【Miniで行く】英国カントリードライブ

第8話 領主の館

ローズ・オブ・ザ・マナーの玄関先にて

 ッツウォルズのアップ・ダウンの厳しい道に悩まされながら,幹線道路から田舎道を1キロ半ほど入ったところ,たどり着いたのは,アッパー・スローター(Upper Slaughter)村のとあるマナーハウス,ローズ・オブ・ザ・マナー(Loads of the Manor)です。その名のとおり,「領主の館」。ちなみに,マナーハウスとは,その土地一番の家のことで,イギリスには全国各地にマナーハウスと呼ばれる邸宅が見られます。

 アッパー・スローター村は,その下流500メートルほどのところに,同じような小さな村,ロワー・スローター(Lower Slaughter)村があります。そのどちらの村もが,今では古きよき英国カントリーサイドをしのばせる観光地として,カントリーウォークを楽しむ人たちや,またはリタイア後の余生を送る人たちの,静かな時間が流れています。
 ロワー・スローターでは早くから領主が退いたことから,比較的開放された観光地であるのに対して,アッパー・スローターは,最後まで領主の支配が続いたことで,厳格な面持ちの観光地となっています。観光地とは言っても,外に店舗などはない,ただの田舎に変わりはありませんが,美しい景観を残す田舎であります。

ローズ・オブ・ザ・マナーの広大な前庭(英国伝統の風景式庭園)

 僕たちは,この「領主の館」に着くなり,中庭を見渡せる長い迷路のような廊下を歩いて,玄関から遠く離れた,奥のこれまた奥の部屋に案内されました。古い田舎の建物だけあって,内装は清潔ではありますが,天井などは結構低く,日本人サイズです。
 バースのときもそうだったのですが,ホテルの人に予約があると告げるなり,猛烈なスピードで応対してくれる様は,僕たちに早くゆっくりしてもらいたいというサービスなのか,のんびり屋の英国人としては,こっけいに見えてなりません。

ホテルの中庭

長く,くねくねとした廊下

アデルストロップという花の名のついた部屋にて

 部屋に着くなり,旅の疲れもあって,遅い昼食をとると,次の日まで眠りこけてしまいました。よって,夕食はキャンセル。うーん,残念。

【英国とぴっく】F

カントリーサイドのアフタヌーンティー                                        

 英国伝統のアフタヌーンティーにようこそ。

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窓の外は暮れ行くカントリーサイドの風景が

 というわけで,今日は皆さんおやすみなさい。


 次回は,最終回。再びジョン・クーパー・ガレージへの帰路,旅の終わりについてをお送りいたします。

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