釉薬を施した器を窯に入れて火をつけ、およそ3日後、いよいよ窯出しです。
窯出しの日には「お赤飯を炊く!?」という話を聞いたことがあります。それくらい神聖な行事なんです。
ウチはお赤飯を炊くことも、手を合わせることもありませんが、それでも分厚い窯の扉を開ける瞬間は
緊張感いっぱいの特別な感じがします(私が作っている訳でもないのに)。

焼きの良し悪しはもちろん、組み上げた棚が崩れないように崩れないように…と、
とてもハラハラするのです(私は)。
窯の中の陶器が、外の空気に触れると「カンカン」と貫入の入る高い音がします。
初めてこの音を聞いたときは、きれいで感動しました。



 

on the tableの器ができるまで #003

    

左から、「ゴー」という低い音をたてる扇風機。そしてしょう油が入っていた缶(中央)。
今は成形段階で壊れてしまったもの(また水に浸せば粘土に戻ります)を入れています。
右は年季の入った椅子。どれも義父愛用のアイテムです。


器づくりだけでなく、当窯 を気ままにご紹介します。
気長にお付き合いください。

作陶の工程を順に追ったものではありません。
また、作業の内容は当窯独自のもので
他の窯元、作家さんとは異なる場合、
本などに記載されているものとは
異なる場合があります。
どうぞご了承ください。

器づくり 「窯出し」 

etc 「作業場周辺のレトロなモノたち」

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