日記 2002年4月
[悩んで学んで]
2002年4月30日(火)

確かに夫に「今日の晩ごはんはなにが食べたいですか」と聞いたのは妻だけれども、簡潔に「ニワトリ」と微笑まれても。まだまだレパートリーの少ない妻としては漠然としすぎていて余計に。
悩みに悩んで苦し紛れに作ったトマト煮が意外においしかったので事無きを得たが、今度からは「なに味のなにが食べたいですか」と聞かないと新米主婦としてはなにかと辛い。日々学習。

[働く男]
2002年4月29日(月)

世の中はゴールデンとかウイークとかで盛り上がっているのに我が家は普段通りどころか休みすらないのでつまらない。カレンダーまるで無視の夫の業種を呪うが一番大変なのは夫なのでにこやかに送り出す新妻。妻の鏡。

出張で着たスーツをクリーニングに出すべくポケットをチェック。夫はいつも私服で通勤しているのでスーツを着る機会は年に1回ほど。スーツで出勤する夫というのも素敵だ。そしてスーツのポケットから「スナック カツ代」とかいうマッチが出てきたり「まりあ」とかいう名刺が出てきたりワイシャツに口紅がついていたりするのだ。それを問い詰めたり問い詰めなかったりするのだ。そんなことを想像しながら必死に探したがなにも出てこないのでつまらない。

[スペイン]
2002年4月28日(日)

夫がソファに座ってウクレレを弾いている。夫の後ろの窓からは海が見えていて、情熱的な濃い青色のソファと黄色いウクレレ。青が情熱的な色かはともかくとして、なんだかスペインのようで素敵だ。行ったことないけど。そう思いながら夫のウクレレを聴いていたのに夫は興に乗ってきて十八番の演歌風泣きのメロディを弾き出し始めるものだからスペインなのかなんなのかわからなくなってきた。

[おかえり]
2002年4月27日(土)

出張から帰った夫がおみやげの「東京コルネ」を持って妻の実家まで迎えに来てくれる。ついでに妻が「東京コルネ」を食べている間に、昨日父といっしょに全力で無茶苦茶にしたパソコンをあっさり直してしまった。妻と父もすごいが夫もちょっとすごい。
ふたりで我が家に戻ると妻がゲコゲコとのたうちまわった跡(台所の流しにうどん。洗っていないお皿)がそこここに。げんなりする。

[父]
2002年4月26日(金)

父のパソコンがおかしいので見てくれと言われても、娘であるところの妻とてパソコンの面倒は夫タカマルに見てもらっているので、なにがなにやらさっぱりわからない。なにがおかしいのかもわからない。だいたい父は、なにがなにやらわからないくせにあてずっぽうでいじりまくるのだ。おまけに説明書もない。ぷりぷり怒りながら40分ほど頑張ってみたがやっぱりわからなかった。あてずっぽうでいじりまくったのは妻も同じ。確実に父の血を引いている。

[母]
2002年4月25日(木)

ゲコゲコが治らないので実家に行って看病を強要。実家は良い。ごはんが自動的に出てくるところも素敵だ。すてきな奥さんの母だ。

[ひとり]

2002年4月24日(水)

夫は非常に健康的かつ自然な方法(空気感染)で風邪を妻にうつし、やや元気になって3泊4日の東京出張に出かけていった。ひとり倒れる妻。風邪をめったにひかない妻なので辛い。作ったうどんもまずい。看病してくれるひともない。ゲコゲコと咳をしながらお花見に行く夢を見た。

[歌わない]
2002年4月23日(火)

夫は車を愛していて、去年の秋に買った車をそれはもう大事にしている。見たところわからないような部品をなんとかかんとかしたりどうにかこうにかしたりそしてそれをデジカメで激写したりなんとも楽しそうだ。もうおとななので「走りへの渇望」とか「危険をかえりみないのが男」とか「峠」とか「頭文字D」とかは言わない。あくまでも渋くありたいらしい。妻も一応その車を運転するのでそうしてくれるとありがたいが、夫が車を大切にすればするほどプレッシャーがかかって仕方ない。妻が車をぶつけでもしたら夫は怒りはしないががっかりするだろう。ちょっと泣くかもしれない。できればそれは避けたい。今日も緊張感みなぎる妻の運転。
そんな車にこだわりを見せる夫だが、その昔振りつきでうなずきマーチ(うーなーなーうなうなうーな。ずき!)を歌いながら運転していて車をガードレールにぶつけた事を妻は知っている。

[電話]
2002年4月22日(月)

お昼にかかってきた電話が間違いだったので、「違います」と言おうとしたのにうっかり「すいません間違えまし」まで言ってしまった。なにもかも間違っている。それを言うのはあっちだ。間違えてうちにかけてきた見ず知らずのひとも、間違えられたのに言い間違えた妻もふたりしてあわあわした。

[かえるちゃん]
2002年4月21日(日)

夫タカマルの母さまから、取っ手の部分がカエルの顔になっている折りたたみ傘を頂く。夫はブルーのかえる。妻は赤いかえるだ。超小型軽量。「これは便利ですね!」とニッコリ笑ってお礼を言いながら傘を開いたり閉じたりしている妻の横で夫の母は「これを見てユキちゃんを思い出したの」と言った。気持ちは嬉しいがそれはどうなんだろう。

[やさしくない]
2002年4月20日(土)


夫、のどが痛いと言いながら休日なのに会社へ。そんな忙しい夫のために妻が出来ることはなにか。のどにやさしい晩ごはんを用意して待っていることだ。今日はほうれんそうとしゃけのクリームスパゲティを作ることに決定。徹底的にのどにやさしそうだ。メニューがなんとなく冬のそれだがまあ良し。
しかし猛烈におなかがすいた状態で作ってしまったために大量のスパゲティが茹であがってしまい、どんぶりいっぱいのそのスパゲティをふたりで泣きながら食べる羽目に。のどにはやさしいがおなかにはあんまりやさしくなかった。

[自信喪失]
2002年4月19日(金)

衣替えの季節。毛糸洗いに自信をつけるべくセーターを洗濯。洗濯機の横でできる主婦を気取る。しかし夫のお気に入りのセーターが洗濯ネットの一番下からちんまりした状態で出てきたことに激しく動揺。夫の首はこんなに細かったか。腕はこんなに短かったか。ひっぱったり叩いたり透かしたりしてみたが間違いない。縮んでいる。妻の安い普段着はなぜか無事。うろたえながらエマールの「縮んだときは…」という説明書のとおりに応急処置。本当か。直るのか。手は打ったものの、その後一日縮んだセーターのことで頭がいっぱいになり、夜にうっかり皿を落として割る。古典的な表現に我ながらあきれた。もちろん毛糸洗いの自信はつかないまま。

[ごあいさつ]
2002年4月18日(木)

細々と日記復活。
以前は「うどん」というサイトで主に新妻の苦悩、すてきな奥さんへの道。夫タカマルとの愉快な出来事。といった日記を書いていたのだけれども、多分今回も似たようなかんじで日々は過ぎて行くのです。そんな毎日の記録。

ということでよろしくお願いします。

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