20030328シネマミラノ
どうするアイフルを映画化するのはどうかね。
感情を殺す薬で戦争のない世界を作ったが、人々は隠れて本を読んだりする、懐かしのディストピアSF。最後は民衆反乱で終わる正統70年代な展開だ。
主人公は優秀な兵士だったのだが、ふと出会った犬の可愛さに、どうするアイフル。ペットを持てない世界に一人クーデター。
二挺拳銃撃ちまくりで解決するってのは、そりゃぁカタルシスはあるけれども、ディストピアSFって「巨大な」社会権力のまえに挫折して、それに対して反逆する話な訳だから、簡単すぎる勝ち方にだと的が「巨大」に見えないのはいかがなものかと。
力でねじ伏せられる程度のスケールに見えてしまって、安っぽい感じ。
敵は黒ずくめ戦闘員ばかりを弾が延々出る矢車剣之介状態でなぎ払う展開は、お金もかかるし長いと飽きるから短いのはいいんだが、その外のディストピアSF部分はお約束イベントも少なくてちょっと退屈でした。
予告編とかでもし、見せ場を見てしまってるならかなりつまらないかも。
よかった探しをすると、男たちの挽歌最終章でおなじみ、どんな意味があるのか不明な銃突き付け合いの後組み手争い、ってのは、これなら必然性があるかも、と思った。
と書いたところで、アイフルCMとの類似性「映画秘宝」誌にも既出、っていうか、みんな思うよなぁ、これ。
(小)