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3日目のあしあと

鹿児島本線〜肥薩線
  特急「くまがわ」

  熊本〜人吉

肥薩線 普通「いさぶろう」
  人吉〜吉松

肥薩線〜日豊本線〜鹿児島本線
  特急「はやとの風」

  吉松〜鹿児島中央

九州新幹線「つばめ」
 鹿児島中央〜新八代

鹿児島本線 特急「リレーつばめ」
 新八代〜熊本



※地図上の鉄道線の位置は、アバウトです。
だいたいの雰囲気だけでもつかんでください。
※細線の区間は、前日までのあしあとです。

3日目(2月16日(金)天気は下り坂、夜には雨)
ちょっと、前日の続きなど
昨日(2日目)からの続きで。熊本駅前には路面電車(熊本市交通局)が乗り入れています。今はやりの超低床電車ですね。今回訪れる九州の3都市(長崎・熊本・鹿児島)には路面電車が走っています。 今回利用したホテルは「JR九州ホテル熊本」さん。その名のとおり、JR九州グループのホテルです。熊本駅直結という鉄ちゃんには最適の環境。さらに今回の部屋は窓から熊本駅が一望できるというおまけ付き!寝台特急「はやぶさ」や「なは」も見ることができました。熊本駅も九州新幹線乗り入れ工事中です。
2月16日(金) 熊本〜人吉
鹿児島本線・肥薩線 特急くまがわ
3日目であります。天気、下り坂との事でございます。ったく、おいらが旅行すると、たいてい天気悪くなるねぇ。雨男なのかしらん。
まぁいいや。今日は肥薩線を経由して鹿児島へ行き、ふたたび熊本へ戻ります。
特急「くまがわ」1号、8:28発人吉行であります。車両は「九州横断特急」と共用。マークも「九州横断特急」のままです。
熊本駅で買った駅弁で朝食を。熊本の名勝・水前寺公園にちなんだ幕の内弁当「水前寺」(970円)です。幕の内弁当と言えば、おいら的にはビールですが、朝なんで我慢しました。<我慢って……
列車は八代駅から肥薩線に入っていきます。人吉駅まで、球磨川と平行して走ります。 9:52、人吉駅着。人吉駅からは第3セクターのくま川鉄道が出ています。
ここから「いさぶろう」号に乗り換え、日本三大車窓のひとつ、矢岳越えを望みます。ちなみに、この人吉駅の標高は106.6mです。
人吉駅のホームでは、駅弁のホーム売りがあります。名物の「鮎ずし」(890円)を購入。寿司飯の上に、酢で締めた鮎が一匹丸ごと乗った豪快なお寿司です。青竹を模した容器も雰囲気を出してます。人吉駅の駅弁はもう一つ、大きな栗がたくさん入った「栗めし」(890円)も有名。
人吉〜吉松
肥薩線 普通いさぶろう
人吉から乗り換えるのは、吉松行き観光列車「いさぶろう」1号です。観光列車を名乗るものの、種別は普通列車。しかし車内の座席はほとんどが指定席です。乗車券のみでも7席のみある自由席か、立席であれば乗車可能です。
「いさぶろう」の名は、人吉〜吉松間の鉄道建設に功績のあった山県伊三郎にちなみ付けられた愛称。上り(吉松発人吉行き)は、後藤新平にちなむ「しんぺい」という愛称となります。
入線する「いさぶろう」。車両は一般型のディーゼルカーを改造したものです。
普通列車ながら客室乗務員さんが乗務され、沿線案内や車内販売、記念撮影のお手伝いに応じてくれます。

私的には「日本一の普通列車」だと思います!
JR九州らしさが随所に見られる車内・外のご紹介。左上:車内。黒系でまとめられた座席。白熱球のやさしい照明。  右上:ブラインドは木製。  下左:1号車の真ん中にある展望スペース。指定席券が無くても、ここに陣取れば車窓を満喫できます。  右下:エンブレム。大小いろいろなものが車体に付いています。
普通列車用の車両ですから、車端部には整理券に対応した料金表があり、出入口には整理券発行機があります。ただし「いさぶろう」では使っていないようでした。
SLが走っていた頃の名残の給水塔が残る、最初の停車駅、大畑(おこば)駅に到着。この駅でスイッチバックをします。
この大畑駅の標高は294.1mです。
列車は大畑駅で進行方向を変え、いったん人吉駅側に走ります。しばらくして停車すると、ふたたび進行方向を変え、いよいよ勾配に挑みます。直径600mの円を描くように勾配を登る「大畑ループ線」と呼ばれるこの区間が最初の見どころです。
ループ線の頂上付近から、最初のビューポイント。
左側の山は江代(えしろ)山・1607m、真ん中は市房(いちぶさ)山・1721m。
この日は天気が良くありませんでしたが、かえって霞がかっていて幻想的。
ループ線を登り切ったあたり。眼下に先ほどの大畑駅とスイッチバックが見えます。
二つ目の停車駅、矢岳(やたけ)駅。木造の無人駅です。標高536.9m。
いさぶろう・しんぺい号はどの駅でも数分間停車し、車外で記念撮影などをする事ができます。
矢岳駅の見どころのひとつが、駅舎に隣接するSL展示館。2両展示できる館内には、現在D51 170が展示されていますが、以前は「SLあそBOY」として走った、58654も展示されていました。
矢岳駅を出て、しばらくして長いトンネルを抜けると、いよいよ「日本一の車窓」です。雄大な霧島連山や、えびの高原などが一望できます。天候次第では遠く離れた桜島も見えるとの事でしたが、この日は見事に桜島も望めました(右写真中央が桜島)。客室乗務員さん曰く「空気の澄んだ冬季のほうが見える事が多いですが、それでも見えない日のほうが多く、今日は見えてラッキーでしたね!」とのことです。この風景は、写真よりも実際に見ていただいた方が良いです。行ける機会のある方は、ぜひ行ってみてください。
先ほどの車窓のあたりから下り勾配。ふもとの真幸(まさき)駅でふたたびスイッチバック。この駅の標高は380m。だいぶ下りてきましたね。
「真の幸福を呼ぶ」縁起のいい駅名にちなみ、ホームには「幸せの鐘」があります。「ちょっと幸せな方は1回、もっと幸せを願う方は2回、いっぱい幸せの方は3回」鳴らすそうです。おいらも鳴らしましたよ。何回鳴らしたかはご想像にお任せいたしますが。木造の駅舎の前にも幸せを呼び込みそうな像や絵馬掛があります。縁起物の入場券は、人吉駅・吉松駅で販売しているとの事です。
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