ブラームス

ブラームスは好きな作曲家の一人である。少年の頃は彼を贔屓にしていて、ライヴァルであるヴァーグナーやブルックナーを敬遠していたほどだった(^^)。しかしあるとき評伝などを読んで、ブラームスがいわば時代遅れの保守主義者で、対するヴァーグナーが革新派として音楽の「進歩、発展」に棹差したということを知り、「革新贔屓の」政治的信条から一時期ブラームスを避けていたこともある。その教条的な純粋さが懐かしい^_^;


☆交響曲全集 

○小澤征爾/サイトウキネン

当時購読していたレコード芸術誌上で発売の都度大絶賛だった録音。弦の響きは非常に美しいが感動を呼び起こさない演奏。エネルギッシュであり美しいが訴えることがないという小澤の近年録音の特徴が如実に表れている。そのような欠点は実演ではあまり気にならないが。フィルアップのハンガリー舞曲集も乗りがいいが騒々しい。

☆交響曲第1番

○ベーム/ベルリンフィル

LP。繰り返し何度聴いたことか。私のブラームス体験の基礎をなしており試金石となっている。まだカラヤン色に塗りつぶされる前の雄渾さが充分保たれている楷書風卯の演奏。ドイツの偉大な遺産を聞く趣がある。これに比べると他の演奏は明るすぎたり、揺れ過ぎたり、不安定だったりする。重厚で暗い響きはブラームスそのもの。

☆交響曲第1番 

○ベーム/ヴィーンフィル

LP NHKホールライブ。当時人気の絶頂にあったベームとヴィーンフィルの来日公演の記録。他にモーツァルトのジュピター、ヴァーグナーのマイスタージンガー前奏曲などが収録。貴重な記録として購入したが、ベルリンフィル盤のエネルギーと凝集力に比べて少々物足りなさを感じる。

☆交響曲第1番、大学祝典序曲

○セル/クリーブランド管弦楽団 FDCA531

1999年に中古廉価盤で購入。第4番をこの組み合わせで愛聴してきており、予想ではベーム/ベルリンフィル盤に似ているのではと思っていたが、冒頭のテンポが不安定など、少し軽い。

☆交響曲第1番、悲劇的序曲

○クルト・ザンデルリング/シュターツカペレ・ドレスデン<1971,1972> 2003.08.28購入

ベーム/BPOに優るとも劣らない素晴らしい演奏。古くから店頭で目にしていたが、これまで聞く機会がなかった。残念。

☆交響曲第1番、大学祝典序曲

○ショルティ/シカゴ交響楽団<1979,1978>2003.08.28購入

☆交響曲第1番

○レナード・バーンスタイン/ヴィーンフィル<1981.10ライヴ> 2003.10.11購入

学生時代に輸入レコード屋店頭でLPを見かけて驚いて以来古くから店頭で目にしていたが、これまで聞く機会がなかった。表情の濃いバーンスタインの解釈はこの曲に意外に適しているかも知れない。

☆交響曲第4番、悲劇的序曲

○セル/クリーブランド

LP。これもベーム/ベルリンフィルのと並んでよく聴いたもののひとつ。音響的に鳴りきっている。特にホルンが活躍する曲だが、力強く芯のある響きですばらしい。第4楽章のパッサカリアが屹立した見通しのよい大伽藍のように聞こえる。

これとは別傾向の演奏だが、テープにエアチェックしているフルトヴェングラーの指揮のものは、興奮させるすごい演奏ではある。

☆交響曲第4番 

○カルロス・クライバー/ヴィーンフィル

☆交響曲第2番 

○ジュリーニ/ロスアンゼルス LP

☆交響曲第3番、ハイドンの主題による変奏曲 

○マゼール/クリーブランド LP

交響曲第2番ニ長調 Op.73 同第3番へ長調 Op.90

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
No.2 1967年1月6日、No.3 1964年10月16日・17日
(SONY CLASSICAL SBK91170  MADE IN AUSTRIA 2002年)1390
(税抜き) 2004.09.05購入

長い間の念願だった セルのブラ3をようやく聞くことができた。何と言っても各パートが克明に誠実に演奏され、非常に透明であることに満足する。また、ブラ1で感じたテンポの揺れの違和感はなかった。第3番が名盤とされているが、第2番の演奏、特に第1楽章のモットーを克明に生かしながら伸びやかで平和な音楽になっているのが非常に気に入った。ステレオとしての広がりは、No.3の方が大きい。

 

☆ピアノ協奏曲第1番 

○ギレリス(p) ヨッフム/ベルリンフィル LP

○イェネ・ヤンドー(p) アントニ・ヴィト指揮ポーランド国立放送交響楽団<1996> NAXOS8.553182

☆ピアノ協奏曲第2番

○ギレリス(p) ヨッフム/ベルリンフィル LP

○バックハウス(p) ベーム/ヴィーンフィル LP

○ブレンデル(p) ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団<1973>

併録 ハンガリー舞曲 No.1 No.4 No.5 No.6

☆ヴァイオリン協奏曲 

○クレーメル(Vn) カラヤン/ベルリンフィル LP

○ミルシテイン(Vn)、ヨッフム/VPO

併録 ハイドンの主題による変奏曲 ベーム/VPO

○アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)、カラヤン/BPO<1981.1> F35G21007 (2003年7月購入200円)

感動を語るよりもまず批判を書くのはあら捜し的で品が悪いことだ。ムターのコンチェルト、17歳の少女の演奏とはとても思えない立派なものだが、ソロが音程的に少々ぶら下がり気味に聞こえる個所があった。バイオリニストの癖なのか、ベルリンフィルの方が上ずっているのか分からない。また一般的な名器ストラド、ガルネリ、アマティではないヴァイオリンを使用しているとのことで、少々太めの音色で17歳の少女にはあまり似つかわしくなく感じた。カラヤンのブラームスは、どうも流線型だ。響きは充実しているが。カラヤン恒例のゴッドファーザーとしてのホープや西側デビューバックアップのひとつ、かつてはロストロポーヴィチ、リヒテル、ベルマン、ツィメルマン、クレーメル、そしてムター、キーシン。ベルマンを除いてはみな功成り名を遂げている。

☆弦楽六重奏曲第1番 

○ハンガリーカルテット LP

☆弦楽五重奏曲集 

○ブダペストカルテット LP

☆クラリネット五重奏曲 

○プリンツ(Cl)

○ウラッハ(Cl)

☆ヴィオラソナタ    

○今井信子(Va) ゴールドスミス(p)

併録 間奏曲Op.116-4 カプリツィオOp.76-2 間奏曲Op.118-1

 サイトウキネン音楽祭の室内楽にジュリアードカルテットが出演し、今井信子が共演してモーツァルトの弦楽五重奏曲を演奏したことがあった。その折に会場ホールで記念に購入したもの。このCDで共演しているピアニストは、RCAのトスカニーニコレクションのプロデューサーをやっている人物のようだ。

☆ドイツレクイエム

○コッホ指揮ベルリン放送管弦楽団・合唱団

☆合唱曲集   「愛の歌」Op.52 など

○ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団

☆ホルン三重奏曲  

○タックウェル(Hrn)、パールマン(Vn)、アシュケナージ(p) LP

☆二重協奏曲 

○オイストラフ(Vn),ロストロポーヴィチ(Vc) セル/クリーブランド

オーケストラの強奏で音がびりつくほど録音状態はよくないが(なぜセルのEMI録音の音質は悪いのだろうか?シューベルトの第9番もひどい)、非常に充実した演奏である。

☆弦楽四重奏曲第1番、第2番

○アルバン・ベルク四重奏団<1976>

☆ピアノ独奏曲全集1〜3 

○ペーター・レーゼル(p) <1972-1974>


CDラックに戻る

部屋主へのご意見・ご感想のメール
(UGI77088@***nifty.com)の***
を削除してご利用下さい

音楽の茶の間
Copyright 1999-2003
Kazutaka Niitsu. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.