最初のAppleのロゴです。
Newtonがリンゴの木の下で何かを考えているところです。
絵の枠のところには、ワーズワースの小粋な詩
「知性は永遠に見知らぬ思考の海を漂う ただひとり」が書かれています。
なかなか味のあるビクトリア調のイラストです。
しかし、高尚すぎて親しみがわかない、小さなサイズにし難いとの理由で
後にロブヤノフというプロのデザイナーによって6色のリンゴマークがデザインされました。
ヤノフは、このように語っています。
「片側を一口噛んだデザインによってリンゴをシンプルに表現してみたかった。
そうすれば、リンゴがチェリートマトに見えることはないだろうしね。」
これが有名な”taking a "bite"”(一口噛んだ)で"bite"と"byte"をかけているという説明になっています。
最初からそこまで考えてデザインされたのか、後から考えられた説明なのかは今となっては定かではありません。
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しかし、最近JobsがApple社に帰って来てからは苦い過去を吹っ切るように1色リンゴにしてしまいました。
私は、やっぱり6色リンゴの方が好きです。
1976年4月1日のエイプリルフールに2人のスティーブ(JobsとWoz)と
ロンウェインの3人によってApple社は設立されました。
最初のAppleのロゴはロンウェインが作成したものです。
彼らは、最初の製品Apple Iをバイトショップに
1台(ボードのみなので1枚ですね)$500で50枚販売しました。
これが、Apple社の始まりとなりました。
その後、$666.66の定価が付けられました。
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上の写真で彼らが手にしているボードがApple
Iです。
ユーザーが独自にケース、電源、モニター、キーボードを追加する必要がありました。
それで、木のケースに入ったものから、スーツケースに入ったものまでさまざまな形のApple
Iが存在しています。
上図の左真ん中端に「Apple Computer 1 Palo Alto Copyright 1976」と印刷されています。
左上にNTSC出力端子、右上に電源部があります。
右下端が唯一のI/Oコネクターで、ここと自作ボードとをケーブル接続します。これがApple][の8つの拡張スロットの原型です。
純正カセットインターフェースが別売りされており接続可能でした。
Apple Iに電源を投入すると、画面が同じ文字で埋め尽くされます。初代Apple][の起動画面によく似ています。
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仕様
MICROPROCESSOR: MOS TECHNOLOGY 6502
Micorprocessor Clock Frequency: 1.023 MHz
Effective Cycle Frequency:(Including Refresh Waits) 0.960 MHz
VIDEO OUTPUT Composite positive video, 74 ohms,
level adjustable between zero and +5Vpp.
Line Rate: 15734 Hz
Frame Rate: 60.05 Hz
Format: 40 characters/line, 24 lines;with automatic scrolling
Display Memory: Dynamik shift registers (1K x 7)
Character Matrix: 5 x 7
RAM MEMORY: 16-pin, 4K Dynamic, type 4096 (2104)
On-board RAM Capacity: 8K bytes (4K supplied)
POWER SUPPLIES: +5 Volts @ 3 amps, +/.12 Volts @ 0.5 amps, and
-5 Volts @ 0.5 amps
Input Power Requirements: 8 to 10 Volts AC (RMS) @ 3 amps, 26 to 28 Volts AC (RMS) Center-Tapped, 1A.
Recommended Transformers: Stancor # P-8380 or Triad F31-X Stancor # P-8667 or Triad F40-X
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現在、このApple Iは超レア品であり、数百万円の値が付く場合があるようです。
この日本でも何人かの方が所有されているようです。すごい!
このApple IをベースにWozが拡張性を持った形にハードに改良を加え
Jobsがパッケージ完成品として仕上げたのがApple][でした。
その後、早い段階でロンウェインは$1700を手にしてApple社を辞めてしまったため、
現在ではあたかも2人のスティーブだけが創業者のように語られるようになってしまいました。
しかし、ロンウェインが出資していなければ現在Apple社は存在していなかったかもしれません。
以後のApple社サクセスストーリーを考えるとロンウェインは大損をしたように思いますが、
当時は同じ様な会社がたくさんあり失敗するところがほとんどだったわけですから、
Apple Iがそこそこ売れた段階で会社から手を引いたロンウェインの決断は、
当時としては正しかったのかもしれません。
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しかし、Jobsは若いですね。
私も当時は大学生で京都大学の大型コンピュータにパンチカードを流し込んでいました。
その頃、コンピューターを自分で所有出来るなどとは夢にも思っていませんでした。
それが、20数年後の今では当時のスーパーコンピューターよりもはるかに速くて
大記憶容量のコンピューターが十数万円で買えるのですから驚きです。