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*2009年1月の過去log*
2009.01.31
現代世相の取り込み方に、無理が。
森奈津子「セクシー・ドールまなみちゃん」☆0
当事者意識の無い風刺で、作者の意図だけが目立つ。
樺山三英「小惑星物語」☆0
意味不明の散文詩極まれり。
連載 小林泰三「巨神たち 天獄と地国との狭間」☆0
続く展開だと、纏めて読まないと意味がないかも。
連載 山本弘「地球移動作戦」☆0
ニコ厨だと、この展開が楽しめるのかなぁ。
連載 神林長平「アンブロークンアロー」☆1
もう少し話を進めて欲しい。
パオロ・バチガルピ「フルーテッド・ガールズ」☆0
改造少女の悲哀。得意の貧乏描写が無いからか、深夜アニメの1エピソードのよう。
蘇部健一「依頼人〈前篇〉」☆0
前半は、昭和風俗を懐かしむだけみたいですが。
2009.01.29
過去のシングル、1st,2nd、3rd、未入手だった4th+追加曲。未聴曲も、ギターソロと、オカズ多めのドラムでの、ロック・バンド路線で、驚きは無く。主役、堀江由衣の歌は、本人名義作と同じ感じですし。
現代メロコア風が多い中、スラッシュ・メタル風の重々しいギターが印象的な「Happy happy * rice shower -type blackー」が面白かったです。
2009.01.28
時代設定は不明(偽旧かな遣いっぽい台詞も、世界表現というより、「究極超人あ〜る」的ネタに見えました。)ながら、ケータイ無き世界なので、男女すれ違いシチュエーションを展開しても不都合無し。キャラ間相互理解ゼロだった筈の男女が最終話で唐突にくっつく不自然も含め、実感のわかない、無機質な印象を受ける小説でした。
解説:羽海野チカという人選は、大学生モラトリアム物(「ハチミツとクローバー」)からの連想でしょうが、本作の実感の無さは、可愛らしい少女マンガ絵とは、ちょっとズレる感じ。
2009.01.19
著者の北尾トロは、「裏モノの本」でのルポ(ツーショットダイヤルの話だったかな…)を、大昔に読んだことがあります。三才ブックスらしい露悪ノリの中、一服の清涼剤のような「心優しき小市民」系文章が、記憶に残っていました。
(小事件中心の)裁判ルポでも、第13幕「現代心中考」等、当事者側に立った、優しい/甘い文章は健在。「理解できないことがあるのはむしろ当然」(252頁)という視点が印象的です(本書のゲストが、当事者達を外から珍獣的に眺めて終わっているのと、対照的)。
2009.01.18
実写。2話を初視聴。多数登場人物が怒鳴り合い、画面前の死体、カメラ移動を連発して、テンションだけは高いですが本筋は単純?…、いかにも「ER」以降の海外ドラマといった印象です。ウネウネ動く敵ミサイルや、旧作のセンサラウンド劇場版を思い出す戦闘機発進シーンでの、アニメ臭いディテールは楽しいですが。
12.「源氏物語千年紀 Genji」(フジ 木深夜)×
和服の色を強調した、ストーリー無いイメージ・ショットの嵐。面長キャラが滂沱の涙を流し、いかにも、出崎・杉野アニメです。
13.「空を見上げる少女の瞳に映る世界」 (TVK 金深夜)×
懐かしいOVA風異世界ファンタジー。京都アニメーションの作品らしく、丁寧で癖の無い絵ですが、若本規夫の悪役声以外に、「物語」のヒキになるものが見えません。
14.「スパイダーマン」(MX 金曜夜)△×
10話を初視聴。蜘蛛糸で高速移動するシーンでも、トゥーン・シェードCG特有の、のっぺりとした絵柄では、スピード感に欠けます。30分の尺で、大学生恋愛ドラマとヒーロー物を両立するせいか、駆け足な印象は否めず。
2009.01.15
ミニスカ女子バンド。椎名林檎的昭和歌謡ロックながら、演奏がしっかりしていたのが、印象的。
2番手「夜のストレンジャーズ」 Dr.FEEL GOOD TRIBUTE」で聴いたことのあるバンド。オリジナル作も、(ロカビリーが少し入った)乾いたパブロック風演奏。情緒的な成り上がりロック歌詞には、付いていけず。最後の「トラブルボーイ」(?)は、ポップな曲調で印象に残りました。
3番手「エンケンとカレーライス」
1曲目の一人演奏時から、ギターを荒々しくかき鳴らし、フォーク時代からのキャリアは伊達じゃない感じを見せつけます。バックバンドが付いた曲は、ニール・ヤングの「ウェルド」的熱い盛り上がりです。フィードバックギターのノイズ大会に、綺麗目のサイドギター(フラワーカンパニーズの竹安堅一)が絡んで、がらりと変化したのが印象的。一見、勢いだけに見えて、実は構成がしっかりしているのかも。
4番手「The5,6,7,8'S」
歌詞の無い歌と、ゲストのオルガンが目立ち、ジャズファンクインストっぽいです。
5番手「騒音寺」
マイク・スタンドを抱え、長髪&胸元露出&ピチピチの衣装という、グラム・ロック風ヴォーカルと、80年代ハード・ロック然とした伴奏に、「薬屋さ〜ん♪」とか、コミック・ソングっぽい歌詞のミスマッチ。「イカ天」で人気を博しそう、な懐かしい楽しさがありました。
6番手「Theピーズ」
ハードなだけでなく、響きの良いギターは、普段通り。持ち時間が短いせいか、ラストの「脳ミソ」まで、ハード目の曲を連発しましたので、普段より荒々しい印象。 拡声が歪んで、ミディアムテンポの新曲を良く聞き取れなかった(同じ川崎クラブチッタでのライブが聞きづらかったことを思い出し)のは残念。
5時間立ちっぱなしで、体力的に辛くなりましたので、7番手の「フラワーカンパニーズ」以降を観ずに撤退。
2008.01.10 川崎クラブチッタにて鑑賞。
2009.01.14
流石に、代表作は訳出済&近作はSFM掲載→早川刊行となるせいか、80年代〜90年代初頭までの初期作品の、落穂拾い。
「自警団」等、「怖いことを考える人間が一番怖い」的落ちのホラー短編が多く、作者らしい詭弁が楽しめるのは、「森の奥」ぐらい(ラストでいい話化して、読後感が良いのが、逆に納得いかない気分。)
「銀炎」での「ぼくたちは踊る」への嫌悪感表明(185頁)には、ニセ科学批判というより、サブカルは、どこでも気持ち悪がられるんですね、と苦笑。
2009.01.13
お話は、オイシくない裏方仕事にも真面目に取り組むべき、というお説教が無い為(70分という尺の所為?)、いたずら者の主人公改心とその後の繋がりが不自然。主人公の思いつきで、問題が全部解決してしまう展開には、ついてゆけず。全4部作のキャラ説明で、成長とかはこれから、かもしれませんが。
陽気な友人役の坂本真綾、意地悪役のパクロミ、仕事仲間役の石田彰といった、アニメでも声を聴くキャストが多かったのは、聴きやすかったです。
2008.12.27 ワーナーマイカル新百合ヶ丘にて鑑賞。
2009.01.12
美少女、ロボット、宇宙、学園、パロディ。盛り上げシーンでキース・エマーソン風キーボードソロのB.G.Mが唐突に入ったりして、ごった煮的に脈絡無く詰込んだ話は、よく解らない所も多いです。ただ、(MAKOと福山潤が過去に演じたキャラを連想させる)太平楽な主人公と、ヘタレ攻め的空回りキャラとの掛け合いは魅力的。ただ、「舞-Hime」製作スタッフの作品なので、序盤はコミカルで観やすく、終盤は殺伐としていきそうなので、○→○△
5.「明日のよいち! 」(木曜深夜 TBS)
美少女一家と一つ屋根の下。失敗描写が多くて、主人公が善人に見えないのが、引っかかりましたが、コミカルな作風なので、許容範囲。親しみ易い(ちょっと古め?な)絵柄が印象的。倉田英之脚本も手堅そうです。△
6.「黒神 The Animation」(木曜深夜 テレビ朝日)
超人バトル物。サブキャラ惨殺シーン連発。第1話では噂話レベルの設定説明しかありませんので、メイン・キャラ以外はゴミ屑扱いで(CLAMP「東京バビロン」を連想するような)不快感。設定説明と人間嫌い主人公に納得できる描写が入れば…△×
7.「獣の奏者エリン」(土曜夜 NHK教育)
ドラゴン育成ファンタジィ。西洋RPG系とは、一線を画した異世界自体は魅力的なのですが、異世界の設定を一々、ナレーションの嵐で説明しましたので、朗読みたいになっています。△
8.「VIPER'S CREED」(土曜夜 BS11)
バイク変形ロボの賞金稼ぎ。CG変形シーンが長すぎて、間延びしています。△×
9.「鋼殻のレギオス」(土曜深夜 TVK)
超能力者の学園物。第1話は、(派手に見せるためでしょうか)学園と無関係なモンスター退治シーンを入れたため、多数キャラを紹介するだけで終わってしまい、キャラクターの魅力も、設定バトルの楽しさも伝わらず。△×
10.「アキカン!」(土曜夜 BS11)
1話目見逃しで、2話目初視聴。押しかけ美少女もの。アルミ缶とスチール缶とを規格統一するため、という冗談設定下で殺伐としたバトルに突き進みますと、観ていて辛くなりそうですが、主人公が(意外に)好漢なので入り込みやすいです。「後藤邑子ら声優コスプレCM」の高インパクトに負けているのは不憫。△
2009.01.11
U2カバー集での歌を気に入っていたので、2008年作の新譜を購入。
U2と較べると、メロディが弱い、ってのは酷な物言いですが、全体に、フォーキーな伴奏、淡々とした歌共に控えめで、地味な造りです。盛り上がるアップテンポなファンク曲は、ギター・カッティングが格好好い「Nigeria We Hail Thee」ぐらいなのが、少々寂しいところ。
アイズレー・ブラザース風裏声の「Unintended Consequences」、アフリカっぽいうねるギターの「My Kinda Girl」のような、ネタが明確な曲では、流石に歌の巧さが、印象的でした。
2009.01.05
戦場カメラマンの話。ロボット兵器のリアルさ向上のために、現実戦争味を入れた分、辛気くさい感じになっていて、「ガサラギ」の地味さを連想しました。ロボ兵器に「リアル」以外の魅力が有れば…
2.「WHITE ALBUM」(TVK 土深夜)×
エロゲ原作。水彩風絵柄を交えたり、独白をテキスト表示したり、と少女マンガ的心理描写を重視していそう。ただ、真面目に心理描写しても、主人公が理由無くモテまくる、という、ジャンル根本を描写できないと、「真月譚 月姫」と同じ轍を踏みそう。三嶋プロデューサ作品ですが、田村ゆかり出演も無さそうですし…
3.「まりあ†ほりっく」 (TVK 日深夜)○△
女子寮物。「さよなら絶望先生」から続投組だらけの声優陣含め、いかにも新房監督+シャフトな、奇矯な絵作り。ただ、絵が奇矯でも、シチュエーション・コメディという軸がハッキリしているので、観易いです。ピコピコ電子音+女性声優合唱の「君に、胸キュン。」カバーのエンディングは、反則気味に後味良いので、△→○△。
新作以外の視聴継続作品は、「キャシャーンSins」、「機動戦士ガンダム00」、「とらドラ!」の3作と、1stシーズンが心地良かった「続 夏目友人帳」の予定。
2009.01.02
中心となる脳科学→認識論ネタが、短編同様、一捻り有って、個と全テーマの王道SFしていたのは、心地良かったです。
2009.01.02
iPod似のヒロインや、「No More 映画泥棒」ばりの録画機能付き主人公とか、消費社会批判(と、それをひっくり返す「2001年宇宙の旅」パロディ)に、ストーリー中の意味が無いなど、敵意を持って観れば、ケチをつけるのは簡単そうですけど。エンディングのドット絵同様、SF映画っぽいもの好きへのサービスをこなしたと思えば許容範囲です(ピクサー作品で「子供」を排除したネタを観たくない気持ちもありますが)