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1.
作業効率を上げるための1つの手段として作業分析の例
生産性向上のための手段の1つとしての作業分析で、
脱型工程のメモモーションを使って研究した記録がある。
コンクリート製造工程の中で、人手を多く要する部署が型枠脱型組たて工程で、ここでは、ヒューム管工場の調査をした例を掲げてある。 脱型工程の能率を低下させている原因は大きく分けて、作業順序の変動と変動と各単位作業待ち時間の2つがあると捉えてこの分析を行っている。
1.作業順序の変化について
脱型工程の単位作業.を別表の11項目の区分し、作業所内を撮影機(富士ZR400)を固定して測定した測定結果の52例で、総側点数(単位作業と待ち時間の合計)712点の1部である。
図で黒く塗りつぶしてある部分は単位作業が行われいた時間(秒)を示し、黒横線は単位作業と単位の待ち時間(秒)である。 調査の作業パターンは色々のパターンが出てくるが、ここでは代表的な2つのパターンについてのグラフを示す。 理想的には下第4図のような横線の短いグラフが良いが、時には作業順序に変更があった場合には縦線がグラフ上に現れて効率を悪くする現象が出る。
第4図は最も理想的な内容で、作業順序が正確で、待ち時間が少ない例。
左側の第7図は悪い例で、待ち時間が長く、効率が良くない。
2.作業分析その2
この2つのグラフを比較して改善を図る手段とする。
全体としての作業順序の変化を19図に示す.
この図は、ある単位作業の直後にどの単位作業が行われたかを数字で示したものの、後の単位作業が正 常であれば、+1,3つ先の作業であれば、+3と表したものの合計である。 +1の斜線は正常作業順序で ある。第19図によれば、54%が正常な作業で、残り46%は作業順序の変化がおきてきていることがわかる。 これを、正規確率分布紙上にプロットしたのが第20図である。
左の第19図を見ると、一見正規分布に近似しているように見えるが、左右両端部分が持ち上がっているのも事実である。 それを調べるために正規確率分布紙上にプロットしたのが、下の図である。
左の20図を見ると、正規分布からはみ出した部分は、ある程度遅れ部分があると、作業員が意識的に正していることを示している。
しからば、どの部署がどの程度狂いを生じさせてかの順序狂い作業量のグラフを作ってその部署を特定すれば、改善の目途がつくことになる。
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