エンドユーザー
エンドユーザーというのは、文字通り末端にいるゲーマーのことです。
つまり、普通にRPGを楽しんでいる皆さんのことを指します。
このRPG業界はデザイナーとユーザーの距離が小さい反面、非常に強力な階級社会が存在します。
これがどういうものかといういいますと、まず頂点に立つのがグループSNEの安田均社長です。
彼が日本にRPGを広めた現人神として君臨しています。
その次に、SNE社内でも人気の高い水野良・清松みゆき・友野詳などの小説家です。
ある意味では、彼らは安田社長以上に熱烈な信奉者を擁しています(彼らを「神」と称して、その教えに従わないゲーマーを攻撃する過激派もいるほどです)。
その次の第3階層になって始めて他社の人間が現れます。
鈴木銀一郎・菊池たけし・山北篤・朱鷺田祐介などの各有名デザイナーたちです。
かつて、D&Dを日本中に広める旗手を務めた偉大な先人も(今のところ)この階層にいます。
第4階層は第3階層の取り巻きデザイナーや、その他のゲームデザイナーやシナリオライターたちなど、ここからグッと人口が増えてきます。
第5階層以降は非常に細分化されていて、とても書き表すことはできませんが、とにかく普通のゲーマーはその最下層にいる訳です。
エンドユーザーというのは最下層にいることから、上の階層に影響されやすいという弱点があります。
例えば、あるサークルの代表者が「このゲームはこういうふうにしろ」と命ずると、最下層のエンドユーザーはどうすることもできないのです(今後もそのサークルで遊びたいならば)。
最下層の人達にとっては、サークル代表者=ゲームマスター=ゲームデザイナー=神という公式が燦然と輝いているのです。
また、デザイナーやメーカーは自信の高貴なる目的(=売上向上)達成に邁進するために、仮想の人達の意向はアッサリ無視してしまいます。
だからどんなにアンケート葉書やメールなんかを送っても、デザイナーの意向に沿わなければ無視、あるいは攻撃の対象にさえなってしまいます。
デザイナーが黙認してとしても、エンドユーザーの上の階層にいるデザイナー信奉者やルール至上主義者が黙っていません。
ことあるごとに「デサイナーはこんな遊び方を推奨していない」「デザイナーの発言を否定することはゲーム自体を否定することだ」「お前がそんなルールを使うからゲームが汚れる」などと難癖を付け、エンドユーザーに自分の地位を再確認させることでしょう。
もしこの惨状を雑誌に嘆願しようとしても、もはや雑誌にはそんな投稿を載せるスペースは残っていません。
運良くあったとしても、真っ先に広告に差し替えられるのは必定でしょう。
またインターネットのRPG掲示板などに上げると、後日山のように「月夜の晩に気をつけろ」などという返答がくることでしょう。
「エンドユーザー」それは(崩壊しかかっているとはいえ)RPG業界を潤わせるための農奴なのです。
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