魚のしっぽ紀行

1998/01/14-1998/01/18

コッコちゃん&魚のしっぽ峰(マチュピチャレ)

 しっぽの前

北欧が終わった頃、次の国はネパールGO!GO!という事になっていた。幸いネパールに強い「風の旅行社」がハービスOSAKAにできていて、取り合えずカタログを取り寄せた。が、年末は高い!おーたに、貧乏!って事で有給休暇を2日取って、5日間の突撃旅行になった。

 ☆ビザ申請書記入すき焼きの宴。

 おーたに、旅行金の遅延を旅行社に請う。>笑われる

 ☆やまだくん、ビザ申請のため有給休暇。ありがとう。

 ☆やまだくん、ビザ受取のため有給休暇。ありがとう。

 ☆書き初めお好み焼きの宴。

 わかなくん、本年度の抱負にだんぷすはいくと記入。この抱負、1月で終わってしまうぞ。

ちゃくちゃくと準備は進む。ちゅーてもあんまり準備する物も無いおーたにであった。せいぜいアネロンとバランスアップを買うぐらい。めずらしく2日も前に準備は済んでしまった。

準備編

 やまだ「なー、わかなちゃん、カイロっているかなぁ?」

 わかな「乾燥しているからなぁ・・・」

 やまだ「ふーん」

 やまだ「おーたにさん、わかなちゃんにカイロ持っていった方が良いかなぁ?って聞いたら、乾燥してるからって言われてん。どういうことかなぁ?」

 おーたに「さぁ? わかなにもういっぺん聞いてみるわ」

 おーたに「なぁなぁ、わかな、カイロを持っていった方がいいかなぁ?」

 わかな「いるんとちゃいます?山は寒いらしいし・・・」

 おーたに、やまだ「あああ、解答が違う!!!」

 わかなは乾燥していると応えた自分の記憶が欠落していると言っていた。真相は霧の中なのである。
 出発の直前、杉野さんが言った。どうやらおーたにを占ってくれていたらしい。

「旅行なぁ、気をつけていかなあかんぞ。まったく、今は動いたらあかん時期やのになぁ。飛行機がいつ落ちてもおかしくないご時世なのに。わかったか?」

 うーむ。わかなくん曰く、「悪い占いが当たるなら、今までの良い占いで私はもっと幸せになっていても良いはずだ。悪い占いばかり当たるのは間違っている!」

最もである。しかし、少しブルーの入るおーたにであった。第一、私の不運で飛行機が落ちたら同乗者達が気の毒ではないか!

 しっぽのいち

 会社通りに起きて、いつもの大混雑急行に乗り込んだ。荷物があるので辛い。待ち合わせの時間よりも随分と早く着いてしまったので、ちょっとだけ本屋をひやかした。何故か本屋で何もないのににーちゃんがジャンプしていて、心でくすすと笑ってしまったのだった。あんまりぼんやりもしていられないとJR大阪駅うどん屋前にむかう。

 めずらしく白いダウン?のバックパッカー風のにーちゃんが同じ待ち合わせ場所に居た。似た格好の人だなぁ、どこ行くんだろ?と思っているとそれはわかなだった。彼女は髪をこのために切ったのでちょっと見にはどっかのにーちゃんなのである。後は荷物の多いらしいやまだ。えっちらおっちら歩いて来るのはまさしくやまだ。ザックがでかい。

 ザックでかいランキング

 1位 やまだ 2位 わかな 3位 おーたに

 ザックおもいランキング

 1位 やまだ 2位 おーたに 3位 わかな

 グランドチャンピオン やまだ おめでとう。ぱちぱちぱち。

 そういえば、昨夜は留守番電話が入っていたのにテープが巻取られていたため、音が入ってなかった。旅行中にこんな事があってはいかんと、外の公衆電話から自分の家に電話してしまった。「あー、テストテスト!」と受話器に話しかける。テストオーケー。でもまぬー。留守中に電話があっても大丈夫!と思ったが、帰ってからの留守番電話は一件。しかも無言電話だったという・・・。

 出発前夜の留守番電話の主はやまだだったらしい。どうやら楽しみにしていたつきの家が改装中のため泊まれないとのこと。残念だけどまぁこれも正月シーズンを外したためしょうがないかなーと思うおーたにであった。

 今回は白浜に会いませんようにと関空快速に乗り込む我々だった。さてやっとネパールの魚のしっぽ紀行のはじまりはじまり。

 どうやら二人とも眠そうだ。寝たのは2時だけど緊張?しているのかな。あまり眠くない。ドアの側で1人のおやじが携帯電話で話してる。どうも電車の中での携帯電話は間抜けだ。どんどん声も大きくなるしね。

「あ、もしもし。今、どこですか?え?電車?関空快速?僕も乗ってますよ。車両は?えええ。7両目?。えーっと、僕も7両目ですよー。」

という所で、おやじ3人は遭遇を果たしたのであった。同じ車両で携帯電話で話すとは。うぷぷと笑うしかないな。

 今回は白浜にも会わず無事に関空まで到着した。1160円(580rp)。電車代が高い。やまだが慣れないザックでおぶおぶしている。エレベータではザックが邪魔で荷物と荷物のパーツに成り下がった程だ。まぁ帰る頃には慣れているだろう。

 旅行のカウンターを探して無事に航空券ゲット。関空使用料2650円(1325rp)、相変わらず高いぜ、何とかしろーっと呟きながら、とっとと中に入ってしまう。

 こっからが永い。2時間もある。ぼんち揚げ100円(50rp)を買い食いしてしまう。謎の天気予報(SKY NET)でカトマンズの天気を見ると概ね晴れ。さすが乾季である。ブラボー。

 飛行機は30分程遅れて出発した。待ちくたびれてくったくただ。しかしこれから9時間。まだまだネパールは遠い。

 我々の座った座席はほぼ翼の横なので、下界が見えない。つまらない。これから9時間乗るのだから、きっと靴を脱いだ方が楽だけど、ぬいだら2度と履くことができないような気がするので、履きっぱなしでいる事にする。

 チケットを見ても愕然としていたのだが、やまだの席はひとつずれて後ろだった。どこのツアーか判らないけど、添乗員さんの席だったので無事に変わって貰えた。よかったよかった。座席は3通路3で、我々の右隣りは腰まである無造作にのばした髪を束ねている細身のちょっとアジアーンなお父さん、普通のお母さん、3〜5歳ぐらいのあっこと云う名の娘のファミリーである。北欧の新幹線でファミリーには痛い目を見ているので、ちょっとおののく。案の定、後ほどメグの再来とも思えるあっこはかなり怪獣モードに入るのだが、眠い私には効かない。

 飛行機の壁紙にはネパールの山々が見える。スチュワーデスの皆様はほぼサリーをまとっている。鼻のピアスがなかなかお洒落である。この鼻ピアス。装着時の姿はまぬーだろうといつも思っているのだった。

 乗って暫くするともはやスイマーが襲ってきた。はし!とやまだがメニューをゲット。徒然とメモするおーたに。以下メモである。

カトマンズ-上海

軽食

 シャシリック風 チキン

 野菜入り春巻!

 ヴォロヴァン風マッシュルーム

 マンゴームース

 ロールパン

 バター

 珈琲・紅茶

 ベジタリアン(ここらへんがロイヤルネパールらしい)

 シャシリック風パニール

 野菜入り春巻

 ヴォロヴァン風マッシュルーム

 マンゴームース

 ロールパン

 バター

 珈琲・紅茶

上海-大阪

朝食

 フルーツ

 スクランブルエッグの小海老添え

 フライドチキン

 ポテト

 きゅうり、赤ピーマン、

 又は

 ターキーロール子羊肉の串焼き

 長かぼちゃとたまねぎ

 トマト

 ポテト

 クロワッサン-ソフトロール

 バター-マーマレード

 珈琲・紅茶

 ベジタリアン

 フルーツ

 デュシェスポテト

 ナス

 長かぼちゃとトマト

 マサラ

 クロワッサン-ソフトロール

 バター-マーマレード

 珈琲・紅茶

大阪-上海

軽食

 オール・ドゥーヴル

 チキンの照り焼き

 ライス

 日本野菜

 又は

 白身魚のフィレ味噌焼き

 野菜入りライス

 ナス

 抹茶ムース

 ロールバター

 珈琲・紅茶

 ベジタリアン

 オール・ドゥーヴル

 カリフラワー入りカレー

 パスマティライス

 チーズ入りほうれんそう

 フルーツ菓子

 ロールバター

 珈琲・紅茶
 メニューとは微妙に違う献立の機内食である。上海までの間に一度メシ。鶏か魚か?聞かれて、取り合えず鶏をゲット。味噌漬けが嫌な私である。鶏照り焼きに添えられたメシがかぴかぴで哀しい。しかしこういう機内食の添え物のケーキは何故にこんなにいまひとつなのだろう。ちなみに添え物の野菜はさやいんげんとにんじん。確かに日本野菜だが・・・。ロイヤルネパール、メニューを考え直した方が良いぞ。

 ごはんの後の紅茶を貰って下げて貰ったのにも気づかない程、ぐーすかぴーすか寝てしまう。となりであっこが怪獣化していたが気にならないぐらい寝てしまう。

 寝てりゃ時間の経つのも早い。上海に15時30分に着く。16時まで上海で自由時間なのだ。鋒山に電話したいが、金もない。かけ方もわからない。残念である。トイレに行ってぼんやりしているとすぐにまた飛行機の時間になるのであった。

 ピーナッツが配給され、なぜかぼりぼりと喰ってしまう。空気が乾燥している。喉が痛くなりつつある。これはいかん!正月に風邪をひいた時のパターンだ。喉アメをむさぼり喰ってしのぐ事にする。

 2度目の機内食。ランプおーあチキンと言われて、昼はチキンだし、ランプにする。ランプ、堅いっす。切れない肉にモンゴルを思う・・・。チーズとかも出て豪勢だ。謎のオードブルもあるし、チョコケーキまであるぞ。しかし、私はぼちぼちこの機内食という奴に厭きてきていた。

 夕陽が綺麗だ。しかし眠いので寝てしまう。ぐーぐー。するとネパールも近いもんだ。日本時間11時頃、ネパール着。こっちは8時だったりするんだな。

 空港で50$を換金。3110rpになった。日本円では6220円ね。

さてさて、準備も済んだ。散々苦労してGETしたビザはろくに確かめもせずにあっさり入国。うーむ。

しっぽのに

ついに我々はネパール入りした。

外にはたくさんの看板を持って人が喚いている。夜の8時だけに日も暮れて暗い。風の旅行社の人探していると、ぼっちゃん頭の赤茶けたスタジャン(死語)の青年が話しかけてきた。どーもどーもと挨拶して車まで案内される。この青年はネパールの道中を共にする「ピタンバル君」であった。

 ドライバーがどこぞに行って解らない。取り合えず車付近に取り残される我々3人。この時多少なりとも不安だったのは私だけだっただろうか?

 ドライバーの方が先に戻ってきてしまった。車に乗れと言うがいまいち不安な私。乗りたくない。うだうだしているうちに、ピタンバル君が戻ってきた。ホテルまで市内を眺めながら向かう。

 アジアなイメージ。ステンレス台に乗っている山羊の頭。その横に羽をむしられただけの鶏。何をしているのか解らない人々。すりぬけるようにワゴンは抜けていく。

「ここが王宮です」ピタンバル君が言った。はいはいと頷く我々。でも高い塀しか解らない。


トップページたびアトリエ芸能図書室ガレージ厨房徒然更新履歴