平成20年10月12日 収穫したお米の選別過程

収穫した籾の運搬過程の様子
 コンバインで収穫した籾は、トラックに積まれたグレンタンクに投入されます。

 写真では納屋の入り口で投入作業をしていますが、通常は、田んぼに脇にトラックが待機して、投入作業が行われます。
 
コンバインからグレンタンクへ

稲刈り作業とグレンタンク
 田んぼの脇に待機したグレンタンクは収穫した籾が満タンになる度に、乾燥機のある納屋と田んぼを何度も往復します。

 ちょっと専門的に話になりますが、稲刈り作業の能率の善し悪しは、このグレンタンクの容量で変わってきます。

グレンタンクから乾燥機へ

乾燥機で籾を乾燥
 昔は天日干していた籾も、手間のかからない乾燥機で乾燥するのが普通になりました。お米の味覚について言うと、乾燥機、天日干し、それぞれ善し悪しがあります。

 天日干しは、ゆっくりとお米を乾燥させるので、米の芯までむらなく乾燥できます。
 一方、乾燥機は、全ての米が均一に乾燥される利点があります。
収穫した籾を乾燥機に供給

籾摺り機
 乾燥の終わった籾は、今度は籾摺機に投入され、脱穀します。
 
 写真の機械が、大郷自然塾の脱穀機です。脱穀機の隣にあるのが、米選機です。
大郷自然塾の籾摺機

乾燥機から籾摺り機へ
 乾燥の終わった籾が、乾燥機からパイプを通じて、籾摺機に投入されます。
籾摺機に投入される籾

籾摺りの前処理
 籾摺り機の内部には、送風機が内蔵されています。この送風機により、脱穀の前処理として、未熟米(生育不良で粒の小さい米)やワラ屑が吹き飛ばされ、排除されます。

 写真は、排除された未熟米ゆワラ屑などが備え付けのホッパーに投入されている様子です。
未熟米やワラ屑を排除

米の出来上がり
 乾燥した籾は玄米となり、米選機でフルイにかけられます。
 米選機では胴割米や、粒の小さな米がフルイから落とされ、大きな粒の米だけが、出荷米の袋に供給されます。

 
米選機から米袋に投入される玄米

降り積もる玄米
 大郷自然塾では、カメムシ被害粒(斑点米)を排除するための色彩選別処理は行っていませんが、こういった斑点米の多くが未成熟であったり、粒が小さかったりするため、米選の過程で取り除かれます。
米袋に降下していく玄米

今年の玄米
 写真が籾摺りし、選別したばかりの玄米です。
 フルイを通しても、若干の斑点米が残っています。緑色の玄米は稲刈りまでに登熟が十分でなかった米です。
 有機の米の品質を高めためには、いろいろ苦労がありますが、何よりその年々の天候に影響されるので、ここが自然栽培稲作の難しいところです。
籾摺りしたばかりの玄米

 平成20年10月12日 稲刈り  平成20年10月12日 選別後 

平成20年作、田んぼと稲作の経過

 大郷自然塾  
宮城県黒川郡大郷町石原/TEL 090-4552-2347/メール

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