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ゾンビは映画や小説などでお馴染みの「生ける死体」です。術者が復活の儀式を行ったか、あるいは別の理由があるかなどで、身体は死んだまま復活を遂げ、術者(死霊術師、ネクロマンサー)の命令に従って他の人間を襲ったり、簡単な仕事をしたりします。時には自分の意思で動き、術者自身をも殺してしまうような場合もあります。
このゾンビが実在すると言うと、驚く人も多いかも知れません。正確には、ゾンビと呼ばれる人間が実在する、と言うべきでしょうか。
カリブ海に浮かぶ島ハイチ。その住民の間で信じられている民間信仰ブードゥー。ゾンビとはもともと、そのブードゥーの秘法によって蛇の精霊ズンビーを憑依させた「死体」のことを差し、ゾンビ化された人間は司祭である黒魔術師(ボコール)の意のままに動きます。かつては結社(コミュニティ)の掟を破った者や、犯罪をおかしたアウトローなどに多く施されていたようで、今でもしばしばゾンビ化された人の話を聞きます。
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