◇皇紀2661年のりういちニュース◇
| 皇紀2661年10月14日 | TORGオンリーコンベンション開催 |
皇紀2661年11月19日、東京の東板橋体育館で第3回TORGオンリーコンベンションが開催されました。 同日は東京の飯田橋でTokyo深淵CON〜シ・ン・セ・イ・キ〜が、川崎でゲーム・フィールド発売の現代超常能力RPGのオンリーコンベンションも開催され、こんなにオンリーがあって果たして需要があるのかどうかを疑問視する声もありました。 僕はTORGオンリーコンベンションに行きましたが、そんな不安は杞憂に終わりました。 当日はプレイヤーが50名弱、ゲームマスターも11人名乗りを上げ、遠く名古屋や大阪からやってきたファンもいました。 そうまでしてゲーマーを引きつける、TORGというゲームは一体どんなRPG なのでしょうか。 これから、あした、あさってかも知れない近未来の事です。 地球と異なる考え方や物理法則を持った多次元の世界から、これまた考え方や物理法則の異なる人(?)達が現れ、地球を浸食し始めます。 地球の自転がいったん止まり、地球の人達が大混乱になっている時に、別次元の人達は、地球のあちこちを自分達の環境に無理やり変えてしまいました。 グレートブリテン島や北ヨーロッパの周辺は、光のペラ・アーディネイと闇のユーソリオンがはてしなく戦うファンタジー世界『アイル』になりました。 ここでは鉄砲や自動車が使えないものの、魔法や奇跡は日常的になっています。 北米大陸の一部は霧と密林に覆われてしまい、バラク・カーがエディーノスと呼ばれるトカゲ人を操る原始世界『リビングランド』に変わりました。 非常に原始的な世界で、生命のない物質は存在できませんが、ラナーラへの信仰による強力な奇跡が良く見られます。 アフリカ大陸のエジプト周辺では、スパイダーマンやスーパーマン、キャプテンアメリカといった「パルプ・ヒーロー」の敵役達が、Dr.メビウスの下に怪しい技術と怪しい魔法でド派手な事を繰り返すコミック世界『ナイル帝国』が成立しました。 西ヨーロッパのフランス周辺国では、教皇ジャン・マルローがサイバーウェアとゴッドネットを駆使して、暗黒宗教で民を支配する『サイバー教皇領』となっています。 日本と中華大陸の一部、そしてカリフォルニアは、巨大企業カナワ・コーポレーションが世界市場を相手に経済戦争を繰り広げる『ニッポンテック』に密やかに支配されています。 カナワのボスは金輪龍一、あるいはNo3327と呼ばれているらしく、陰謀や裏切りが大好きだそうです。 東南アジアには、ヴィクトリア王朝時代の文化がやってきて、『オーロシュ』と呼ばれています。 しかし、その実態は絶大な恐怖を備えるゴシックホラーの怪物達が、日々残虐な行為を行っているのです。 そして、この世界を支配するゴーントマンこそが、地球侵略の首謀者なのです。 別次元の侵略者たちは『ハイロード』と呼ばれます。 そのハイロードはなぜ地球にやってきたのでしょうか? それは、地球にあふれる『可能性』(ポシビリティ)と呼ばれる資源を求めているからです。 ハイロードたちは、地球のポシビリティを吸い尽くして、生死を超えた究極の存在"TORG"になる事が目的だったのです! 侵略者はそれだけにとどまりません。 戦争をする事に喜びを覚えるトリガーハッピーたちや、宇宙から来た永劫の神々なども、次々と地球のポシビリティを奪いに来ています。 しかし、地球側も黙ってはいません。 侵略を受けた地球人や、侵略者がもともと住んでいた世界にいた人達の中に、ポシビティの存在を信じ、かつ正義の為に使う事ができる人達がいました。 彼らまたは彼女たちは、地球や自分達の世界をハイロードの侵略から守る為、敢然と戦っているのです。 違う物理法則の干渉で起きるリアリティの嵐から生まれたヒーローたちを、人は『ストームナイト』と呼ぶのです! このように、TORGはプレイヤーがポシビリティを扱えるヒーロー『ストームナイト』となり、異世界の侵略から地球を守る為に戦うRPGです。 TORGには3大特徴があります。 1つ目は、自由度の広さです。 TORGでプレイできないキャラクターはほとんどありません。 地球(コアアース)の傭兵、英雄的政治家、アイルの聖戦士、アマゾネス、リビングランドのトカゲ戦士、空飛ぶヒトデ、ナイル帝国の普通のヒーロー、タフヒーロー、変身ヒーロー、空飛ぶヒーロー、マッドサイエンティスト、インチキ魔法科学者、サイバー教皇領のネットウィザード、メカ老人、ニッポンテックのビジネスマン、武道家、企業忍者、浪人、オーロシュの執事、オカルティスト、狂人、狼男、麻布十番のセーラー戦士などなど。 これらはほんの一例で、その気になれば簡単に作成する事もできます。 もちろん、マスターが新たな侵略者を作ることだってOKです。 2つ目は、カードを使ったドラマティックプレイです。 プレイヤーが、さまざまな効果が書かれたカードを使用する事で、より強力な効果を得たり、サイドストーリーに絡めることができます。 プレイヤー同士でカードを交換することもできるから、よりドラマティックな結果を生むことだってあります。 最後に、豪快な戦闘シーンです。 20面ダイスを振るだけで、普通の戦闘ではヒーローが雑魚を蹴散らし、ボス戦闘では苦境を乗り切りつつ、溜めた力とカードで一気にボスを粉砕してしまいます。 キャラクターが戦闘能力に乏しくても、「間合い」「威圧」といった精神的な攻撃でサポートすることができ、時には物理的攻撃よりも遥かに強力です。 こういった自由度の広さとダイナミックなプレイが、現在でも多くの人達を魅了し続け、原版発売元のWEST END GAMESも幾度なく危機に晒されながら不死鳥のごとく復活しています。 また、既に絶版となって久しい日本語版が、何者かの陰謀によりネットで高価で取引され続けているのも、その人気を示す一端でしょう。 説明が長くなりましたが、当日は11人のマスターが登場しました。 普通のコンベンションでは見ることもままならないTORGのマスターが11人も並ぶのは壮観の一言です。 でも、去年のように女性がいなかったのはちょっと残念でした。 マスターは紹介順に、志賀さん、大城さん、釼地さん、佐々木さん、@すおうさん、イケダさん、飛内さん、発智さん、坪田さん、下田さん、有馬さんでした。 このうち、3人程がオーロシュ絡みでしたが、特に名古屋から来た@すおうさんはオーロシュでメイド(プレイヤーは男性限定)というシチュエーションで、会場を最も沸かせていました。 ちなみに、ほとんどのマスターがエディーノスなどの人外キャラクターは不可でしたが、セーラー戦士は人外なのでしょうか。 各テーブルは戦闘で白熱していた模様で、半数近くのテーブルが閉会式までにプレイが終わりませんでした。 予定していた時間よりも長くなるのもTORGの特徴です。 それでも、参加したみんなが、TORGをプレイできたという満足感に満ちた表情をして会場を後にしました。 年に1度のお祭りですから、来年は僕も参加しようと思っています。 バーチャルRPGボーイりういちは、TORGオンリーコンベンションと、その時にストームナイトの犠牲となる大量のハイロードの手先を応援しています。 追記: 去年、プレイヤーの中に「金輪龍一」さんがいたようですが、あれは僕ではありません。 |
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| 皇紀2662年10月14日 | ジオシティーズ規約改正によるRPGサイトへの影響 | ||
皆さんは、インターネット上でどんなTRPG活動をされているでしょうか。 市販されているTRPGを題材にした活動をされている方には、『著作権』や『著作物利用に関する注意』という言葉を耳にした事があると思います。 著作権法の第1条には、こんな事が書かれています。
仰々しい言葉ですが、要するに自分のフンドシで他人が勝手に相撲を取らせないようにするための法律だと考えておくと良いでしょう。 TRPGのルールブックのうち、文章は小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物に該当し、載っているイラストは絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物に該当し、表やチャートは地図または学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物に該当します。 市販されているルールブック全体の著作権はルールブックを製作した会社、あるいはデザイナー個人、または販売している会社がそれぞれ持っています。 従って、市販されているルールブックの内容を使った同人活動やweb活動を行う場合、2次著作物として扱われる事になります。 TRPGの制作会社としても、自分の作ったものを他人にかき回されるととても気分が悪いので、TRPGの著作物を二次使用するためのガイドラインを定めています。 例えば、スザク・ゲームズと アトリエサードでは、割と簡単なガイドラインが示されています。 そのなかで、ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(FEAR)のガイドラインは突き抜けています。 FEARと言えば、92年の設立以来、エンターブレインから発売されているアーバン・アクションRPGや、同じくエンターブレイン発売のタロットファンタジーRPGで人気を集め、最近では、系列会社のゲーム・フィールドが企画したゲーム大賞から誕生した、同社発売の現代超常能力RPGがヒットしている著名な制作会社で、現在のTRPGを引っ張っているメーカーと言えます。 僕も、この夏に出たエンターブレイン発売のミリタリーファンタジーRPGに興味がそそられています。 この会社の社員や元社員の皆さんは、ことのほか自尊心が強いらしく(特に菊池たけしさんや細江ひろみさん)、著作物の二次利用にさまざまな注文を付けています。 この規約はもともと皇紀2657年、箱の中にキャラクターシートがランダムに入っていた事で話題を集めようとして脆くも崩れ去った、ゲーム・フィールド発売のハイパーファンタジーRPGの同人誌コンテストを開催した時、その募集告知の裏面に書いてあった応募要項です。 いろいろと注文がある割には応募〆切が書いてなかったというオチを付けてくれましたが、この時の条件がほとんど変更されずに現在でも適用されています。 そのもっとも特徴的な条件として、同人誌の奥付やwebサイトのホームページに、「(ゲームシステム名)は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチおよび有限会社ゲーム・フィールドの著作物です」と明記せよというものがあります。 FEAR作品をネタにした同人誌やwebサイトを見ると、この明記がされていないところが結構ありました。 今まで著作権と無縁だったゲーマーにとっては、知らないか、忘れているか、そんな細かいモノを守ってられるかといったところでしょう。 しかし、この規約の最後には、ペナルティという項目があります。 「この条件を守らなかった二次利用に対しては、法に基づいたペナルティを課す場合があるので十分に注意しろ」ということです。 このペナルティが何かは明らかにされていませんが、文書かメールによる警告から始まり、著作権侵害の民事訴訟までいろいろ考えられます。 ペナルティ怖さに規約を守らせようという魂胆がよく分かります。 また、この規約がどの範囲まで適用されるか?ということも明記されていません。 例えば、掲示板や日記にタイトルを書くだけでも「(ゲームシステム名)は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチおよび有限会社ゲーム・フィールドの著作物です」と著作物標記を書かなければダメなのか?といったことにも注目です。 「タイトルを書く位ならいいよ」などの免責事項がありませんので、ネット上での全FEAR作品の記述に規約とペナルティが及ぶ可能性が考えられます。 このため、No666さんは掲示板にタイトルを書いただけでも著作物標記をする事を勧めています。 ただし、これらの規約の内容には、著作権法上の根拠はないそうです。 また、著作権の侵害は『親告罪』、つまり著作権者が文句を言ってこなければOKと言うものですから、FEARに知られなければ良いという事もできますし、反対に、規約を守っていないサイトを片っ端からチクる事だってできます。 ところで、皆さんは、TRPGのウェブサイトを作る時に、どこのプロバイダーの領域を使われているでしょうか。 もし、Yahoo!ジオシティーズでしたら、要注意です。 10月15日から施行される規約改定により、このような規約が発効する事になります。
要するに、ジオシティーズ内の全てのサイトの内容をYahoo!が勝手に使うことができ、使われた側は文句を言うことができないことを、ジオシティーズの無料webスペースを申し込んだ時点にさかのぼってOKしている事になるのです。 この規約改定に関して、後日Yahoo!の公式見解が発表されました。 それによると、「ジオシティーズ公式ガイド」でコミュニティ内のサイトを紹介する時に、サイトの内容やスクリーンショットを利用する事を目的としているそうで、この行為はジオシティーズのプロモーションとともにユーザーのサイトのプロモーションにもなるとのことです。 しかし、Yahoo!BBの規約で醜態を晒して間もないYahoo! JAPANの事ですから、どこに何を使われても文句を言えない事にOKさせられる事に不快感を表すユーザーは少なくありません。 すでに、おばらすおう座長率いる見世物小屋ほうむぺいじは、ジオシティーズからの撤退を表明しています。 ここで問題なのが、ジオシティーズの領域でFEAR作品を利用したサイトを構築している皆さんです。 FEARの規約では、著作物の二次利用を「同人活動に限る」と明記していますが、Yahoo! JAPANがそのサイトを管理者の了解を取る必要なしに商業出版などに使用した場合、FEARの規約の範囲を超えてしまいますので、当然許諾の範囲を超える事になってしまいます。 この場合、原著作者のFEARはどういう反応を示すのでしょうか? TRPG.NETの一行掲示板で、もちづきさんがFEARに聞いてみたそうですが、「公表するなと言われているので公表できない」とのことでした。 口止めするくらいだったら最初から教えない方が良いと思いますが、そうまでして自尊心を守りたいのか、それとも規約を守っていないサイトに片っ端からペナルティをかましたいのか、僕にはよく分かりません。 ただ、僕は闇討ちだけはやめてほしいと思います。 RPGボーイりういちは、Yahoo!ジオシティーズでFEAR作品を使ったweb活動をおすすめしません。 追記 先日、小学館の関連会社が、「ドラえもん」を使っているサイトに片っ端から警告メールを送っていることが判明しました。 小学館と言えば、「BEST BIND〜魔獣の絆〜」の発売元です。 こちらも要注意でしょう。 |
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