20030419BOX東中野
劇場閉館直前というのは、ここで観た映画数本のわたしにも少し感慨が。最初に観たのはアインシュツルツンデ・ノイバウテンのライブビデオだったかなぁ。
そういう背景設定をトークショーでも煽られつつ観た、低予算の自主映画ということで少し判官贔屓の評価かも知れません。
うーん、凄く惜しいと言うのが第一印象。
いいお話を、深夜のビデオコント、タモリ倶楽部空耳アワードラマ以下の安さで表現したような作品。
もう少しきちんとお金をかけたものが観たいなぁ。
役者は小劇団系の人で固めていて、わざとなのか、けっこう変な顔系のインパクト多し。それが、また深夜番組臭を強めている。
話自体が、時代錯誤的な三角関係ドラマで、それを低予算のチャチさを一回りしたような表現になってるんだけれど、これって一種の照れ隠しなんじゃないかなぁ。
いわゆるラブコメを批評するようなネタを振りつつ実は甘甘ラブを描く少女漫画家、桑田乃理子が、どれかの単行本の後書きで、愛と誠のポスターへ、愛情を込めつつ馬鹿にする気持を描いてたのをちょっと思い出しました。
前記したように、上映後に監督のトークショーがあったのですが、男社会中での独立女性に特有の、幻想なしっぷりが、作品への客観的な視点と、そうなれない部分の両方、が伺えて、作品理解にいい感じ。
トークショー代ということと次作のお金になると良いな、と思い前作のDVDにサインしてもらいました(「毒婦マチルダ」って、たけしの何でもピカソで紹介された作品だそうで、つまりテンションねた系一発芸的ビデオなのかな。未見)
映画本編にもちょっと出ているのであるが、こういう映画マニア相手のトークショーでは水野晴郎はおいしいネタなんだろうなぁ。
「シベリア超特急」も多分つまらないので、ビデオで観ようとするとスイッチ切っちゃいそうだけれど、イベント的に観る機会が有れば、前向きに検討すべきか
(小)