Joseph Haydn(1732-1809)
言うまでもなくヴィーン古典派三巨匠の一人。モーツァルトの天才を最大級に評価した友人であり、ベートーヴェンの師でもあった。またその弟にはモーツァルト家と親しかったザルツブルクの作曲家ミヒャエルがいる。ミヒャエルの作品は、モーツァルトの欠番の交響曲第37番(ミヒャエルの曲にモーツァルトが序奏を付け足してコンサートに掛けた)として聴くことができる。一時期、兄ヨーゼフとモーツァルトの陰に隠れたミヒャエルの生涯と作品を研究してみようと思ったことがある。ミヒャエルの作品にも年代順?作品目録が作られていることを近年知って驚いた。
☆オラトリオ「天地創造」
○カラヤン指揮 ベルリンフィル、ヴィーン楽友協会合唱団、ヤノヴィッツ、ヴンダーリヒ(クレン)、ベリー、ルートヴィヒ、F=ディースカウ 1966-1968年。 2004年12月13日購入。
ヴンダーリヒがテナーを歌った カラヤン盤が 中古屋にあり入手した。1960年代のカラヤンというシリーズで、1990年頃の発売時は4000円ほどの定価だったようだ。2枚組。それが1000円だった。
ハイドンのオラトリオ、四季と天地創造は名前だけ知っているが、聞いたことがほとんどない作品だったが、今回天地創造にようやく触れることができた。テキストは、ジョン・ミルトンの「失楽園」で、その英語テキストを独訳したのは、モーツァルトへのバッハ、ヘンデル紹介で有名なヴァン・スヴィーテン男爵だったという。また、その初演は、サリエリが通奏低音のチェンバロ(ピアノフォルテ)を弾くなど、ヴィーンの音楽界あげての盛大なものだったという。当時ベートーヴェンはまだボンにいたのだったか?
1960年代のカラヤンは覇気があり、ベルリンフィルも実力全開、録音も広がりがあり鮮明で、すばらしい。また、歌手もヤノヴィッツ、ベリー、フィッシャー=ディースカウ、そして、この録音中に惜しくもなくなったヴンダーリヒなどの美声を聞くことができる。
☆交響曲全集 ブリリアントクラシックス 99925 33枚組み (9,980円)
○アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
モダンオーケストラによる演奏。ハイドンの多くの交響曲が初演されたエステルハーツィ(エステルハージ)宮殿のハイドンザールでの録音。 番号付104曲+A,B,協奏交響曲=全107曲。これも1枚300円強という激安。一度は通して聴きたかったハイドンの全曲が 聴けるという至福。2002.05.11記す
CD17
No.58 へ長調
No.59 イ長調 「Feuersymphonie 炎の交響曲」
No.60 ハ長調 「Il Distratto」 6楽章形式。フィナーレに音楽の冗談のような部分がある。2003/2/5現在、ようやく17枚目を聞き終わった。途中まではいいペースだったのだが。とはいえ、パリセットやロンドンセットの有名曲は結構つまみ食いで聴き終えた。一曲ごとに工夫は凝らしているのだが、やはり続けて聴くと飽きてしまうというのが本音だ。
CD18
No.61 ニ長調
No.62 ニ長調
No.63 ハ長調 「La Roxelane」第2版 表題はロクセラーネと読むのだろうか?第2楽章の表題のようだ。どうやらそのような題名の民謡を主題にしたものらしい。2005.02.06 購入後すでに3年近く経過しているが、まだ全曲制覇していないのは嘆かわしい。
☆作品集 UCCG-3165/6 2枚組み (2,000円) パノラマシリーズ
交響曲第94番(1791年) 第100番(1794年) 第104番(1795年) カラヤン指揮 ベルリンフィル
カラヤンの特徴がはっきりと表された演奏。ボリューム豊かで滑らかで少々鈍重な貴婦人と行った風情。同じ現代オケによる演奏でもデイヴィスのものとの差が歴然。
チェロ協奏曲第1番ハ長調(1765年頃,1961年発見、1962年蘇演) 第2番ニ長調(1783年、1950年代に自筆譜発見)
フルニエ(チェロ) バウムガルトナー指揮ルツェルン音楽祭合奏団
フルニエのチェロが素晴らしい。バウムガルトナーとルツェルンは、LPで所有している バッハのブランデンブルク協奏曲の指揮者・オーケストラ。ハイドンにしては、少々独特な抑揚があるように聞こえる。
アンダンテと変奏曲 ヘ短調 (1793年) ブレンデル(p)
ソナタの一楽章らしい。ここに収録されなければ聞けないような珍しい曲。
トランペット協奏曲ホ長調 (1796年) ハーセス(Tr) アバド/シカゴ交響楽団
名手揃いのシカゴ交響楽団の中でも高名なトランペッター ハーセスの演奏。但し、アメリカのトランペットはもっと音の抜けがいいと想像していたが、違った。
☆交響曲第94、101番
○コリン・デイヴィス指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
デイヴィスとコンセルトヘボウは、一時期、ストラヴィンスキーの三大バレエ音楽の録音などで名録音を飛ばしていた頃があり、この録音もその頃のものだと思う。モダンオーケストラとして安心して聞ける演奏、録音だと思う。この頃のデイヴィスは、ボストン響ともシベリウス全集を録音したり、ロンドンの複数のオケとベートーヴェン全集を録音するなど活躍していたが、バイエルン交響楽団に移った頃から目立たなくなってしまった。
☆交響曲第94、101番
○ピエール・モントゥー指揮 ヴィーンフィル 1959年録音 2004年11月5日購入 250円
これはすばらしい演奏だった。何種類か保有しているハイドンの同曲の中では一番感心する録音だ。ヨッフム、カラヤン、C.デイヴィス、アバド、フィッシャーの全集盤などの中ではヨッフムに近いだろうか。ガイドブックなどにはリストアップされないようだが、オーケストラの親密な対話になんとも言えない味があるし、さらっとしていて品がある。また、オケ配置も、古典式だろうか?
☆交響曲第93、101番
○クラウディオ・アバド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団
レコード芸術の読者プレゼントで当選したもの。1990年頃だったか。スッキリした演奏だが、いわゆる滋味が感じられない演奏。
☆弦楽四重奏曲 セレナード(ホフシュテッター作)、ひばり
CD初期の発売のもの。セレナードは、ヴィオラを土屋邦夫が担当するベルリンフィルメンバーによる四重奏団。
☆弦楽四重奏曲 ハ長調Op76-3「皇帝」、変ロ長調Op.76-4「日の出」
○東京クァルテット(創立初期のメンバー:原田幸一郎、池田菊衛、磯村和英、原田禎夫) SONY FDCA 577
名曲全集のバラ売り物(中古盤)だが、いい演奏。もっとまとまった録音はないものだろうか。
☆交響曲集(ロンドンセットから4曲?)
○ヨッフム指揮ロンドンフィルハーモニー管弦楽団(LP)
品のよい演奏。ロンドンセットより数曲。 学生時代に購入。その当時現在や将来に不安を持っており、ハイドンの調和の取れた音楽を聞き、ハイドンの時代は良かったのだろうなと気弱なことをいい、家人に考え方の甘さを指摘されたことがあったのを思い出す。ハイドンの苦労も知らずに、失礼なことを考えていたものだ。
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