| 日記 2003年4月 |
| [どうかしてしまった] 2003年4月30日(水) ![]() 「おでん」の掲示板やメールにて「最近更新されてないけれどもさては旅行にでも行っているのですね」とか「病気してませんか」とか「春眠もたいがに」とかいうお言葉を頂いたので慌てて夫に報告。夫は「日記は『お好み焼き』に『パセリ』振りっぱなしだし。メモはヒーターつけっぱなしだよ」と言ってニッコリ笑った。ほんとうだ。 「ゴールデンウイーク」といえども夫も休みなく、妻は家で「ズーキーパー」などに夢中になっている間に巷では妻は病気になったり旅に出たりしている。まずい。こんなの日記じゃない。毎日更新の志はどうした。 特に最近の「ズーキーパー」への執着ぶりは尋常ではなく、普段ゲームなどしない妻が遮二無二「ズーキーパー」を1時間も2時間も連続でやり続け時たま奇声を発したりしているとそれを横で見ている夫は「妻はどうかしてしまったのではないか」と思っているらしい。そして妻も「じぶんはどうかしてしまったのではないか」と思っている。 |
| [ベージュ] 2003年4月29日(火) ![]() 父方の祖母は今年88歳。「米寿」のお祝いに奈良まで行く。 八 十 八 と縦に書くと「米」と読めなくもないので「米寿」。しかしすごい「米」の字だ。 88歳の祖母はじぶんの子や孫や、ひ孫や嫁や婿が大勢祝いにかけつけたことに涙し、お花を受けとって涙。声をかけられて涙。「カラオケ」で「おふくろさん」を歌われて涙。涙涙。祝いは素敵だ。 しかしお酒も入り興に乗った祖母の息子ら(父は6人兄弟)が歌う「カラオケ」がだんだんへんな方向へ。叔父が「およげたいやきくん」を歌い出した頃から宴はなんだかわからないただの酔っ払いの集まりだ。 |
| [おしゃれ] 2003年4月28日(月) ![]() 近所の「クリーニング店」冬物30パーセントオフ。妻はこの日を待っていたのだった。大きな紙袋ふたつに夫と妻のコートをギュウと詰めこんでいざ。 「クリーニング店」はさすがに混んでいて、店員さんも普段の3倍。てきぱきと仕事をこなす。店員さんは妻が手渡した紙袋から夫のコートを取り出し、まじまじと眺めたあと、コートの「ポケット」の革の部分を指さし、「おしゃれですね」と呟いた。てっきり誉められたのだと思い「いやそれほどでも」とひとり照れていたら今度は妻のコートを吟味して「これは普通です」と言った。妻のセンスにけちが。失礼千万。キーとなっている妻を横目に店員さんはどんどんコートを出してきて「おしゃれね」とか「普通?」とか言っている。妻は店員さんが次々と下す「おしゃれか否か」の判定にこっそりと赤くなったり茶色くなったりしていた。 しかし店員さんがしているのは実は「おしゃれ着洗いコース」と「普通のドライクリーニング」の選別なのであった。でも妻がそのことに気付くのはだいぶ先。 |
| [されど] 2003年4月27日(日) ![]() 去年のお盆に「金魚すくい」ですくわれて我が家にやってきた赤い金魚(名前はオードリー)は「金魚鉢」を住家に、非常に元気で夫と妻の人気者だった。 赤い金魚は常にひとが居る方に寄って来てごはんをねだるのだ。妻はいつも晩ごはんのお皿の片付けが終わったあとに金魚にごはんをあげていたので、賢い金魚は台所で水音がするといつも跳ねんばかりにぴちぴちとわが身をアピールするのだった。 そんな金魚が突然鉢の底にさかさに沈み、弱々しくなってしまったのは朝。異変に気付いて「金魚の病気」とか「治療法」などを必死で調べているわずかの間に金魚は呼吸をやめた。 「たかが金魚」かもしれないけれど、毎日の生活の中で妻も夫もいつも無意識に金魚のことを気遣っていた。夜更かしする時などは金魚の目が覚めないようにと思っていたし、金魚が喜ぶと妻も夫も嬉しかった。「生きたもの」と生活するということはそういうことだった。 今もお皿を洗いに台所に立つ時。蛇口から水を出す時。少しだけさみしい。 |
| [酒] 2003年4月26日(土) ![]() 発泡酒5月1日から増税。「たかが1本10円の値上げだ」と思ってしまったら素敵な奥さんにはなれぬ。ぜひにまとめ買いを。夫と酒屋さんへ。 しかし意気込んだわりに夫は2ケースしか買わなかった。理由を聞けば「長く置いておいたらお酒が鉄くさい味になるからヤだ」そうだ。グルメだ。 最近妻もお酒を飲まないし、夫も1日1本というペースなので1ヶ月に1箱あれば足りる。お酒に関しては経済的な夫婦なのであった。 友人夫婦などを見るにつけ、調子の良い時はふたりで1日17本もの発泡酒を飲んでしまうらしいのでつくづく夫婦によって違うなあと思う。友人夫婦はこの際100ケースくらい買っておいて欲しい。好きなものがたくさんあるのは幸せだ。そしてたぶん「鉄くさくなる」前に飲み切れるはずだ。 |
| [のりの意味] 2003年4月25日(金) ![]() 今日の晩ごはんは「お好み焼き」だったのだけれども、仕上げの時に「青のり」がないのに気がついた。以前冷蔵庫が壊れてしまった時に中身を全部捨てたのだった。 焼けた「お好み焼き」の上にソースとかつおぶしだけではなんとも味気ない。パラリと緑のものが欲しい。見た目重視の妻はこっそり「乾燥パセリ」を「お好み焼き」の上にふりかけみた。どこからどう見ても完璧な「お好み焼き」の完成。そっと夫に出した。 いつばれるのかと最初はドキドキしていたが食べ終わっても気付きやしなかった。けっこうなんでも良いのかもしれない。乾燥していて緑なら。 |
| [慌てぶり] 2003年4月24日(木) ![]() 夕方のスーパーは混んでいて、妻の並んだレジのひとは「研修中」と書いた名札を胸につけてただただあわあわと商品をレジに通していた。慌てすぎだ。慣れていないので「おつり」を返す時のお札の数え方も指が機敏に動かないらしく、ばらばらと返してくれた。実力の半分も出ていないかんじだった。落ちついて。 ひそかに応援しながらレジを抜け、買ったものを袋に詰めるテーブルに移動してから袋をもらっていないことに気付いてふたたびレジへ。「あのう袋を…」と言うとレジのひとの慌てぶりは頂点に達し、「ごっ…!すいません!」とちょっと良くわからないことを言って勢い良く一番大きな袋をがさーと取って妻にくれた。7枚もいらないのにくれた。 |
| [銘菓] 2003年4月23日(水) ![]() 北海道に住む夫の知人がおいしいチョコレートを送ってくれたのでこちらもお返しに神戸のお菓子を。「『ゴーフル』を買っておいてください」と夫が言ったので今日はそれが妻の仕事。 「ゴーフル」なんてどこにでもあるだろうと気楽に考えた妻は電車に乗ってそのへんの駅のデパートに行ったのだけれどもそこには「ゴーフル」のお店はなかった。神戸のくせに。こんなことなら調べてくれば良かった。諦めきれずにあてどもなく30分以上も同じところをぐるぐるぐるぐる回り、デパートの隅のうすらわびしい名品店でついでのように置かれた「ゴーフル」をやっと見つけた時のあの喜びたるや。今までこんなに「ゴーフル」を欲したことはあったか。 興奮してじぶんの分まで買って帰って来た。 |
| [1週間] 2003年4月22日(火) ![]() 昨夜夫が「ああ。まだ月曜日か」と悲しげに言ったので遠く遠くの愉快な週末を夢見る一会社員としての夫に心から同情したのに今日の夜は「おっ。今日ってもう火曜日?」と嬉しそうだった。ちょっと面食らう。夫にとって「月曜日」と「火曜日」は雲泥の差なのだなあ。と、「ごみの日」以外の曜日の概念がない妻は思ったのだけれども、次の日の朝夫が「まだ水曜日か…」とため息をついたのでなんだか夫の基準がわからなくなってしまった。 |
| [寝た子を] 2003年4月21日(月) ![]() 夫は会社から帰ってからが「楽しく遊ぶ時間」だけれども妻は昼間なんだかんだでひとり「楽しく遊んで」いるので晩ごはんの片付けが終わってしまうとわりと手持ちぶさた。そういう時妻はたいてい夜中までパソコンにへばりついている夫を横目にソファで寝てしまう。 最近は夫も手馴れたもので、妻の「起き抜けはのどがかわく」とか「一度はっきり目覚めてしまうともう眠れない」とかそういうのがわかっているので妻を寝室に連れて行く手順は完璧だ。居間の電気をうす暗くしてから「おーい」と言って妻を起こし、すかさず用意しておいた水を妻に飲まし、ボサボサの妻をベッドまで連れて行ってバーンとなぎ倒し、布団をバッサと掛けて終了。そして妻はそのまま眠る。夫はすごい。 |
| [どこでそれを] 2003年4月20日(日) ![]() 義母の誕生日。夫の実家にて楽しくお祝いし、ささやかな贈り物などをしてにこやかに帰宅。誕生日は素敵。 義母は携帯電話のメールもパソコンのメールも操るハイテク義母様なので、お礼のメールが。「今日はどうもありがとう。とても良い日になりました。それではおやすみなさい(・∀・)」と書いてあった。お、お義母さんが。顔文字を。 |
| [友の安眠のために] 2003年4月19日(土) ![]() 友人から「『グーグーガンモ』の好物ってなに?シーチキン?とんかつ?気になって眠れません」とメール。 そんなこと聞かれても。妻は「グーグーガンモ」に好物があったことすら知らないよ。そういえば以前別の友人からも「『パーマン』の変身の時って『パーチャック』?『パーチャク』?」と聞かれたことがあった。だからなんで妻に聞くか。なんでみんななんでも妻で済まそうとするか。しかも妻が知らないことばかりを。 それでも妻はパソコンで必死で検索して「グーグーガンモ」の好物は「コーヒー」だということをつきとめ、友人に返信。 こんなふうにして、これからの人生におそらく有効活用できそうにないであろうくだらない知識ばかりが増えていく。 |
| [えほん] 2003年4月18日(金) ![]() 本屋にて。「健康コーナー」で本を読んでいると隣に立っている20代女性の携帯電話が鳴った。推測するに電話の相手は恋愛初期段階の恋人であるらしく、彼女は本を片手にものすごくかわいい声で電話に出、「週末バイトで会えないね」とか「寂しいな」とか言っている。しばらくそんな甘い会話を隣で聞くとはなしに聞いている妻。初々しくてよろしいね。 そのうちに電話の相手から現在の居場所を聞かれたらしい彼女は「今?今はねえ本屋さんで絵本を見てるのー」と『夏までに楽に5キロ痩せる!』という本のページをめくりながらかわいく言った。女心だとしても。ちょっとびっくりした。 |
| [肩こり] 2003年4月17日(木) ![]() 夫の肩に「ピップエレキバン」が貼ってあるのを見てとてもうらやましかったので、ねだって夫が会社に置いてある「ピップエレキバン」を持って帰ってきてもらう。妻「ガウス」初体験。「ガウス」がなんだか知らないがなんとなく強そうだ。しかし説明書を見ると磁束密度の計量単位が変わって「ガウス」から「ミリテスラ」になったらしかった。なんとなく弱そうだ。 「お風呂に入ってもはがれないの?」「はがれないよ」と夫が太鼓判を押すのでお願いして良いツボに貼ってもらい、入浴後「翌朝の羽根がはえたような肩の軽さ」を期待しつつ就寝。 ところが翌朝の妻の肩は普段どおりの妻の肩。おかしいねと肩に手をやると「ピップエレキバン」はなかった。なぜだ。必死で探すと浴槽の中に「ピップ」がふたつ沈んでいるのを発見。ああ。妻の「ガウス」が。 |
| [良い天気] 2003年4月16日(水) ![]() 妻の使用している「安眠まくら」を母が欲しがったので、3月の母の誕生日にプレゼントしようとデパートに「まくら」を買いに行ったことがあった。 売場で妻のと同じ「まくら」を見つけ「これこれ」と言っていると「まくらのプロ」みたいな男性がやって来て「ぜひ寝心地をお試しくださいませっ」と言って傍らにある「寝心地専用ベッド」を指差すのだった。デパートにはなんでもある。 「わたしは同じものを持っているのです」「これは贈り物なのです」と言うと「まくらのプロ」は出番なしなのでちょっとがっかりした顔をしたがすぐに「まくら」を包装してくれた。 会計を待つ間、「まくらのプロ」に聞きたい質問を考える。果たしてこの「まくら」は天日干しをしてもだいじょうぶなのか。ウレタンが縮んだりしたらたいへんだ。聞いてみよう。 大きな紙袋に入れた「まくら」を持ってきてくれた「まくらのプロ」に「あの、この『まくら』は天日…」と言いかけたところで「まくらのプロ」は笑顔で妻の言葉をさえぎり「『テンピュール』と読むのでございますよ!」と誇らしげに言った。妻は「…そうですか」とお礼を言ってお金を払った。かくして「まくらのプロ」の面目は保たれた。 と、いうようなことを良い天気の日に「まくら」を干すたび思い出す。 |
| [開け方] 2003年4月15日(火) ![]() 「ウエットティッシュ」安売り。ちょっとした時に拭いたりできて便利。箱のボタンをポンと押せばパクとふたが開いて片手で取り出せるしくみ。ものぐさな妻にぴったんこだ。購入。 そして夜。夫がなにかしらを拭きたそうな顔をしていたので「ウエットティッシュありますよ」と箱を差し出すと夫は受け取ったは良いがふたの開け方がわからず、折れよとばかりにギギリギとふたを無理矢理こじあけようとした。慌てて止めると夫はしくみにハッと気付き「今ぼく『意味わかんないのに無茶苦茶する老人』みたいだったね?」と言った。ええまったくそのとおりでした。 |
| [2周年] 2003年4月14日(月) ![]() 「婚約指輪」や「結婚指輪」を購入したお店の店員さんと仲良しになった夫と妻。「なにも買わなくて良いから私に会いにきてください」と言ったりお店に行けば行ったで「彼氏と別れてしまいました」とか人生相談じみた話ばかりしている。販売ノルマとかないのか逆にこちらが心配だ。 そんな彼女から手紙が届いた。今日はちょうど我々の「結婚記念日」だったので粋なはからいだと封を切ると「ユキさんハッピーバースデイ!」ととんちんかんなことが書かれてあった。相変わらずな彼女。 |
| [おむすびを落としたのは誰だ] 2003年4月13日(日) ![]() 快晴土曜日。妻は買ったばかりの春の靴をはいて夫とともに近所の丘まで桜を見に行く。 花びらが舞う中ほがらかにお弁当を食べている団体がいくつか。陽気でよろしい。写真などを撮りながら上ばかり見て歩いていると突然夫が「なにか踏んでいるよっ」と行ったので慌てて下を見ると妻の靴の先には結構な量の「ごはんつぶ」が。しかもその「ごはんつぶ」でもって「花びら」や「木の枝」なんかもくっついてきて妻の春の靴の底はえらいことだ。 団体をちょっとだけ恨んだ。 |
| [優しくて突飛] 2003年4月12日(土) ![]() 生理痛でバッタリ倒れた妻をかいがいしく世話してくれる優しい夫。夫はまず汗だくの妻の顔をタオルでぬぐい、いつでものめるように枕元に水を置き、鎮痛剤も置き、冷蔵庫に妻の好物を入れ、妻の頭を何回かなでたあと、「じゃあぼくラーメンを食べに奈良県まで行ってくるね」と言ってはるばる出掛けて行った。 突飛すぎだ。 |
| [夢] 2003年4月11日(金) ![]() 今まで生きてきた中で妻が傷つけてしまったひとがたくさん出てきてそのひとたちが妻に優しくしてくれるといういわば「都合の良い夢」を立て続けに見たあと静かに生理がやってきた。女性ホルモンとはおそろしい。 |
| [いろもの] 2003年4月10日(木) ![]() 夜更かし生活でペースが乱れに乱れ、たいへん困っているうちに気がついたら1周。早寝早起きになってしまった。勝手に目覚める午前5時。とても良い気持ちで「コンビニ」に朝食用のパンを買いに出掛ける。 駅前を通りかかると「議員のたまご」と書いた「たすき」をななめに掛けた男のひとがちらしを持ってぽつんと立っていた。選挙活動のつもりで出勤途中のひとたちにちらしを配るつもりなのだかバスは来ず。といったかんじだった。寂しげ。 家に帰って目覚めた夫にもらったちらしを見せ「駅前に(議員の)たまごがいたよ」と言うと夫は「へえ」と言い何かを想像していた。「スーツを着ていたよ」とさらに言うと「ええっスーツも?」と思わぬところでびっくりしていたので、夫はたぶんそのひとが「たまごの格好」をしているものと信じていたのだと思う。 |
| [七七七五の句] 2003年4月9日(水) ![]() 夫が急に「ねえ『ドドイツ』ってなんなの」と言った。夫はいつも本当に急だ。実は妻も良く知らなかったので慌て、夫の「『ものすごい強いドイツ?』」というばかみたいな予想もうっかり聞き流し、パソコンで検索。検索結果がずらりと並んだページを見ながら目についた文字を読んでいった。「時代はドドイツ」「世紀末にドドイツを」「お気楽ドドイツ」「ドドイツ広場」 なんだか余計わからなくなった。「いま、なぜドドイツなのか?」というのもあった。そんなのこっちだって知りたい。 とりあえずの謎も解け「良かったね」と微笑みあうもつかの間、夫は「じゃあ『ドドンパ』ってなんなの」と言ったので妻は適当に「『ものすごい強いドンパ』のことですよ」と言っておいた。 |
| [びくびくする] 2003年4月8日(火) ![]() 妻は毎朝夫が玄関を出たあと、すぐにエレベーターホールにいる夫が見えるように2,3歩だけ外に出、エレベーターを待つ10数メートル先の夫に手を振る。夫も手を振り返す。さわやかな朝のコミュニケーション。 しかしエレベーターホールに他にひとが居る時は夫も無邪気に手を振ることはできず、つとめて冷静にうなずいたりして去ってゆく。ああデスコミュニケーション。 加えて妻はパジャマ姿なものだから同じ階に住むひとの玄関の扉が開くとすかさず隠れる。今日は調子に乗って自宅玄関から3メートルばかりも離れて夫に手を振っていたために隣の家のドアが開いた音を聞いた瞬間びくっとなり、非常に情けない格好でダッシュで逃げる羽目になった。 |
| [暁を] 2003年4月7日(月) ![]() 最近眠い。いつでもどこでもすぐ横になって眠ってしまう。友人と電車に乗っていても「1/fゆらぎ」でもってはるか遠くへ。あんまり寝ているものだから別の友人からも「春が過ぎたらまた会いましょう」とか言われる始末。 見切られないためにも規則正しい早寝早起きを心がけるも無駄。本日うっかり湯船で眠ってしまいぶくぶくと沈む妻。耳にお湯が入ったので慌てて頭をたたくと脳の中がてぃんてぃんとへんな音がして困った。 冬が待ち遠しい。 |
| [動体視力なし] 2003年4月6日(日) 静かな日曜日。夫は朝から透明な「ラジコン」の車体をペンキで丁寧に黄色に塗り、ちまちまと細かいことをして車完成。さっそく「ラジコン」を持って遊びに行く。 夫が地面に間隔をあけて板を2枚置き、その間をすいすいと「ラジコン」を8の字に走らせているのを見て妻もやりたくなり、「コントローラー」を貸してもらったは良いが加減を知らない妻はスタートから全力疾走。妻の操作する「ラジコン」はものすごい勢いで夫が置いた板にぶつかり、それをジャンプ台にして華麗に宙を舞った。操作不能。「ラジコン」は前のめりで地面に叩きつけられ5回ほどごろごろと派手に転がり横向きでようやく止まった。顔面茶色くなって「ラジコン」に走り寄ると夫が苦労して作ったばかりの「ラジコン」の車体はべろべろになっていた。実にひどいことをした。 |
| [はりきり] 2003年4月5日(土) ![]() 張り切って「バスケットボール」をしに出掛けて行った夫は案の定全力で戦い筋肉痛。ヨレヨレと、しかしロボットみたいなおかしな格好で歩きながら帰って来て身体中に「アンメルシン1パーセントヨコヨコ」をヨコにもタテにも塗っていた。 だから言ったのに。 |
| [スポーツ] 2003年4月4日(金) ![]() 夫が遅い晩ごはんをむしゃむしゃと食べながら「ぼくねー明日『バスケットボール』をしてくるよ」と言った。妻は夫と出会ってこのかた夫の口からそういった激しい運動の話題など出たことがなかったことを瞬時に回想して確認。バ。バスケットボール。どういう経緯かわからぬが会社のバスケットボールのチームといっしょに楽しく試合をしたりするそうだ。 妻は急に無理をするとたいへんなことになるよと念を押しているのに夫ときたら「丈の短いパンツはどこか」とか「スポーツタオル要るか」とか果ては「体育館シューズ」だなんて懐かしい言葉まで飛び出しまるで聞いてない。 |
| [そんなもの] 2003年4月3日(木) ![]() 我が家に友人が遊びに来た時、玄関を開けると真っ先に見えるはずの(そして先日夫が苦労して塗り上げた)その大きな「靴箱」に友人は気付かなかった。天板は白、扉は水色に塗ったそのおめでたいかんじの(そして周囲から明らかに浮いている)「靴箱」の上に乗った「ペコさん」の雛人形には関心を示し、「かわいい」と言って写真まで撮っていた友人。そこまでしてなぜ「靴箱」の色が変わったことに気付かない。家主の思惑は外れ、第三者の意見はまたしても聞けぬままだ。 |
| [鼻歌] 2003年4月2日(水) ![]() 夫が鼻歌をうたっている。夫は妻の知っている曲しかうたわないのでできれば妻もいっしょに楽しくうたいたい。しかし夫のうたう鼻歌は「デデデンデデデン」とか「ポコポコキュワキュワ」とか主に楽器のパートだったりするので何をうたっているのかさっぱりだ。妻はいっしょにうたいたいがために「なんの曲?」と尋ねるがそれは夫のプライドを傷つけてしまうらしかった。そう聞くといつも「どうせぼくの歌は誰にもわかってもらえないんだっ」とか「屈辱だ!」とか言って夫は机に突っ伏すのだった。だったらもっと。ちゃんとうたって欲しい。 |
| [うその日] 2003年4月1日(火) ![]() 今日は愉快な「うそ」をついて笑ったり「よくもだましたね」などと言ってやっぱり笑ったりする日なのでどんな「うそ」をつこうかと思案。夫が仕掛けてくるであろう「うそ」にも迅速に対応しなければ。妻はだまされませんよ。 しかしながら、仕事から帰ってきてニコニコごはんを食べる夫の顔に「うそをついてやろう」という気配は微塵も感じられず、昼間にひとりで予行演習までした腹黒い妻はただただじぶんが悪者になった気分。 それでも行事は行事なので食後にソファでうたたねをしている夫を揺り起こしながら「ここで寝たら『うし』になるよ」とごにょごにょと言ってお茶を濁しておいた。「うそ」には違いない。これにて「エイプリル・フール」おわり。 |