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■『アリらと おじゃグマ』特集 (2000/11/15) ほかの戸棚をのぞいてみる


配役
おじゃグマ おじゃる丸


狛犬の家族 オコリン坊
ニコリン坊
電書ボタルの一族 電ボ
電ボ八老
子電ボ
アリアオベエ アオベエ
アリアカネ アカネ
アリキスケ キスケ

そして。

あらすじ

春。すべての生命が芽吹く季節です。

その野には、はたらきものの狛犬の家族がいました。
そして、なまけてゴロゴロしている、おじゃグマもいました。

子どもたちはのんびりまったりのおじゃグマにあこがれますが、狛犬夫婦は叱ります。
あんなことをしていたら、あとで困ることになるのですから。



夏。短く、そして暑い季節です。

その野には、はたらきものの電書ボタルの一族も住んでおりました。
そしてやっぱり、なまけてゴロゴロしている、おじゃグマもいました。

「今のうちにせっせと食べ物を蓄えましょう!」

電書ボタルの一族はオニギリづくりに励みます。
でも子どもたちは、楽して暮らしているおじゃグマに目を奪われがちです。



秋。冬の足音が聞こえる前にと、葉っぱがどんどん散っていく季節です。

その野には、はたらきものの子鬼アリも住んでおりました。
そして今でもやっぱり、なまけてゴロゴロしている、おじゃグマもいました。

子鬼アリは冬を越すための薪を拾います。
子鬼アリは冬を越すための食べ物も拾います。

そう、もうすぐ冬がやってくるのです。



「おじゃくしゅんっ!」

冬。冬将軍がやってくる季節です。そして・・・・

「やつでごんす!」
「こわいよアオベエ!」

外は木枯らし。
そして扉の向こうには、寒くてひもじくて困りまくっているおじゃグマがいるのです。
さらには、扉を開けてくれたらシャクを・・・などと意味深なコトバをつぶやいています。

「だまされちゃダメでゴンス!」
「泣いてるピー」

それでもやさしい子鬼アリが扉をあけると、ずかずか部屋の中に上がり込んで・・・

「ああしまった!去年もこの手で・・・」

シャクを返すこともなく、おじゃグマは次の獲物お宅・電ボ一族のところへ向かいます。

「今年こそは気をつよくもたないと・・・」
そう心に決めた彼らも、おじゃグマの泣き落としにあい、ため込んだオニギリをむさぼり食われてしまいました。

最後の砦は狛犬家族です。

毎年毎年繰り返されるおじゃグマの襲撃に、強い決心をもってのぞむ狛犬パパ。
おまえにやる食べ物はもうない!と力強く宣言します。

と、おじゃグマは・・・

「では、冬眠にはいるかの・・・・」

いちばんの貧乏くじは狛犬家族が引くことに。
おじゃグマは、春まで楽しく安らかな眠りを楽しむことができましたとさ。


おしまい。

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