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●旅の前に |
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アイルランドという国はケルトの民がいる国。私はファンタジーや神話が大好きで、中でも北欧神話やケルト神話は大好きな世界だった。北欧の神話とケ ルト神話をごっちゃにしちゃいかんかもしれんが、まぁそこはそれ、大目に見てくだされ。 私の中のファンタジー(剣と魔法の物語)といえば、ケルト神話。多少の差はあれど、ファンタジーの世界にはケルト神話を基盤にしたものがたくさんあると思う。代表的な作品は(私の中でだけど)、クリスタルドラゴンとかアイルの書、ゲド戦記は違うか。他にも読んでる本はたくさんあるなー。指輪物語も少し入ってる? アイルランドは妖精と酒と音楽と踊りと魔法の世界。さて現代のアイルランドはどんな国なんでしょう? などと、私は呑気に構えていたのだが、飛行機が満席!いったい何人の人がアイルランドに行こうとしているのだ?もう日本の全国民がアイルランドに行こうとしているんじゃないか?と思いきや、ギリの十日前に飛行機の切符ゲット。当初のイギリス経由ではなく、オランダ経由でのアイルランド行となった。 |
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| 4月29日 木曜日 | 日本→オランダ→アイルランド | |
| 4月30日 金曜日 | ダブリン→ゴールウェイ | |
| 5月1日 土曜日 | ゴールウェイ | |
| 5月2日 日曜日 | ゴールウェイ→ダブリン | |
| 5月3日 月曜日 | ダブリン | メイ・バンク・ホリデー アイルランド祝日 |
| 5月4日-5日 火-水曜日 | ダブリン→オランダ→日本(5日早朝着) | |
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●4月29日 |
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さすがゴールデンウィーク。関空行きのバスは臨時便が出ていた。8時前に旅の道ずれワカノフ君と合流。いつものミレーのザック。散髪したばかりの髪が男前ぶりを上げている。 さっそくチェックインする。飛行機の座席は事前に後ろの二人席が良いとの情報をゲットしていたため、後ろから5番目ぐらいの二人席。この席は窓側にユトリもあり、二人で旅行される人にはお勧めの席である。 実は私は朝10時から飛行機にのり、夕方5時前に到着すると思っていた。時差があるんだよ!時差が! ご飯も2回出て、映画は3本観た。途中で昼寝も挟んでオランダはキスポール空港に到着。日本時間にして22時。ぐったり。 空から見たオランダの街並みはとても可愛らしい世界だった。長崎オランダ村のパンフレットまんまの姿。しかし、我々はここからエアリンガスに乗り換えて、アイルランドに向かうのだ!隣のグループはハンガリーに向かう模様。 キスポール空港はおおよそヨーロッパのどの国でも行けるような大きな、大きな空港だった。着陸してから10分ぐらい走ってるし、道路だって渡っちゃう。
空港には回転寿司、フェラーリの展示、謎の銅像に土産物屋などなど、まるで成田空港みたいだった。すべてを身近な物に置き換えて測るあたり、自分の世界の狭さを実感。 エアリンガスのマークはシャムロック(三つ葉のクローバー)。とってもラヴリーな飛行機だ。待ち合わせ場所はいろんな国の人々が居る。しかし日本人はおらず(一人居たらしい。ワカノフ君談)、アジア系では韓国人らしき人たちが居た。なぜかインタビューしてる人が居て、私の方をちらりと見たけど、インタビューには来なかった。来ても英語が喋れなかったけどさ。 エアリンガス内は有料のミールサービスがある。新幹線の機内販売みたいなもんだなー。べんとーえー、べんとー、びーるにおつまみ、ジュースに、おみやげーと売りに来る。隣の黒人さんはオレンジジュースを日本買っていた。私は爆睡。だって、日本時間だったら、既におねむの時間なんだよ! 気が付くと既に着陸態勢。シャムロックマークの飛行機がたくさん居る飛行場、ダブリン空港に到着した。日本時間にして、午前1時。さ、ここで時計を現地時間にしよう。午後17時。まだまだ夕方、日も高い。 出国検査は簡単に済んだ。ワカノフ君は「何しにきたーん?いつまでおるーん?」とか聞かれてたようだが、私は「連れかね?」と聞かれただけで、スルー。日本のパスポートの強さを実感したのだった。 おばさんがワカノフ君に「出口はこっちでいいの?」と聞いていた。我々もよくわからないんだよー。まぁ進路がひとつしかないので、一緒に進む。ワカノフ君、「どっからいらっしゃったんですか?」と聞くと、 「クェートだよ。友達がたくさん居るからお土産が一杯で、重い重い。」と言ってた。ほんじゃ、荷物をお持ちしましょうと、少しだけ持ってカートの所まで行った。 我々はバックパッカーなんで預けた荷物を待つ必要はない。とっとこ外に出る。それなりに広い。こっからダブリンの街までは空港バスが出ているらしい。 「これは市バスみたいですねぇ。小銭がないから乗れないっすよ。バスっておつりくれないって言ってたし・・・」と、案内板を見ていると、どうやら「747」というマークのバスに乗ればよい事が判明。ちなみにバス代は5ユーロ。 バスに乗る際に「中央バスステーションまで行きますか?」と聞くと(実際は「せんとらるばすたーみなる?」と語尾上げ単語で聞いただけ)、「行きまっせ。二つ目に停まったところだかんね。」と教えてくれた。聞き取ったのはワカノフ君だ。私は「つぅー?」と言いながら、ピースサインをして聞いただけ。何が「2」なのかはよく解っていなかった。でもこのシチュエーションだと、バス停の数だよなー。 それにしても私はヒアリングができない。この先もまったくもって自分の英語ぢからの無さを痛感していくのだった。 さっきの通り雨は上がり、雨上がりの空気が気持ちいい。緑の匂いがする。私は緑が大好きなのだ。緑の草原を抜け、見たことの無いパンダのような鳥を見る。街に近づくと、建物の形は同じなのに、色や形、ノックする部分の意匠が異なる玄関がズラリと並ぶ。これが名物だとは後々の絵はがきで知るのだった。 一つ目のバス停で三分の一ぐらい人が降りていった。 本日の宿がこの駅で降りた方が近い事を知ったのは後ほどである。道路工事の中をぬってバスは進む。よくまぁこな狭い所を・・・と思いつつも初めての街並は楽しい。 中央バスステーションに着いた。明日はゴールウェイに行くので、その時間などをチェックする。時刻表があったので、Get!朝の6時30分から一時間おきに20時30分まで出ているようだ。そうかー、このまま勢いでゴールウェイに行ってしまえば、一日ロスしなくて済むんだなぁと思ったが、そんな事は日本ではわからない。今日は既にユースホステルを予約しているし、ゴールウェイの宿事情が判らない。旅行はタイトな予定は禁物だ。ちなみにバス代は片道13ユーロ、往復16ユーロ。なんで往復だとこんなに安いんだろう? そういえば、アイルランドはやたらと学生料金の設定があって羨ましい。学生さんは学生証を持っていく事をお薦めします。バス代だって、片道12ユーロ、往復15.50ユーロなんだよー。 さて到着した我々がしなくてはいけない事。それは2日(日)、3日(月)の宿を取る事である。2日は休みの日なので取っておいた方が良かろうとの配慮と、やっぱり宿が決まってと安心だからねー。 友人たちが泊まって良い感じだったという「Old Dubliner B&B Guest House」に向かう。 >>>執筆中 さて、バスの時間もチェックしたし、B&Bの予約もしたし、いざ、本日の宿へ。街並みを散策しながら進む。道路工事が多くてちと歩きづらい。 ワカノフ君いわく、「路面電車を走らせるらしくって、いたる所が工事中みたいなんですよ」と言ってた。ついこのあいだの大阪1ビル付近のようだ。そして工事の皆様はがんばって働いてらっしゃいました。ただし、その日だけ。実はアイルランドもゴールデンウィーク程には休みは無いけど、明日から楽しい楽しい3連休だった・・・。そして宿探しは実はゴールウェイの方が大変だったのである。 本日のお宿は「IE Dublin International」。「International Booking Network (IBN)」 で日本から予約しておいたユースホステルだ。日本ユースホステル協会から利用方法、予約方法が日本語で書いてあるので便利。 ちなみにこちらはお一人様、12ユーロ。朝食付き。IBNで予約した紙を受付で見せる。良かった。ちゃんと予約が取れていた。ブラボー、インターネット。ワールドワイドウェブに乾杯。 海外ユースのドミトリーに泊まったのは二回目。前は勝ち負けで言う所の負けを経験した。(旅日記北欧編をご覧下さい。ってまだそこまでは書いてないけど)。 ユースの中は暖房が効いていた。指定された部屋は幅の狭い二段ベッドが4つ並んでる。洗面台も付いてるし、ロッカーもある。しかしロッカーのためのカギは付いていない。カギはユースでも買えるようだが、気にしない。下の段と上の段が我々のベッドだ。ジャンケンで負けた私は上の段。トイレ、シャワーは外。近くのシャワーは工事中。トイレは綺麗なので嬉しい。 同室の娘さんたちは(一応、全員女だった)、どうも話している言語が英語ではない。昼寝している人、リンゴ喰ってる人も居る。外では何人かのユースの客人がベンチで語らっていた。窓から見える木はたぶん八重桜(勝手に命名)。残念ながら散るちょっと前。 寝る仕度をしてトイレに行って、いざ街に繰り出す。まだまだ外は明るいし、今日の一日は長いぞ!
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| 続く・・・ | ||
Since 2004/05/09