クマりんの中国旅行記 北京(3)

景山公園

 故宮のすぐ傍にある公園。ずーっと昔は皇族の方々しか入れなかったようですが、現代では一般に開放されており、クマりんが訪れたときには朝も早いというのに多くの市民で賑わっていました。
 太極拳をしている人たち、社交ダンスの練習をしている人たち、水を含ませた大きな筆で石をしきつめた地面に文字を書き、習字をしている人たちまでいました。
 小高い丘の上には日本で言うところの東屋(あずまや)のようなものがあり、そこからの景色が下の写真です。故宮のたくさんの建物が見えました。



 北京は非常に発展しており、郊外ではマンションの建設ラッシュなのですが、故宮の周りには背の高いビルが一つも無いのが分かりますか?
 もちろん、故宮に遠慮して建てていないのだそうですよ。
 ビルに埋もれている日本の皇居とか京都御所とは大違いやね。


 小ネタですが、この手の「滑る!注意!」の看板が、中国のあちこちにありました。
 
 なんとなく気になったので、写真を一枚、パチリ。

天壇公園

 明代および清代の皇帝が、天を祀り五穀豊穣を祈ったところ。

 こちらの公園も多くの市民で賑わっていました。長い廻廊ではあちこちに人が集まって、トランプやら中国将棋やらに興じていて、とても不思議な感じを受けました。
 だって、寒いんですよ、とっても!なんでこんな寒空の下でトランプしなきゃいけないんだろう?どこかの部屋でコタツにでもあたりながら遊ぶほうがいいんじゃなかろうか?

 そんなことを考えながら、ガイドさんにくっついて廻廊を祈年殿(下の写真)へと進みました。



 なんだかとても面白い形をしていると思いませんか?丸い三層の建築物なんてクマりんは他に見たことがないです。しかもこの建物は、釘を一本も使わずに建てられているというのですよ。いったいどんな建て方してるんだ?



 正面の階段(左の写真を見てね。)は皇帝がお使いになるためのものなのだそうで、見事な彫刻が施されていました。「正面(中央)の階段は皇帝のためのもので、彫刻で飾られている」のは故宮でも同じで、彫刻の題材は、皇帝を表す龍が多いようでした。その他には鳳凰、波なんかもありました。

 ところで、写真を見て「変だな」と思った方もいるでしょう。
 階段の中央に彫刻が彫られているのですが「彫刻の上は歩きにくいだろうに」って。
 (注:彫刻を囲む鉄棒の柵は後から付けられたものなので、ここでは無視。)
 かといって両脇の階段を使うのでは、正面からちょっとズレてしまいますよね。
 それはですね、皇帝は輿(こし)に乗ってお通りになるのであって、ご自分で歩かれるわけではない、ということなのです。両脇の階段は輿を担ぐ人のためのものという訳なのですね。

 クマりんは妙に納得してしまいました。面白い!

まだまだ北京の話しは続く

◎ *和宮(*は「擁」の手偏がない漢字)
 天壇公園の後でお参りした、いわゆる、お寺。モンゴルのほうの影響がそこかしこに見受けられて興味深いものでした。
 あんまりメジャーな観光スポットではないようですが、ここではすっごく大きな菩薩様だったか阿弥陀如来様だったかを拝観できますよ>覚えていないあたりが罰あたりかも(--;

◎ 足つぼマッサージ
 台湾のが有名ですが、最近は中国でもはやっているんだそうで、空き時間にトライしてみました。
 約1時間強で250元(1元=13円のレートで換算すると3250円)。足裏だけでなく、腕から肩から背中から太ももから脹脛(ふくらはぎ)まで、若いお兄さんに揉みほぐしてもらいました。
 クマりんは中国語が分からないので、お兄さんの話す少し怪しげな日本語と片言の英語で会話をするのが妙に可笑しかったです。「ダイジョーブ?」とか「OK?」とか、お兄さんはにこにこしながら言うんだけど、揉みほぐす手がちっとも容赦しないんでやんの。
 クマりんの隣りでは夫が若い(?)お姉さんに同じようにマッサージしてもらっていたのですが、足裏を揉まれるときには「イテーッ!」とか「痛い、痛い、痛い」とか、だいぶ苦しんでいるようでした(^_^; 

 いえね、基本的には気持ちいいんです。台湾式のはすっごく痛いらしいですが、クマりんが北京で体験したのは、それ程でもありませんでした。オススメしておきます。

 ところで、足の裏には身体の各部分に対応するツボがたくさんあって、もしどこか押して痛むツボがあったなら、そのツボに対応するところが弱っている、と聞きませんか?クマりんの隣りで足の裏を揉みほぐされながら痛がっている夫が、お姉さん(←この人も怪しげな日本語を話す)に「そこが痛いってことは、身体のどの部分が悪いの?」と聞いたら「シンゾー!(^-^)」とのお答え。
 ・・・心臓ですかあ?ワタシの夫はダイジョウブなんでしょうか。シャレがキツイわ。 

◎ 交通マナーがすごかった!
 信号が少なく、交差点でも信号の無いところがありました。自動車は「空いているところを走る」といった感じでクラクション鳴らしまくりながら縦横無尽に車線変更するし、そんな中で、歩行者は慣れた様子で車道に入り込み横断しようとするのです(;_;) 怖かった・・・。
 ガイドさんのお言葉「日本は歩行者優先ですが、中国では勇気のある者が優先です」は、けだし名言と言うべきでありましょう(合掌)。


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