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H20.4.7

平 成 20年 度 学 校 経 営 方 針

 大森第四小学校長 茂呂 美恵子


T 学校経営の基本理念

大森第四小学校は,校歌に示されている、

「われら若き鳳、日本の未来、からだを鍛え、足並み揃え」

「われら若き櫻木、日本の未来、こころを磨き 学びてやまず」

の精神を継承しつつ、全教職員のもつ英知と能力を結集して、現代社会を主体的に生きる子どもたちの健やかな成長を保障し、保護者や地域の人々の信頼に応える学校経営を進めます。

U 本校の教育目標

人間尊重の精神に基づき、児童一人一人を大切にし、国際社会において信頼と尊敬が得られ、生涯にわたって学び続ける、人間性豊かな児童の育成を図るために、次の目標を設定する。

V 目指す学校像

これまでの教育実践のよさや成果を継承するとともに、現在の教育課題を的確に捉え、大森第四小学校の将来の在り方を見据えながら、特色ある教育活動を展開し、常に前進し続ける学校を目指します。そのために、次のような具体的な学校像を実現します。

本校にかかわる全ての人、それは子どもであり、保護者であり、地域住民であり、教職員が、本校を愛し、誇りに思う学校づくりに努めます。

W 学校経営の基本的原則

判断基準は「子どものために」、方策は「地域と共に」を重点に、迅速・誠実・着実に学校経営を進め、教育目標が日常生活の中で一人一人の「子どもの姿」として見えるように、次の点に全力で努力します。

1教育目標達成に向けての基本方針

(1)「考える子」の育成のために

 ◎子どもの学ぶ意欲を高め、主体的な学び方を学ぶ授業づくり  

(2)「心豊かな子」の育成のために

 ◎心が通い合う温もりと落ち着きのある環境づくり

(3)「たくましい子」の育成のために

 ◎子どもの生命・安全、心と体の健康を第一に進める体制づくり

(4)家庭・地域に理解され協力関係を深める中での信頼関係づくり

2 実践に向けた具体策

(1) 基礎的・基本的な学習内容の確実な定着と体験的・問題解決的な学習の充実

  毎時間の学習のめあてを明確にし、子どもが自ら創り上げていく体験的・問題解決的な学習を充実させます。
Research(課題把握)→Plan(計画)→Do(実践)Check(評価)Action(改善)〕のサイクルを重視しながら授業力を向上させ、見いだされた課題は決してそのままにせず、子どもたちの学力を向上させます。

★授業時間数の確実な確保(全学年火曜日1時間の増加)
◆「授業改善プログラム」の再検討と全学年完全実施、そのための教育過程の確実な管理→週案簿 の毎週全教員確実な提出
◆全学年、児童による授業評価の毎学期1回の実施と結果の活用

◆公開授業時(年7回)における保護者による授業評価の実施と結果の活用
◆組織的な指導体制の確立−★学年担任制(合同授業、交換授業等の実施)の充実
                     ★習熟度別少人数指導、算数科で1学年から実施
                     ◆担任と専科教員の協力によるTTや一部教科担任制の導入
◆朝学習(国語・算数・読書)の充実(週3回15分間ずつ、専科によるTT指導体制の確立)
◆全学年、毎日の家庭学習の奨励(学年毎に、漢字・計算力の向上を中心に時間の目安を設定、「家庭学習のすすめ」を作成・配付し、保護者会で啓発)

*算数科指導の充実 → 基礎・基本に関する各種学力調査での達成率、75%以上達成
◆全学年で「大四っこ計算」(算数授業時)、「やったー計算」(帰りの会)の効果的な実施
◆本校独自の全学年「全国計算力テスト」及び4年生以上「区学習効果測定」等による効果測定の実施→定着度の低い問題の年間を通じて繰り返し練習
◆九九階段や量感(長さ・重さ・角度・面積)を育てる校内環境の整備

*国語科指導の充実 → 漢字検定の合格率、全学年80%以上達成
◆漢字小テスト毎週実施(「宿題で練習→テスト→直し→練習→…」のサイクル)で2回実施
◆前学年までの既習漢字をまとめたプリントを用意、通年で繰り返し練習
★読書活動(読み聞かせボランティアの活用・校内環境の整備・読書月間の充実)の推進

*補習の機会増と充実
★毎週水曜日の放課後(6校時)に、全学級で「ステップアップタイム」の新設
◆個人面談実施時に専科教員による補習(年間6日間)の実施
◆「サマースクール」各学年6回実施
◆「土曜子どもクラブ」で月2回2時間の補充的・発展的な学習の展開
◆「夏休み子どもクラブ」で体験的な講座・親子で楽しむ講座を30講座以上設定
(2) 安全・安心、きれいでさわやかな環境の中での楽しく落ち着いた生活の確保

 登校指導・健康観察・授業・休み時間・給食・清掃まで、常に「子どもと共に」をモットーに接するとともに、かかわりはいつもカウンセリングマインド〔受容・共感・包容・肯定〕を大切にし、体罰は決してあってはならないのです。また、学校のきまりの遵守と最後までしっかり見届ける生活指導を徹底し、教育相談の充実、不登校〇・いじめの完全撲滅に向けた組織的対応を推進します。
また、清掃が行き届き、安全に配慮し、季節感が感じられる清潔でさわやかな校内外の環境整備を計画的に実施します。子どもの作品が溢れる子ども主体の環境づくり(
「日々展覧会」等)を推進します。
校長室をはじめ、日常的に全てを開き、子ども・保護者等の思いや要望に対し、「迅速・的確・誠実」に対応します。

  ◆4月にあいさつと言葉遣いの年間指導計画立案、「生活のきまり」を見直し、指導の徹底

  ◆「道徳授業地区公開講座」、「豊かな心発表会」の開催
  ★年2回、都の「ふれあい月間」において、「あいさつ運動」の実施
  ◆2学期、全学年で全児童との個人面談の実施
  特別支援教育の体制強化と完全実施(4月に個別支援計画立案、毎月の委員会設定)
  ◆「楽しく食べる」「考えて食べる」給食指導の充実、
   食事のマナーの徹底とよりよい食生活の習慣化

  ◆新体力テスト等の結果を踏まえ、健康のめあての明確化と外遊びや運動等の奨励
  ◆受付機能の徹底(日常及び学校行事等におけるPTAと連携した対応)
  ★130名登録の地域安全ボランティアとの連携強化(交流給食の実施・セーフティ教室の活用)
  ◆緊急メールシステムの登録率10%増に向けたPRの徹底(毎保護者会時に説明・通知)

(3)温かな心と豊かな人間関係をはぐくむため、様々な人とのかかわりを重視
  ◆異学年の縦割り班による学習・遊び・行事の中でのふれあいを重視
  ◆学習支援・環境整備・安全確保等に向けた地域ボランティアの組織化や地域の教材化
  ★吹奏楽クラブの一中・中富小・大四幼とのジョイントコンサートの実施
  ◆幼稚園との合同研修の推進(数・量・形に視点を当てた学習内容の連続性の追究)
  ★「ふるさと浜辺公園」の清掃等のボランティア活動の連携
  ★夏季休業中の連携(補習・子どもクラブの相互講師派遣、中学生のボランティア参加)

(4) 信頼関係を築くきめ細やかな説明責任と外部評価の実施・活用及び児童・教職員による地域貢献の促進
  吹奏楽クラブ・合唱団の充実と支援体制の確立及び地域との連携、年12回以上
  ◆学校経営説明会(プレゼンの工夫)年3回実施(本校・新一年保護者・地域等対象)
  ◆原則、毎日・毎時間の授業を公開し、土・日曜日及び1週間連続の学校公開日を設定
  ◆学校便り(毎月)、ホームページ(週2回更新)、
   学校紹介リーフレット(5月完成)、内外の掲示版の充実と定期的な更新

  ◆子ども・保護者・地域による外部評価(11月)を実施し回収率80%達成、結果・改善策公
  地域参画型の学校行事を推進するとともに、
   子ども、全教員がPTA・地域の活動や行事に積極的に参加する
地域行事参画部会の設置
  ◆福祉・ボランティア教育の推進(地域清掃、敬老会・特別養護老人ホームとの交流等)

(5) 日々の授業力向上と若手教員の育成を目指す研修の充実

 今年度は、平成1920年度 大田区教育委員会研究奨励校指定の下、昨年度に引き続き、算数の研究を通して、子ども一人一人に基礎的・基本的内容の確実な定着と主体的な学び方を身に付けさせる授業改善を推進し、1031日の研究発表会では子どもの姿を通して研究の成果を伝えていきます。

  ◆授業の自己及び相互診断シートによる評価の実施(全研究授業時及び授業観察時)
   ◆「新人研」の年11回の開催(シミュレーション授業の実施、ベテラン教員による指導)
  ★平成19・20年度区研究奨励校発表に向けた研究内容の共通実践と計画的研修の充実 
   ◆初任者への毎月全教員が授業公開・授業観察を実施及び随時ティームティーチング支援

X 学校経営・運営の校長の姿勢

最終責任者としての職務と責任を自覚し、「全ての事柄の責任は自分に帰すること」を肝に銘じて、「率先垂範」をモットーに学校経営・運営に全力を投入します。
子どもたちには愛情を、教職員には信頼と感謝の念をもち続け、共に歩んでいきます。
また、保護者・PTA・地域の方々には、共に子どもの成長と幸せを願う立場から、理解・協力・支援をいただき、地域の学校としての信頼が得られるように誠心誠意努力します。