青木 悦 ―福島から
今年も「雪うさぎ」別名「種蒔きうさぎ」が出ました
青木悦の最新刊
やさしく生きたい 私を育ててくれた戦後教育と四万十川
3月11日の東日本大震災の後、余震に脅えながら、東京電力福島第一原子力発電所の事故に怒り、2012年夏には福島に「帰る」つもりの青木悦が、これからどう生きればいいのか、今までどう生きてきたか等、考え悩み迷いながら思いをつづったものです。自分史であると同時に、戦後の教育のささやかな歴史の記録としての側面もあると思います。
ぜひ読んでみてください。
定価:本体1.400円(税別)
目次
咲き乱れる放射能 ― 序にかえて
第一章 大震災に思う ― 2011年3月11日
意外にアナログだった原発
電気はあって当然のもの?
「オレたちのまちに原発は要らない」と言ってほしい
放射能てんでんこ
「節電」について細やかな配慮を
第二章 私は福島に「帰り」ます
「帰る」ところは雪うさぎのまち
「帰るところ」
産学協同路線のツケ
やっと見つけた故郷なのに
第三章 高校入試と大学入試の頃 ― 1960年代〜70年代
意外にのんきだった団塊世代の学校生活
人数が減ったなかでの現代の子どもの苦しみ
第四章 価値観を定める苦悩 ― 二ヵ月間ひきこもり 1960年代
つまらなかった大学生活
何より大切なものは「やさしさ」
第五章 自分を見つけるゆりかご ― 四万十川の四季 1950年代末
ホームレス襲撃事件と「自然」
四万十の春 ― 春は河原を走れない
四万十の夏 ― 夏は河原をつっ走れ
四万十の秋 ― 夕焼けとマンジュシャゲ
四万十の冬 ― 楽しみだった正月
第六章 私が悪いわけじゃなかった― 幼児期から小学校時代1946年〜1950年代
身体が記憶する幼児期の暴力
ほめること ― 第二の自我以前の子ども時代の意味
いろいろな先生がいた
私を助けてくれた先生
児童虐待は増えている
中三のときの担任が教えてくれた「命」
おわりに
TEL 042-525-9909 FAX 042-524-773
1985年
「民衆社」
「あすなろ書房」
1986年
1983年
「あすなろ書房」
1995年
2000年
1998年
「けやき出版」
「坂本鉄平事務所」
「けやき出版」
「坂本鉄平事務所」
2005年
2004年
「 けやき出版」
「坂本鉄平事務所」
2007年
2009年
リンゴの花が満開 その横を一時間に二本ぐらいの割合で阿武隈急行が走ります
ほんのりピンクがかったリンゴの花はほんとうに可憐です。しかし、放射能を取り除くためには枝を一本一本除染しなければならず、大変な労力を必要とします。
お年寄りだけでやっていたリンゴ農家はそれができず、何十年も手塩にかけてきたりんごの木を全部伐って廃業したそうです。どんなに悔しかったことか……
今まで何気なく見ていた景色がとてもいとおしく思えます。蛙の鳴き声ですら、鳴いてくれてよかったと思います。
これが、放射能独特の被害なんだと実感しています。
青木 悦