

当窯の主である義父は、ロクロを回し続けて30年以上のかなりのベテラン職人
です。素人が見ても驚くのは、その速さ。あっという間に数十・数百の器が手板
に並んでいきます。
ふと、今までに作った器の数はどれくらいになるだろうかという話になりました。
到底計算などできませんが、その数ざっと数百万!?
それでもまだ思った通りに作れないことがあるんだそうです。
ロクロ成形の奥の深さです。
*成形したものをのせる板を「手板」と呼んでいます。(右写真参考)


商品として完成するのは全体の80%程度と言います。成形して乾燥させ、
素焼き・本焼き、こうした作業工程の中で多くの作品が割れたり、変形したり
してしまいます。それだけに最後まできれいに生き残った器たちは、とても
愛おしい・・・。


コンテナに山積みされたB品です。その多くは右写真のようなキズの
あるものです。
etc 「生き残れなかった器たち」