大郷自然塾、田んぼのについて

森が育む田んぼの源

 大郷自然塾の田んぼは、里山が涵養する天水の恵みをため池に備え、そして用水として灌漑しています。
 森に囲まれたため池には、いろいろなトンボや野鳥が見かけられ、、田んぼだけでなく、様々の生き物のオアシスにもなっているようです。
 

水面を湛えるため池

水の動脈、せせらぎの流れ

 ため池から小さな堀に水が落とされ、そして田んぼに流れていきます。
 山際の田んぼですから、堀の流れも急流で、水も良く透き通るよえです。
 夏になると、ホタルも見かけられる清流の流れは、昔からの田舎の風景を感じさせてくれます。

ため池から流れ出るせせらぎ

田んぼに映る、木漏れ日の陽差し

 田んぼは森に囲まれていて、それだけ自然も豊かですが、木々の田んぼに影となり、稲の育ちにむらが生じることがあります。
 何事も、均一にはならないのが自然というものなのでしょう。
 そういった条件にあって、どうすれば良い米を育てることができるのか、人の知恵を試されるのが、大郷自然塾の田んぼでもあります。

里山に囲まれた田んぼ

ササニシキんとひとめぼれ

 大郷自然塾の田んぼでは、ひとめぼれとササニシキを作っています。
 ササニシキは例外に弱く、また穂が稔ると倒れやすいといった稲作の難しさがあります。
 この弱点を補ったのがひとめぼれです。
大郷自然塾のササニシキ、ひとめぼれはいずれも逞しく育ってくれています。


豊かに稔ったササニシキ

いろんな田んぼ

 農薬を使わない稲作の仲間と一緒に、それぞれの田んぼに見まわりに出掛けることもあります。
 田んぼの見まわりをすると、雑草の少ない田んぼ、多い田んぼ、稲の勢いが旺盛な田んぼ、控えめな田んぼ、それぞに田んぼ表情が異なります。
 大郷自然塾にも、ここだけにある田んぼの表情があります。
 

稲作仲間が田んぼを訪れる

今年の稲作、毎年が貴重な体験です。

 同じ稲作農家でも、それぞれに違った工夫を凝らして稲作に取り組みます。
 また同じ農家であっても、毎年の天候は異なるもので、その年、その人が取り組む稲作は、本当に貴重な経験になります。
 考えてみれば一世代30年、自分なりの稲作が出来るのは、たった30回しかありません。
 その一回々を大切に、そしてより理想に近づくように、仲間の農家と交わす稲作談話は大切で、そして楽しい一時です。

稲作仲間との意見交換


 大郷自然塾  
宮城県黒川郡大郷町石原/TEL 090-4552-2347/メール

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