
1977年にウエストコーストコンピューターフェアで登場したWozの傑作Apple][です。
パーソナルコンピューターはApple][からはじまったといえます。
当時すでにアルテア、イムサイという個人向けコンピューターがありましたが、
Apple][はほんとうに個人で楽しめる最初のコンピューターだったのです。

Apple][はWozの思想からシステムのすべてが公開されていました。これがApple][の寿命を非常に長いものにしました。1989年1月発行の”AppleII
Reference Manual”通称赤本には、そのすべてが書かれていました。(下の赤本の写真をクリックして下さい。)
内容は、ひじょうにマニアックで、今のマニュアルとはまったく異なっています。Wozの手書きの部分やプリンターで打ち出したサンプルプログラムなども載せられています。
CPUに6502を搭載し、標準4Kbで48Kbまで拡張可能でした。画面は最大280x192ドットで4色カラーを表示可能。8つの拡張スロットにさまざまなカードを差すことによって、さまざまな顔をもつコンピューターに変身しました。そして、なんとこのスロットはプラグ&プレイだったのです。
上蓋は簡単に外れます。上の方が8つの拡張スロット、真ん中あたりCPUとROMが、そして下の方にRAMが見えます。左のボックスは電源です。
Apple][は20年も前の機種なので、いたるところが接触不良を起こしてなかなかうまく動いてくれません。
1979年6月にはApple][plusにバージョンアップしました。こちらは、完動品がまだまだ入手可能です。

RAMは8個3列の白線エリアにあり、発売当初4Kb(今から考えるとゴミみたいな容量)です。4096型か4116型DRAMを使います。4KビットRAMと16KビットRAMは混在可能で、白線エリアの左のメモリーチップセレクターでどちらのRAMを使うかを設定します。ボード上で48Kbまで、そして写真のようにランゲージカードを拡張スロットの0番に差すと64kbとなります。動かないApple][もこのRAMを交換すると動くことが多いようです。

拡張スロットの下にCPU6502が見えます。その下にROMが並んでいます。BASIC用とか色々なROMが刺さっています。

左上写真はシリアル/パラレルのプリンターカード類。
真ん中のスーパーシリアルカードは、ImageWriterなどのアップル純正のシリアルプリンターやモデムが接続可能です。
上下のボードは、パラレルプリンターを接続可能です。
右上写真はビデオカード。
左中写真は上から128KRAMカード、CP/Mカード、トークカード、RAM/MMUカード、クロックカードです。
CP/Mカードは、Apple][を8080CPUのCP/Mマシンに変えてしまいます。
右中は各種ランゲージ(16KRAM)カードです。
これを取り付けると64KbRAMに拡張出来ます。
一番下はRGBディスプレーカードです。
通常のカラーテレビに接続してもカラー表示可能ですが、RGBディスプレーカードは非常にきれいなカラー表示を可能とします。
・スタンダードApple][の初期型と後期型の見分け方。
・拡張スロットの標準的な使い方
・Apple][の修理方法を詳しく解説した本 や 日本語の解説本など多数発売されていました。
・Apple][ゲーム
RPGタイプ
当時はファンタジーゲーム、アドベンチャーゲームとも呼ばれていました。
MisteryHouse:オンライン システムズ社ケン・ウイリアム氏の作品
グラフィックアドベンチャーと称しているのに、なぜかカラーではありません。
しかし、モノクロゆえに画面描写が早くその辺も計算ずくか。
ZOOK:インフォコム社のいわゆるテキストアドベンチャーゲーム
文字だけなのに、なぜか飽きさせないストーリー展開がすばらしい。
Wizardryシナリオ1:パソコンゲームの最高峰
その難解さと奥の深さはどれほどのの中毒患者を生み出したのだろうか。
Wizardryシナリオ2*Apple][用はシナリオ5まで開発された。
Ultima:これもRPGの傑作。Ultimaの世界は途方もなく広く
4次元の世界までそのテリトリーにしている。
AZTEC:データモースト社の作品。
これはアーケード型RPGという新しいジャンルを開いた。
アクションタイプ
いわゆるアーケードゲーム
Lode Runner:ブローダーバンド社の大ヒット作
Bandits:シリアスソフトウエアー社の傑作
CHOP LIFTER:ブローダーバンド社のLodeRunnerの次に大ヒットした作品
Drol:ブローダーバンド社の傑作ソフトの1つ