洞爺湖マラソン完走記(2005年5月22日) by ファイアー
1月(勝田)・3月(荒川)の道外遠征はこの洞爺湖マラソンにつなげるためのレースでした。そして荒川が終わったあとは5000m・10k・ハーフのレースを使ってスピードを意識し、30k走も5〜6回走りました(一日の中で2回に分けて走る)。本当は30kのペース走などを入れたかったんですが、レース前に足の調子がいまいちだったのでやらずに臨むことに。足の具合は心配のしすぎだったのかもしれませんが、長めのペース走をしなかったことは少し不安に感じていました。
前日に洞爺入りし、受付会場に行く途中、ソンスさんと奥さんが歩いていたので会場までご一緒させてもらうことになり、お話をしていると、予想もしない言葉がソンスさんからありました。「レースで一緒に走りませんか?」との誘いです。ソンスさんは練習不足ということで、ある程度、抑えていくと言うのですが、それでも自分にとってはどう考えても速すぎるペース。そのペースとは2時間40分を切るペースでした。そのペースメイクをしてくれると言うのですが、即答はできず、「次の日まで考えます。」と言い受付をして別れました。
ホテルに帰ってもそのことばかりを考えていました。40分切りは自分の大きな目標ですが、正直、その実力はまだないと思われ、洞爺のレースは自己ベスト更新を目標としていました。その日は結論がでず、次の日は4時ころには目が覚めましたが、きれいな洞爺湖を眺めながら、「よし!行ける所まで行ってみよう!」と決心!レース会場でソンスさんにそのことを話すと、「謹んでペースメーカーをお受けいたします。」と言ってくれました。(笑)
その後、楽走のメンバーとお話しながら身支度をしているとスタートの時間が近づいてきました。
ソンスさんのすぐ後ろにポジション取りし、スタート。直後に猛ダッシュをする選手がいてソンスさんはバランスを崩しました。かなり危なかったですが、大丈夫なようです。予想に反して入りはゆっくりだったように感じましたが、やはり徐々に上がってきたようで、脈拍をチェックすると167まで上がっていたのを覚えています。ここで少し不安を感じていました。周りのメンツを見ると、道内レースで常に上位に食い込む選手が見られました。5k通過は18分49秒〜脈拍AVE163。
最近のフルマラソンではサングラスをかけて臨んでいましたが、今回はいつもとペースが違うこともあり、どうしても邪魔に感じ、5kを過ぎたところでスタッフ席目掛けて「預かってください」と放り投げました。そのとき、後ろのランナーに「邪魔だ!!!」とかなり怒鳴られ、びっくりした一幕もありました。ちょっとイラっとしましたが、考えてみたら俺が悪いので・・・。^^;
この辺りで、ソンスさんに「呼吸はどう?」と聞かれ正直にちょっとつらいと答えました。ハーフなどでは経験しているスピードですが、フルマラソンでこのスピードで走っているということが、とてもストレスに感じていたのだと思います。そうそう、怒鳴られて、給水も取り損ねたんですが、ソンスさんが半分くれました。
それでも、ペースに慣れたのか、走りは安定してきた5kでした。37分20秒(18分31秒)〜167。
相変わらずソンスさんの後ろにピッタリ付いて走っていますが、上りになると若干遅れるようになってきました。ただ、まだ脚は元気なのですぐ追いつけるのですがその都度、脚を使ってました。「いったいどこまでもつのだろう?」そんな事を考えていました。「出来れば、30kまで一緒に行きたい!」「ゴールできたら、絶対、俺は泣くだろうなぁ。」などと可能性のかなり薄いような事も何故か考えていました。。。集団は知らないうちに4人になっていました。無我夢中と言ったら大袈裟かもしれませんが、少なくとも景色を見る余裕はほとんどありませんでした。15k通過は56分06秒(18分46秒)〜167。
20kまでのこの5kは明らかに集団から遅れる場面が出てきて、一応、追いつくんですが、さっきまでとは違い、追いつくまでに時間がかかるようになっていました。それを2度、3度繰り返しているうちにジワリジワリと置いていかれました。ソンスさんは何度も後ろを気にしてくれていましたが、20k通過して諦めの気ちが・・・。ゴメンなさい。。。。。1時間14分44秒(18分38秒)〜167。
集団がだんだん遠のくのを見ながら一人旅が始まってしまいました。(涙)ハーフの通過は1時間18分55秒。これって、自分としてはハーフマラソンの記録です。20kで付いていけなくなったものの、今までにないレースが出来ている事は評価に値するのかもしれません。が、このあと、更にハーフを走らなきゃならないなんて〜〜〜。
だからと言って、棄権する気もないので、とりあえずマイペースで行くのみです。25kを通過したときにはすでに集団は視界から消えていました。1時間34分20秒(20分24秒)〜164。消えるはずです・・・。
集団からはぐれて、正直、もうペースを維持するために我慢しなくていいという安堵感がありました。ですがまだ自己ベスト更新という目標があるので油断しないでペースを維持します。5kごと関門を目標に。30k通過は1時間54分20秒(20分00秒)〜161。
おかげさまで前半の貯金がかなりあるので、自己ベストはいけるんじゃないかと思いながら走っていましたが、この辺りから、後半、余力のある選手何人かに追いつかれ、食らい付いていこうとしますが、ちょっとした相手の加速に対応できません。右脚の具合も悪くなり、脚を置いているだけの走りになってきていました。給水所の高校生が笑わせてくれて、一瞬、元気が出ますが、焼け石に水状態。。。最後の何キロかは1kが非常に長く感じ姿勢も保てなくなり、やっとゴールしました。35k通過2時間14分57秒(20分37秒)〜164。40k通過2時間37分15秒(22分18秒)〜162。ゴール2時間47分26秒(10分11秒)〜160(by my watch)。脈拍AVEは164。
後半の落ち込みは今の実力を考えると仕方ないと思います。ただ、後半バテてから感じた事は精神力の弱さです。疲れてからどこまで頑張れるか。改めて感じました。
タイム的な事を言えば、防府の48分を上回る2ndベストなので自己ベスト更新は出来ませんでしたがOKと言っていいでしょう。ただ、40分の壁が厚い事を再確認させられたのはちょっとショックでした。課題はスピード持久力。少しでも近づけるようにやっていきたい。
最後にソンスさん、ありがとうございました。入賞おめでとうございます!
あ、もうひとつ、食事の事、今回は2時間前に食べました。スローペースで入るレースはそれでよいのですが今日のようなケースはやっぱりもっと早めに取っておくべきでした。途中、上げていました。。。