江戸名所図会は江戸神田の名主・斉藤家父子三代が三十年にわたる歳月をかけて、天保五年(1834)および七年(1836)に刊行したものです。
絵師・長谷川雪旦の素晴らしい写実によって、当時の江戸を知ることのできる第一級の史料です。
江戸名所図会について、池波先生は「恩恵の書巻」というエッセー(初出 昭和55年6月「江戸名所図会NO7」、「小説の散歩みち」昭和62年4月朝日文庫収録)につぎのように書いています。
(引用は青字)

私のように時代小説を書いているものには、名所図会中の一枚の絵から、一篇の小説の発想を得ることもある。
見るといえば、この[江戸名所図会]ほど頻繁に見る書物は他にない。
見るたびに新しい発見をするし、毎日の仕事のためにも、一日に一度は、ひらいて見る。

江戸名所図会の実物


名所図会は見開き2枚の絵にわかれています。当サイトで使用している絵は管理人がつないだものです。
ご興味のある方は、絵をつなぐへお進みください。


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