雇用社会を生き抜く知恵     ≪ヒントde労務≫


創刊準備号

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■   〜激変する雇用社会を生きぬくために

         あなたの内的資源活性化に貢献するメールマガジン〜

==========================2004/0/0/創刊準備号========================

はじめまして。私はまだ会社員ですがレイバーコンサルタントです。数あるメ
ールマガジンの中から、このメールマガジンを選んでいただきありがとうございます。

私自身この10年を振り返ってみますと、仕事・生活・家庭全てが激変しましました。労働時間の増加からはじまり、それに反比例して家庭サービスの時間減少と収入のダウン。そして、生活習慣病の脅威といったマイナス面ばかりが目だった感があります。

反対にプラス面はどこにあるか考えますと、あらゆる環境にも素早く順応できる力がついたなと言うことです。

そこで創刊するにあたり、私が会社生活を生き抜いてきた実体験から、そして多くの友人・知人・から得た「雇用社会を生き抜く知恵」を発信していきます。 

毎回のテーマは、ジャンルを問わず多くの良書・雑誌・新聞から抽出したキーワードをもとに決定し、わかりやすいメルマガにしていきたいと思います。

多くの管理職の皆様、我慢強いビジネスパースンの皆様、これから雇用社会に入ってこようとしている学生の皆様にも読んでいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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今日のテーマ  

【成果主義】

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ここ10年の日本の多くの企業は、国際競争の中で、能力より成果を処遇の中心に捉える成果主義が求められ続けてきました。第1に総額人件費の削減、リストラばかりでなく雇用の保証の視点からは、賃金調整。第2にはその環境下での賃金不公平感の解消。第3に優秀者の引きとめが挙げられるでしょう。

さて、ここで今、もし、38歳のあなたがオーナー社長の率いる中堅企業の営業の最前線にいて、しかも成績はトップで、今年の4月より60人の営業パースンを束ねていかなければならない営業部長の内定を経営者よりもらっているとします。

「いままでの人事制度では給与の大幅アップはのぞめない。外部のコンサルタントに、賃金制度を含む人事制度の抜本的な見直しをしたいが、ついては、そのプロジェクトに参加してくれないか?」と言われたらどうしますか。

加えて、「今の制度だと、君の給与は働きに見合っていない。成果に応じた制度にしていきたい。年功を廃した成果主義だ。評価レベルの最上位を5%ぐらいにしたい」と補足があったとしたら。

あなたは成績トップで、部長に昇進、給与もアップとなったらやるしかないと思うでしょう。でもちょっと待ってください。落とし穴はないでしょうか。

今までは
1.        成績トップは自らの力で勝ち取ったもの
2.        給与は成績が中くらいの先輩よりも低い
3.        賃金システムは年功制

4月から半年後
1.        自分も動くが部下を通じて成果をださなければならない
2.        最上位5%の3人の中に入り続けなければならない
3.        賃金システムは成果主義

今後は、自分が動いて契約に結びつけることを、部下にやってもらわなければならないわけです。その訓練と、人を評価する技能も身につけなければならないとなると、ちょっと怖くありませんか?悩むところだと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●ヒント1
昨年12月、33年ぶりに「ピーターの法則」ローレンス・J・ピーター、レイモンド・ハル著、渡辺伸也・訳がダイヤモンド社から装いも新
たに出版されました。その中で著者は「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する」と言っています。

●ヒント2
AERA04.2.2P.21で賃金管理研究所の弥富拓海所長は、「評価レベルの最上位を5%にすると、中間層の55%はあきらめてしまい組織は活性化しません・・・」というコメントが載っていました。「最上位を25に増やすだけで、下の55%にも期待と競争心が生まれ・・・」とあり全体の80%の社員の総合力を大事にすることのメリットを説いています。

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決断はあなた自身で下さなければなりません。リストラとは無縁なあなたでも、
先に大きな壁か、大きな落とし穴があるかもかもしれません。もしかするとそれを契機にリストラの対象にされかねません。どこら辺に何がありそうかということを前もって知っていれば対処の仕方も変わってくるでしょう。

ヒントで気づいたあなたは今日から、映画「ボディーガード」のケビンコスナーのように、自身に満ちた表情で決断です。

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【編集後記】

創刊準備号を最後までお読みいただきありがとうございます。このメルマガはあなたの内的資源活性化に貢献しそうですか?

もしそうであったらご登録をお願いいたします。

次回は長時間労働が常態の父親が、
【娘から「そんなに会社がいやだったら辞めれば?!」といわれたら】をテーマに書きます。ご期待ください。

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発行人  :ケイ・田中

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