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BACHの引き出し
(1)Sebastian の 日本語表記 セバスチャン、ゼバスティアン
日本語での一般の表記は、ドイツ語のS+母音、W+母音、V+母音の発音規則を無視している。その最も典型的な例が、 Wien ヴィーンとなるはずが、ウィーンである。英語でさえ、発音を重んじてかViennaと表記しているのに。ただし、Salzburgは日本語ではザルツブルクだが、英語はサルツバーグと発音するから、他国語の発音とはことほどかように難しい。また、Wagnerは、ヴァーグナーだが、一般にはワグナーである。英語でもワーグナーと発音する。(しかし、 Waltzは相変わらずワルツでヴァルツということは自分自身でもないなあ。)
さて、Johann Sebastian Bach であるが、一般的には ヨハン・セバスチャン・バッハと表記する。しかし、せめてJoをヨと発音し-chをッハとドイツ語的に発音するのだから、Seもゼと表記すべきではなかろうか? (2000.09.09記)
(2)Bachのキリスト教曲とルター派の信仰の濃さ
ルター派のキリスト教徒として数多くのキリスト教礼拝用の楽曲を作曲しているバッハではあるが、ミサ曲ロ短調に見られるように、カトリック的な礼拝曲も作曲している。
(3)子沢山のBach家の育児
バッハは、最初の結婚で7人、再婚で13人の子宝に恵まれたという。その半数が成人したようだが、それにしても妻や家族は育児でてんてこまいだったのではなかろうか。我が家などは、ふたりの幼児を育てるのでてんてこ舞いであるのに。(2000.09.09記)
(4)グールドのBach演奏、ピアノによるBach演奏
デビューの1960年頃はグールドは前衛であった。しかし、いまや権威(とはちょっと違うが)であり、ファッションであり、アイドルである。いわゆる知的エリートたちが好んで彼の演奏を誉めそやす傾向がある。
ピアノによるバッハ演奏といえば、リヒテルとグルダの「平均律曲集」が著名だし、ニコラーエワやヴェデルニコフといったロシアのピアニストも好んでピアノでバッハを弾いた(前者はいわゆるスペシャリスト)。最近では、キーシンがトッカータ、アダージョとフーガハ長調BWV564(ブゾーニ編)を横浜でのリサイタルに取り上げたのを聞いた。
(5)失われた受難曲
つい最近、横浜市のアマチュア合唱団が復元されたマルコ?による受難曲を東京で演奏するという記事が朝日新聞に掲載されていた。これがマルコだとすると、もうひとつのルカによるというものもあったのだろうか?これ以外にも失われた作品は相当あるらしいが(2000.09.08記)。
ブリリアントクラシックというレーベルでは、バッハのマルコ受難曲とルカ受難曲がCD化されているという(2003/1/27)。
(6)なぜ同時代様式に逆行してフーガを多作したのか?
(7)バッハはゲルマン系か? 先祖はハンガリーから移住した?
以前どの本だったか、上記のような話を読んだことがある。ハンガリー系だったとしても、それ以降土着のゲルマン系の血が相当混じっただろうから、先祖の一人がハンガリー系ということがあっても、取り立ててあげつらうことではないかもしれないが、ゲルマン至上主義者にとっては、上記の指摘は刺激のあるものだっただろう。(2000.09.08)
音楽と政治という側面からは、ナチスがバッハをヴァーグナーを利用したようには政治利用しなかった、いやできなかった。
(8)カツラを外したバッハを想像
ヨーロッパでは、15〜16世紀のイタリアに始まり、17世紀フランスのルイ13世(1601-1643)が髪の薄いのを隠すために使用したカツラが各地の宮廷貴族に広まったものだという。1685-1750のバッハにとってはカツラ姿は、宮廷、教会勤務者としては制服のようなファッションだったのだろう。
バッハのカツラをはずした素顔はどんな感じだったのだろうか?
(9)ヘンデルと同い年のバッハ
バッハは、1685年に生まれているが、同年生まれにヘンデル(−1759)、ドメニコ・スカルラッティ(−1757)という後期バロック音楽を代表する作曲家がいるのが偶然とは言え非常に面白い。
(10)小説「アンナ・マグダレーナ・バッハ著 バッハの生涯」
偽作というより表題のような表現が正しいのだろう。
(11)バッハの演奏は難しい?
素人がバッハ編曲のコラールなど歌うべきではない? バッハ演奏の楽しみ 下手は下手なりに楽しいものだ。畏敬の念を持つのは結構だが、それを指導者が押し付けるべきではない。
(12)バッハの同時代史 1685-1750
ドイツ地域
ヨーロッパ イギリス ロビンソンクルーソーの作者デフォー活躍中。
アメリカ
アフリカ
アジア 清朝が1616年始まる
日本 江戸時代 将軍 の治世 1685年徳川綱吉による生類憐れみの令。八橋検校没。井原西鶴活躍中。
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