| 私とバラとの付き合い方(っていうほどたいしたものでもないですが・・・) |
| バラ栽培法については色々な方の色々な説があり私も試行錯誤して育てています。 栽培環境、土地の気候、個人の価値観などもありますので自分に合った方法を探っています。 栽培法に関しては、2000年でバラ栽培歴5年目の私の現在のやり方をご紹介します。 私のやり方で必ず良いバラが育つという事でもなく、人それぞれに水やり、施肥、土地の気候などバラが育つ環境は100人100様ですので各人の責任においてそれぞれ自分なりの工夫をしながらて育てられるのが一番だと思います。 (例えば、水やりをたっぷりやらないと気が済まない人と止むを得ない事情で時には水やりがこまめに出来ない人とでは土の保水性に対する考えも違ってくるでしょうし、用いる鉢の材質・大きさによっても土の配合を変えた方が良いと思われますし、有機固形肥料を中心に施肥する人と速効性化成肥主体で施肥する人とでは肥保ちのする土の作り方にも違いが出てくるなど色々考えてみるのも楽しみです) |
| ●大苗の植え付け方について(プラ鉢栽培の場合) |
| ●大苗の植え付け方について(プラ鉢栽培の場合) これは、あくまで私が実践している方法で、必ずしも絶対とはいえません。 土の配合など、色々なやり方もありますので、私はこのようにして植え付けて、育てている、とお考え下さい。 バラを植えるには、10〜翌3月頃に出まわる大苗と5月頃に出まわる新苗の2通りの場合があります。 大苗植えつけの適期は、12〜翌1月です。 ここでは、基本的に鉢への植えつけの実際をご覧頂きます。 大苗は足掛け2年間、生産者の畑で育てられてから出荷されているので、継ぎ目がしっかりしており、初心者に良いと言われます。 また新苗は、基本的に秋まで蕾を摘んで株の成長を促した方が良いと言われ(春から少しずつ開花させても、花がら摘みを早めに、かつこまめにし、肥料管理に気をつければ充分生育しますが)、それに比べ大苗は植えた春から花が楽しめるのも大きな特徴です。 個人的には新苗を育てる楽しみも好きなのですが、今まで一度だけ植え付けた新苗が強風で鉢ごと倒れ、継ぎ目から折れて枯らしてしまった事があります。 支柱もたてていたのですが、倒れた時の角度が悪かったようです。 これは、たくさんの新苗を植えたなかで、たった1度でその他の新苗は全て順調に発育しました。 またこれは不注意によるアクシデントですが、大苗では起こらなかったともいえます。 (ただ、個人的な経験上、大苗より新苗の方が植付けによる失敗は少ないように思います。) |
![]() |
左はローズ・オブ・ローゼズという業者から通販で買った大苗です。このような状態でビニールに包まれて到着しました。株の上の方は、ゴムバンドでまとめられています。土はほとんどついていません。ちなみにこれは、ジョン・クレアーというイングリッシュローズです。 |
| 届いた大苗は、2〜3時間くらい水につけておきます。(この時、あまり長時間水にはつけないようにします) またこの間に、植えつけに必要な道具や土を準備しておきます。植えつけるまでに、なるべく根が乾かないようにする為です。 枝がまとめられていたゴムバンドははずしておきます。(業者によってはゴムバンドがない場合もあり、またゴムバンドをはずすのは、植付けが終わってからでも良いでしょう。) あと、株の根元の継ぎ目にビニールのひもがまかれている事が多いですが、これも植えつけ前にとった方が楽です。(新苗の場合は、一年間くらい育てて株がしっかりと成長してからとります) |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
かつては左の写真のように鉢の底に入れるかる石、ピートモス、園芸用土、完熟堆肥、それに、できればくん炭も1割程度混ぜていましたが、堆肥やピートモス、用土はメーカーによる品質のばらつきがあり、2000年冬の大苗の植付けより配合を変えました。 2000年冬現在で私のやり方は鉢底炭(炭を薄いチップ状にして売られている市販品)を底に3センチ前後敷き詰めて、そこへ堆肥:赤玉(硬質中粒):園芸用土:ピートモス:パーライト=3:3:2:1:1の割合で配合したものを用いています。 あとは、移植ごてや土の袋を切るハサミなどを準備します。 また、植えつけの前にあらかじめ、底石(または鉢底炭)以外のこれらの土をミックスさせておきます。 す。 ただし、地植えと違い、鉢植えは元肥(植えつけ前に土にまぜる肥料)を入れません。堆肥やピートモスくらいは全然大丈夫ですが、他には肥料を入れない方が肥料やけの心配がないと思います。 また初心者の方ならなるだけ排水性がよい土の方が管理しやすいと思います。 (水やりの手間はかかりますが)過湿による根腐れは後が処置しにくく、むしろ水やりの手間さえ惜しまなければやや乾燥気味の方が管理がしやすいからです。(もちろんこれも程度問題で、水やりの後、鉢底からスーッと自然に水が出てくる程度で良いと思います) |
| 次に、鉢の底にかる石(または鉢底炭)を入れます。底から2〜3cmくらい入れます。右画像は左が鉢の底、右がかる石を入れたところです。鉢によっては底に直径2センチくらいの丸い穴があいているものもあり、その場合は平らな小石などで穴をふさいでからかる石を入れます。ただし、その穴を完全にふさぐと水はけが悪くなるので、小石の表面はでこぼこの方が良いです。私は特に深い鉢を使うので水はけのための底石はかかせません。 | ![]() ![]() |
![]() |
ここで、まず大苗を鉢の中に入れてみてどれくらいの高さに植えるのかイメージを決めます。株によって、根の張り方や根の長さが違うのでここでどのくらいの土を底にいれるのかだいたい決めます。 また植えつけた後、土の表面から鉢の縁まで数センチの余裕をとっておきます。これは、水やりをした時に、すぐに水が鉢の縁からこぼれないようにする為です。 (俗にウォータースペースと呼ばれる部分です。) |
| 鉢の底にある程度土を入れてから大苗をのせてみます。 これで継ぎ目の部分があまり上すぎるなら、土を減らし、あまり下になるようならもう少し土を足してからその上にのせます。 なるべく根が広がるように大苗を土の上におきます。 |
![]() |
![]() |
少しずつ株の周囲に土を入れていきます。 だいたいこんな感じです。 接ぎ目が土の下に少し隠れるくらいにします。(水やりで土がある程度沈むのをみこして) 植えつけが終われば株の長さが地表から30センチ位になるよう切り詰めます。 株の長さがそれ以下の場合は、切り詰める必要はありません。 ここで注意した方が良いのは、くれぐれも接ぎ目が水やり後も完全に深く土に埋まらないようにする事です。 接ぎ目が土中に深く埋まると、根元からのシュートの発生に支障をきたしたり、変な所から根が伸びたりする事があります。 |
| さあ、植えつけ完了です。鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水をやり、種類が分かるよう、名札を立てて完成です。 この後、土の表面が乾いたら水やりをしていきます。 私の使用する鉢はかなり深い鉢ですので、表面が乾いていても底の方が湿っていたりするのでその辺は様子をみながら臨機応変に対応しています。 元肥を置くかどうかは意見が分かれる所ですが、私は2000年12月には油粕・骨粉を水でとかして固めたものを半握りくらい鉢の縁に置く事にしますた。 (緩効性化成肥料の置き肥や全く肥料はやらないで追肥で対応するという方もいるようです。) このような状態で春まで楽しみに育てます。 以前は バークチップを土の上にのせてマルチングしていました。(マルチングの材質についても色々な考えが出来ます。) 現在はしていません。 マルチングを止めたのは、 @奈良の私の住む地域での寒さではマルチングの必要性があまり感じられない A深鉢のせいかどうしてもマルチングをしているとどうしても土が湿り気味の状態になりがち B夏場までマルチングをしているとテッポウムシの被害の発見が遅れやすい (テッポウムシの被害の判別に有効な根元に出る木くずのようなものがマルチングに覆われて発見しにくい) 等々です。 C黒点病の予防効果が全く感じられなかった などの理由からです。 これらはマルチングの材質がバークチップだった事に起因するのかも知れませんので一概にマルチングが不要とも言えません。 ただ、私の栽培環境ではあえてする必然性が感じられませんでした。 |
![]() |