなかなかの見応えだ。来てみて良かったと思った。

午後からは九州道を北上し、九州最後の休憩地を関門橋の九州側のPA、「めかり」で取り、山口JCTから山陽道に入ることにした。
佐波川SAで休憩したところSAにお鮨屋があった。これは珍しいと二人とも食べたくなって午後4時過ぎでまだ明るいのに急遽、夕食にすることにしてしまったのだ。目の前でにぎられた鮨は実に美味かった!
満腹したら走るのが嫌になって6時を過ぎたばかりだと云うのに早くも寝てしまった。

Kumamoto
10日目
10月26日

:→岡山IC→市内で買物→岡山IC→山陽道・中国道・阪神高速・京滋バイパス・阪神道・北陸道→徳光PA(入浴・泊)

10日目は早く起きた。(前夜、早寝をしたからあたりまえだ!)
山陽道を東へ、岡山ICで高速を一旦下り、コープで食料の調達をした。もうすっかり冷蔵庫はカラッポになってしまったとのこと、ついでに岡山の名産、マスカットを買い込んだ。

夜、6時ごろようやく北陸道の徳光SAに着いた。この日は一日としては最長のドライブ距離、718Kmをマークした。早々に食事を済ませ、松任市民温泉へ、そして夜8時からの大河ドラマ、「宮本武蔵」を見て就寝した。

Kumamoto
11日目
10月27日

→北陸道→磐越道・東北道→仙台南IC→自宅

余すところ560Kmくらいか、あとはひたすら仙台に向かって走るのみ。幸い最終日も晴天に恵まれた。車も快調、親知らずの海上道路とと26のトンネル群を抜け、新潟県名立谷浜SAでちょっと早めの昼食にした。
有磯海SAで買った富山の鱒寿司をひも解いて食べた。

新潟中央JCTから磐越道に入り郡山経由で仙台南ICへ、自宅には午後3時過ぎに無事到着した。

九州へは仙台からだとアプローチが長く(片道約1380Km)約、2日を要してしまう。10泊のうち4泊を往復に必要とするわけだから九州内で過ごすのは6泊だけとなった。

今回の旅行では九州道を中心に熊本・阿蘇、鹿児島・薩摩半島・霧島と限られた所しか行けなかったけれどバロンを連れての長旅はキャンカーあってこその旅であった。

今回の体験を、次に生かして「旅」をしたいと考えて、夢は早くも来年のくるま旅へと駆け巡っている。(笑)

長文のレポートを最後までお読みいいただき大変ありがとうございました。

Ariisoumi




Banetsu-do

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