ようこそムッシュ・ミツモンの実験室へ
イギリスとかなり風土の違う日本では、イングリッシュローズの生育は本国とはだいぶ異なります。
一般的にイングリッシュローズは、株の形状で分類される事が多いように思いますが、それ以外にも小枝がたくさん出て花がつくものや
直立性の株で樹高が2mを超えるものもあり、品種別の個性が強く、またそれが育てる楽しみにもなっています。
HTやFLのように扱っても、問題が無い場合がほとんどですが、日本の風土にあった剪定・仕立てなどもあるかと思います。
この実験室では、ばらに負担にならない範囲で、仕立て方・剪定をはじめとして、色々な実験を試みようと思います。
実験の経過の様子はHPにて順次公開していきたいと思います。
私のイングリッシュローズ栽培の試行錯誤の様子としてお気軽にご覧頂ければ幸いです。
それでは、実験室へご案内致しましょう。
目次
●実験その1:ウィンチェスターカセドラルの仕立て方
●実験その2:ゴールデンセレブレーションの仕立て方
●実験その3:メイヤー・オブ・キャスター・ブリッジの仕立て方
●実験その4:シンベラインの仕立て方
●実験その1:ウィンチェスターカセドラルの仕立て方
ここではウィンチェスター・カセドラルを強剪定したものと、つるバラとして誘引したものの1年間の生育状況の違いを観察していきたいと思います。このバラはもともと枝が柔らかく細めでさらにそこから小枝が出て、花がつくといった品種です。
枝も誘引しやすく、つるバラ状に育てたら花付き・四季咲き性はどのように変化するか楽しみです。
2000年2月:強剪定をした2歳のウィンティスターカセドラルです。 2000年1月:枝先を7〜8cm軽く切り落としフェンスに誘引した左上とほぼ同時期に購入したウィンチェスター・カセドラルです。
2000年5月1日撮影。一見、フロリバンダのような蕾のつき方をしています。蕾の数もけっこうたくさんありますが、つるバラ仕立てと比べると圧倒的に数では劣ります。開花後は花の大きさなどにも注目したいです。 2000年5月1日撮影。つるバラと同様の蕾のつき方です。強剪定したものよりは多分10倍くらいの花が咲きそうです。
2000年5月15日撮影。鉢植えのほうは、順調で10ほどのかなり大きめの花が開花しました。まだ蕾もたくさん色づいています。 2000年5月15日撮影。つるバラ仕立ては、まだ数個の開花で、鉢植えより1週間程度遅い生育です。開花している花は鉢植えより2まわり位小さいです。こちらは、やや肥料が多すぎたようでほんの少しですが肥あたりの兆候があります。これは潅水とともにだいぶ回復してきました。花が小さめなのは、そのせいかどうか今後の開花の様子ではっきりとしてくるでしょう。なお、蕾はあきらかに鉢植えよりは数倍ついています・・・数日後改めて両者の花の大きさを確認したら両者とも通常のこぶりの花がついていました。
どうやら鉢植えは最初のいくつかが大きめの花が咲いて、その後普通の大きさに戻ったようです。これで両者の違いはつるバラ仕立ての方が圧倒的に花数が多い、という事のみです。
2000年5月22日撮影。かなり開花してきました。葉もよく茂り、強剪定でも発育は良いと思います。 2000年5月22日撮影。こんなにたくさん開花しています。左と比べるとほんのやっぱりほんの少しですが花径が小さいかも・・・
でもこの開花数はやはり、つる仕立てならではという気がします。
うぃんちぇすたーかせどらる うぃんちぇすたーかせどらる
2000年10月15日撮影。
夏に鉢植えだったのを地植えにしました。
夏までは繰り返し少しずつ咲きました。晩夏〜秋まではほんとに思い出したかのようにぽつぽつと花をつけるくらい。まだ若い株のせいかも(新苗を植えて2年目)
株元から黒点病でかなり葉を落としました。
2000年10月15日撮影。左と比べると生育が非常に良いように見えます。ただ、花の返り咲き性は左とほぼ同様でした。
よく伸びた枝では2m近いものもあります。
黒点病も発生しましたが、あまり広がる事はありませんでした。