
釉薬を施した器を窯に入れて火をつけ、およそ3日後、いよいよ窯出しです。
窯出しの日には「お赤飯を炊く!?」という話を聞いたことがあります。それくらい神聖な行事なんです。
ウチはお赤飯を炊くことも、手を合わせることもありませんが、それでも分厚い窯の扉を開ける瞬間は
緊張感いっぱいの特別な感じがします(私が作っている訳でもないのに)。
焼きの良し悪しはもちろん、組み上げた棚が崩れないように崩れないように…と、
とてもハラハラするのです(私は)。
窯の中の陶器が、外の空気に触れると「カンカン」と貫入の入る高い音がします。
初めてこの音を聞いたときは、きれいで感動しました。

左から、「ゴー」という低い音をたてる扇風機。そしてしょう油が入っていた缶(中央)。
今は成形段階で壊れてしまったもの(また水に浸せば粘土に戻ります)を入れています。
右は年季の入った椅子。どれも義父愛用のアイテムです。
etc 「作業場周辺のレトロなモノたち」