クマりんの中国旅行記 西安(3)

大雁塔

 玄奘三蔵法師を知らない人はいないでしょう。中国の都を後に、はるばる旅をして遠くインドの地にたどり着き、仏教の貴重な経典などを中国に持ち帰って伝えたという、偉大な功績のある僧侶ですよね。
 その玄奘が出立し、また戻った中国の都こそ、長安(今の西安)で、彼が持ち帰った経典を翻訳したものを収めるために建てられたのが、この「大雁塔」なのだそうです。 



 遠くから写した写真では分かりにくいでしょうが、この建物は木造ではなく、レンガ造りでした。日本での生活が長いクマりんは、感覚的に、仏教関係の古い建物と言ったら木造のような気がしていたのですが(法隆寺とかのイメージね)、ここは違いました。ナルホド、そりゃそーだよね、別に木造でなくったってOKだよね。でもやっぱり違和感を覚えてしまうのは、この形が日本の五重塔(当然、木造)を強く連想させるからかなー、と思います。



左の写真は大雁塔の入り口です。
レンガ造りなのが分かりますか?
内部は階段しかないので、がんばって登りましょう。
 塔の上から西安の街並みを望む・・・下の写真は、ちょうどこれから開発しようとしている地域を写したものです。広くてまっすぐな道路と広大な更地が印象的でした。



 ところで、中国の建物にはいろいろとお約束があるようで、その中でも面白いと思ったのが二つありました。

 ひとつは、屋根の先っぽのところにある、建物を守護する方々の行列。どういった方々だったかは覚えきれなかったのですが、先頭が何かに跨った人で、他に麒麟とかがいたような・・・ちゃんと並ぶ順番も決まっているとか。
 例えば下の写真は大慈恩寺の門を写したものです。(この大慈恩寺の境内に大雁塔は建っているのです。)屋根の先に行列が出来ていますよね?






 もう一つのお約束が、日本の「狛犬」を連想させる一対の獅子(?)が建物の両側にいること。向かって右側が”お父さん”で、前足の下にはボール(”世界”を意味しているらしい)を持っており、向かって左側が”お母さん”で、前足の下には子どもがいる、というのが、どこへ行ってもきっちり守られていました。

 
 上の写真は大雁塔の近くにいたカップル。なかなかの美男美女(?)で立派だったので、すかさず撮影しました(笑)。
 
◎中国の焼き芋は美味しかった
 大雁塔の見学を終えてバスに乗ろうという時に、再び物売りの”買え買え攻撃”を受けました。
 クマりんなどは、我関せずとばかりに攻撃を振り切ってさっさとバスに乗り込んでしまったのですが、そこに”寅さん”(←「西安(1)を参照してください)登場!
 焼き芋屋さんと日本語で交渉して(つまり、買い物くらいなら言葉なんてどーにでもなるってことよね)、焼き芋2本を5元(約70円)で手に入れると、我々に分けてくれましたー!パチパチパチ(拍手)。
 実はその時、クマりんの夫はお腹の調子があまりよろしくなかったので、いったんお芋は辞退したのですが、”寅さん”に「いいから、いいから、どうせお腹こわすなら皆でこわせばいいから、だいじょーぶ!」と説得(?)されてしまったのでした。さすが”寅さん”、全然理論的じゃないぞ。
 食べてみたら・・・甘くてとろけるようでした。美味しかったー。しかも2本で70円なんて、安すぎ。ごちそうさまでした。m(_ _)mぺこり


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