guide  オペラ・クイック・ガイド


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 簡単オペラ年表      オペラ事件簿(結構いろいろあったりして・・・)

時代 イタリア フランス ドイツ その他
16世紀  オペラ誕生 
 ペーリ
     
17世紀  ヴェネツィア・オペラ 
 モンテヴェルディ
 ヴィヴァルディ
 踊るフランス人  ジングシュピール   
18世紀  ナポリ・オペラ
 A・スカルラッティ
 D・スカルラッティ
 オペラ・ブッファの誕生 
 ガルッピ
 ペルゴレージ
 オペラ・セリアの進化
 グルック
 チマローザ
  オペラ・コミック
  ルソー
 モーツァルト現る! 
 サリエリ
 ベートーヴェン
ヘンデル(イギリス) 
19世紀  イタリア・オペラ全盛期
 ロッシーニ
 ドニゼッティ
 ベルリーニ
 ヴェルディ
 グランド・オペラ
 マイアベーア
  トマ
  グノー
 さよなら、イタリア 
ドイツ・ロマン派
 ホフマン
 ウェーバー

 「楽劇」 
 ワーグナー
ムソルグスキー(ロシア)
プロコフィエフ(ロシア)
スメタナ(チェコ)
ヤナーチェク(チェコ)
 オペレッタ〜楽しくて何が悪い? 
 オッフェンバック
 ヨハン・シュトラウス
 リヒャルト・シュトラウス
 サン・サーンス
 ビゼー
 ブゾーニ
20世紀  ヴェリズモ・オペラ登場
 レオンカヴァッロ
 プッチーニ
 マスカーニ
 フェラーリ
 ドビッシー  反ロマン主義
 シェーンベルク
ガーシュイン(アメリカ)
バーンスタイン(アメリカ)


 オペラの誕生
 オペラというものは、昔も今も「金喰い虫」です。何しろ、歌手と楽団と舞台装置と衣装、これだけ揃えないと成立しません。というわけで、オペラはルネサンスのイタリア、フィレンツェのバルディ伯爵の客間で産声を上げました。彼のサロンに出入りしていた古代ギリシャかぶれの連中が作り出したわけです。ペーリの「エウリディーチェ」が記念すべきオペラ第一号とされています。ギリシャ劇から題材をとったこの第一号、オペラというよりも浪花節に近かった(要するに半分は語りだったのでしょう)ようで、評判は散々、オペラの前途は暗い・・・。

 ヴェネツィア・オペラ
 フィレンツェでオペラ第一号を見たマントヴァ公爵は自前のオペラが欲しくなりました。帰宅するやお抱えの音楽家モンテヴェルディにオペラ作成を命じます。出来上がったのは「オルフェオ」。モンテヴェルディは楽器の音質の特色を利用して、ドラマチックなオペラを作り上げました。その後ヴェネツィアに移った彼は、そこで初めて商業オペラに乗り出します。共和制のヴェネツィアではパトロンは一般市民だったのです。入場券を買えば誰でも見られるオペラが誕生しました。今の日本とは違って(シクシク)安かったようです。 

 踊るフランス人
 政治の世界ではイタリアは完全に下り坂だった時代、なぜか文化だけはイタリアがリードを続けます。他に売り物がなかったせいかも知れません。そんな中、何しろ他人とは反対の方向を向くのが好きなフランス人は、自分たちの文化にこだわります。それはバレエです。歌うイタリア人に対してフランス人は踊っていたんですね。この伝統はしっかりと守られ、その後もフランスではバレエ・シーンを入れないオペラはブーイングの嵐を覚悟しなければならなかったようです。

 ジングシュピール
 ドイツに古くから伝わる歌芝居、言語はドイツ語。オペラはイタリア語とのお約束の下、イタリアオペラの大ブレイクで忘れられてしまいますが、モーツァルトによってその精神は復活、ドイツオペラは新しい時代を迎えることになります。

 ナポリ・オペラ
 ナポリ・オペラはカストラートによって全盛を極めます。人工的に作られた驚異的な高音と華麗な技巧、この時代のオペラはドラマそっちのけ、カストラートの超絶技巧を楽しむためのものですから、声が第一、勝手に装飾音を付け加えたり、他の作品のアリアを何の脈絡もなしに歌い出したり、ま、動物園に近かったようですね。観客もお目当ての歌手のアリア以外は勝手に喋って、ワインを飲んで、食事までしていたらしいです。「白木屋」でオペラやっていると思えばいいでしょう。

 オペラ・ブッファ誕生
 誕生間もないオペラには必ずコミカルな場面が入っていました。こうでもしないと観客が飽きてしまったからのようです。このコミカルな部分だけが一人歩きを初めて喜劇的オペラが誕生しました。風刺の効いたアドリブやパロディは難しい英雄物語はよく分からなくても、世情には詳しい庶民に大受けしました。

 オペラ・セリアの進化
 ブッファに一人立ちされてしまったオペラ・セリア(神話や古代史に題材をとったオペラ)も負けずに進化しました。特にグルックはお馴染み「オルフェオ」で単純な繰り返しで声を聴かせるだけだったアリアにオーケストラの複雑な旋律を絡ませることに成功しています。こうすると、アリアの歌詞に対してそれに相応しい旋律のオーケストラが「解説」を付け加えてくれるわけで、普通の人間には「なんのこっちゃ?」の場面もとても分かりやすくなりました。

 オペラ・コミック
 世界史の時間に必ず習うあの啓蒙思想のジャン・ジャック・ルソーさんが、このオペラ・コミックの創設者の一人に上げられています。「人間不平等起源論」に「社会契約論」という難しいことを考えていた人が書いたオペラは「村の占者」。たわいのない田舎の若者の恋物語ですが、都会の金持ちよりも村の若者が恋の勝者になるという辺り、彼らしいと思います。この人「結んで開いて」の作曲者です。

 モーツァルト現る
 あれやこれやと賑やかに進歩してきたオペラの世界に天才が登場しました。それまで歌の伴奏でしかなかったオーケストラが初めて主張の場を得ました。いくら汲んでも尽きることのない旋律の美しさ、音楽そのものがドラマを語る力を持ったのです。オペラはここから新しい時代を迎えます。誰だって一度モーツァルトを聴いてしまえば、そこから先にはオペラに対して今までとは違うものを求めるようになってしまうからです。それは一言で言うと「雄弁な旋律」でしょうか。

 グランド・オペラ
 グランド・オペラの形式が確立されます。5幕必要です。これは長いと(私は)思います。題材はスケールの大きな悲劇でなければいけません。そして絶対に必要なことは、途中でバレエのシーンが入っていることです。フランス人はこれがないと絶対に納得してくれません。何の前振りもなしにいきなり踊り出されると唖然とするのが普通だと思うのですが、フランス流ではこれが正しいオペラなのです!

 さよなら、イタリア
 12歳でオペラを書いて40歳で天国に行ってしまったという足早な天才ウェーバー辺りから、ドイツ・オペラはイタリア・オペラの呪縛から離れて独自の道を歩き出します。彼の「魔弾の射手」には森に生きるドイツ人の魂が感じられます。

 イタリア・オペラ全盛期
 イタリア・オペラにはまるできら星の如く巨人達が登場します。才能って連鎖反応があるのかも知れません。華麗な音を駆使する名人芸あり、壮大なスケールの歴史劇あり、イタリア・オペラが爆発します。この時期、劇場が急激に大きくなります。貴族の館で演じられていた時には、客席よりも舞台の上の人間の方が多かったオペラですが、この時代には数千人規模の劇場がたくさん出現します。大きな劇場でのオペラには当然に大きな声が必要です。というわけで、低音歌手が俄然注目され出します。

 「楽劇」
 ウェーバーに続いて登場したのがワーグナーです。交響曲に比べてオペラが貧弱だったドイツにあって、ゲーテ、シラーという観念的な文学作品に共感した彼は、ドラマを表に打ち出した「楽劇」を提唱します。派手な舞台装置を組むイタリア・オペラに対して、簡素な舞台(経済的ってところがドイツらしい)で観客のイマジネーションを引き出す新しい形式のオペラです。こうなると、見る側もおしゃべりしたり、おやつ食べながらというわけにはいきません。マジで見ないと・・・ドイツ的ですね。

 オペレッタ
 ともかく「賑やかにやろうぜぃ」というノリで生まれた新しい形式です。難しいこと抜き、親しみの持てる旋律と肩の凝らないストーリー、そして最後はハッピーエンド、こういうものが好まれる陽気な世紀末でした。これが新大陸にわたると、もっと脳天気になって、もっと派手になって、ハリウッドの1940年代から50年代のミュージカル映画になるわけですね。特にMGMのミュージカル映画群はすごいですね。いきなり泳ぎだしたり、急にカクテル照明がキラキラ光ったり、楽しいと言えば楽しいのですが、こんなのばっかり見ていると虫歯になりそう・・・。

 ヴェリズモ・オペラ誕生
 普通の人間だってオペラの主役になる!英雄や神様じゃなくて、あなたも私もオペラの舞台に進出します。今で言う新聞三面記事みたいな物語が美しいオペラに変身しました。普通の人が主役ですから、それを見ている普通の人間も感情移入がしやすくなります。英雄や神様に何やら難しいことを歌われても「ん?」だった観客も、主人公達と一緒になって笑ったり泣いたりするようになりました。

 反ロマン主義
 難しいことになってしまって、はっきり言いますが、私には全然分かりません。


 オペラ事件簿

ヨーロッパ史 オペラでの事件
紀元前 う〜んといろんなことがありまして、とてもじゃないけど、書き切れませんです。 BC2000(?) アイーダ(ヴェルディ)  
 エジプト軍将軍ラダメス氏、スパイ容疑で処刑。同時にアイーダ嬢も行方不明となり、ラダメス氏処刑との関係が噂されている。
BC1150(?) サムソンとデリラ(サン=サーンス)
 ガザのダゴン神殿にて大規模な崩落事故発生。死者3000人、負傷者多数。崩落の原因はヘブライ人指導者サムソン容疑者の自爆テロ行為と当局の発表。
(?)トゥーランドット(プッチーニ)
 中国にてトゥーランドット姫と亡命中のダッタンのカラフ王子の婚約発表。姫の斬首癖もこれで解消と町は国民上げての祝賀ムード。
BC580 ナブッコ(ヴェルディ)
 バビロニアのナブッコ王の次女フェネーナ姫の処刑が直前に中止。ナブッコ王と長女(出生に関して疑問あり)アビガイッレ姫間の権力闘争に終止符、アビガイッレ姫は直後に死亡。
BC64  ポッペーアの戴冠(モンテヴェルディ)
 ローマのネロ皇帝、愛人のポッペーア嬢と結婚。前妻オッターヴィア夫人は国外追放。
BC50 ノルマ(ベッリーニ)
 ドルイド教の巫女ノルマ女史、愛人であるローマ帝国総督ポリオーネ氏と共に反逆罪で処刑。
1世紀 ローマ帝政・ゲルマンとの闘争・キリスト教誕生 サロメ(R・シュトラウス)
 ユダヤの預言者ヨカナーン氏、ヘロデ王の命令で処刑される。その後にサロメ王女がヨカナーン氏の遺体を弄ぶという事態が発生、王は王女の処刑を命令。
2世紀 ローマ五賢帝〜軍人皇帝時代
3世紀 キリスト教迫害・ペルシャの勃興
4世紀 キリスト教公認・ゲルマン民族大移動・ローマ帝国東西に分裂
5世紀 ゲルマン民族国家成立・フランク王国発展 パルジファル(ワーグナー)
 モンサルヴァートにて長期療養中であった聖杯王、奇跡的に回復。聖なる槍を持った謎のパルジファル青年の超能力のおかげとちまたの噂。
6世紀
7世紀 イスラム教誕生・サラセン帝国進出しビザンツ帝国と抗争
8世紀 サラセンのヨーロッパ侵攻・フランク王国隆盛
9世紀 サラセン隆盛(アラビアン・ナイトの時代)・フランク王国分裂・ノルマン人大活躍
10世紀 神聖ローマ帝国誕生・封建制の発展 ローエングリン(ワーグナー)
 ブラバンド王国にて謎の騎士ローエングリン氏と同国王女エルザ姫の電撃結婚!しかしスピード破局。ローエングリン氏の秘密結社活動が原因か?
トリスタンとイゾルデ(ワーグナー)
 イングランドのマルケ王の妻イゾルデ姫と王の甥であるトリスタン氏のスキャンダル発覚、禁止薬物使用の疑いがもたれるものの両名死亡につき確認は困難か?
11世紀 教皇権と王権の争い・教皇至上主義・十字軍始まる マクベス(ヴェルディ)
 スコットランドのマクベス国王、マルコム・マクダフ連合軍と交戦中に戦死、その直前に夫人も謎の死を遂げている。
ジャンニ・スキッキ(プッチーニ)
 フィレンツェにて大富豪ブォーゾ氏死去。遺産分割を巡って親族間での調停の結果、なぜか故人の友人スキッキ氏が相続人に。公正証書不実記載の噂が。
12世紀 十字軍の時代・中世都市の誕生
13世紀 モンゴルのヨーロッパ侵攻・ゴシック文化・イギリスにて議会誕生 ウィリアム・テル(ロッシーニ)
 オーストリア支配下スイスにて弓の名手テル氏の逮捕に抗議するデモが民衆蜂起に発展、独立運動は一気に勢いを増し、独立派、勝利宣言。
14世紀 英仏の100年戦争・商業都市の発展 シモン・ボッカネグラ(ヴェルディ)
 ジェノバ総統シモン氏毒殺される。25年前の総統選挙の際の権力闘争と複雑な家庭環境が原因の怨恨による犯行と思われる。
15世紀 教皇至上主義の崩壊・ルネサンス文化・地理上の発見相次ぐ トロヴァトーレ(ヴェルディ)
 ルーナ伯爵領にて反体制派マンリーコ氏処刑。同時に同氏の母と称する老女も謎の死。直前に服毒自殺したレオノーラ嬢が事件の鍵を握っていた模様。
タンホイザー(ワーグナー)
 騎士タンホイザー氏ローマ巡礼からの帰国直後に死亡。恋人エリザベート嬢の死を悼んだためのショック死か?
オテロ(ヴェルディ)
 ヴェネツィア海軍将軍オテロ氏、妻デズデモーナ夫人を殺害、容疑を認めたが逮捕を拒んで自殺。
16世紀 宗教改革・スペインとポルトガルの海洋制覇・トルコ進出・宗教紛争・オランダ独立 エルナーニ(ヴェルディ)
 元盗賊で現貴族のエルナーニ氏、謎の自殺。デ・シルヴァ氏と過去に交わした契約関係のもつれが原因とみられる。
ドン・ジョヴァンニ(モーツァルト)
 スペイン貴族ドン・ジョヴァンニ氏突然の行方不明、同氏を知る関係者は「地獄へ堕ちた」と証言。同氏には敵も多く、事件解決は困難か?
ドン・カルロ(ヴェルディ)
 スペインのカルロ王子、反逆罪で投獄、その後の消息は不明。同王子は継母を巡ってフィリッポ国王との確執が噂されており、ポーザ侯爵の突然の死と共に王室の権威失墜は免れない模様。
さまよえるオランダ人(ワーグナー)
 ノルウェーの船主ダーラント氏の娘ゼンタ嬢、海に身を投げ自殺。身元不詳のオランダ人船長率いる幽霊船も直後に原因不明の沈没。
リゴレット(ヴェルディ)
 マントヴァの飲食店前路上にて、袋詰めの娘の死体と一緒にいた道化師リゴレット氏保護される。事件の詳細について同氏は黙秘している模様。
ランメルモールのルチア(ドニゼッティ)
 スコットランドにてアシュトン家のルチア嬢、結婚直後に夫を刺殺、本人もその後錯乱状態のまま死亡。エドガルド氏の突然の自殺との関係が取り沙汰されている。
ファウスト(グノー)
 ドイツにて実子殺害容疑で死刑判決を受けたマルグリート嬢、獄中で謎の死。同嬢と関係が取り沙汰されていたファウスト氏の身元を巡って捜査は混乱している模様。
17世紀 植民地獲得戦争・宗教紛争・バロック文化・イギリス30年戦争・フランスにて絶対主義確立 魔弾の射手(ウェーバー)
 ボヘミアの射撃競技にて禁止されている魔弾が使用されたことが発覚。犯人マックスは容疑を認めたが情状酌量にて執行猶予の判決。
仮面舞踏会(ヴェルディ)
 ボストン総督リッカルド氏暗殺さる。容疑者は同氏の秘書であるレナート氏、政治的背景によるものか?怨恨か?
ニュールンベルクのマイスタージンガー(ワーグナー)
 ニュールンベルクにて開催された親方衆のど自慢大会が大荒れ、乱闘騒ぎに。結局、新人のヴァルター氏が栄冠を獲得。
清教徒(ベッリーニ)
 イギリスにて宗教紛争の最中、死刑宣告を受けたアルトゥーロ氏、赦免。エルヴィーラ嬢と結婚を発表、これにて紛争に終止符が打たれる模様。
18世紀 オーストリアの勃興と神聖ローマ帝国の凋落・ロココ文化・フランス啓蒙思想・スペインとポルトガルの衰退とプロシアの発展・イギリスにて産業革命始まる・アメリカ独立・フランス大革命とナポレオンの登場 後宮からの逃走(モーツァルト)
 トルコ王室にて拉致監禁されていたコンスタンツェ嬢、恋人ベルモンテ氏の手引きで脱走を図るも失敗、その後両名とも無事に釈放、外交上の混乱は避けられる模様。
セビリアの理髪師(ロッシーニ)
 ロジーナ嬢、アルマヴィーヴァ伯爵と婚約。玉の輿の影には理容師フィガロ氏の活躍があったとのこと。
フィガロの結婚(モーツァルト)
 アルマヴィーヴァ伯爵の初夜権復活動議に反対するフィガロ氏とその婚約者スザンナ嬢の運動は伯爵の妻であるロジーナ夫人の協力もあって成功した模様。
コジ・ファン・トゥッテ(モーツァルト)
 ナポリにてアルフォンソ、フェランド、グリエルモの3氏、恋人交換を条件に賭博を行った容疑浮上。
フィデリオ(ベートーベン)
 スペイン国立刑務所にて不当逮捕されていたフロレスタン氏、レオノーレ夫人の不屈の潜入調査の結果、餓死の直前に救出される。
運命の力(ヴェルディ)
 騎士ドン・カルロ氏、レオノーラ僧を殺害するも、アルヴァーロ僧によって殺害された模様、アルヴァーロ容疑者は直後に自殺、迷宮入りか?
マノン・レスコー(プッチーニ)
 ニューオリンズ郊外の砂漠地帯にてフランス出身のマノン嬢、恋人デ・グリュー氏の通報により遺体で発見される。死因は衰弱死か?
ばらの騎士(R・シュトラウス)
 ウィーンの居酒屋にてオックス男爵の重婚を巡る騒動が発生、警察が出動する騒ぎに。その場に居合わせた元帥夫人の機転によって事態は収束。
ウェルテル(マスネ)
 詩人ウェルテル氏、親友アルベール氏の妻であるシャルロット夫人への不倫の恋を苦に自殺。氏の最後を看取ったのは当のシャルロット夫人、今後の成り行きは?
アンドレア・シェニエ(ジョルダーノ)
 詩人シェニエ氏反革命容疑で処刑、同時に処刑された女性は同氏の恋人マッダレーナ嬢ではないかとの憶測、事情を知ると見られるジェラール氏はコメントを拒否。
ビリー・バッド(ブリテン)
 英国海軍戦艦無敵号にて、バッド水兵、反乱を企てた容疑で軍法会議にて死刑判決。翌日刑執行。一時無敵号では暴動の危機が。
トスカ(プッチーニ)
 サンタンジェロ城にて画家カヴァラドッシ氏共和制支持の疑いで処刑、同時に同氏の恋人トスカ嬢が自殺、同嬢には警視総監殺害容疑で逮捕状が出ていた模様。
19世紀 戦争の時代・ナポレオン没落・イギリス最強の海上帝国へ・ウィーン体制・フランス7月革命と2月革命・ドイツ統一・イタリア統一・社会主義運動の発展・列強の帝国主義 愛の妙薬(ドニゼッティ)
 スペイン、バスク在住のアディーナ嬢と農夫のネモリーノ氏婚約を発表。仲を取り持ったとされる薬剤師ドゥルカマーラ氏には薬事法違反及び詐欺の容疑が浮上。
カルメン(ビゼー)
 セビリア闘牛場前にて元龍騎兵伍長ドン・ホセ容疑者、愛人であったカルメン嬢を刺殺、その場で逮捕される。別れ話のもつれが原因か?
ラ・ボエーム(プッチーニ)
 パリ在住の詩人ロドルフォ氏の居宅にて、恋人であったミミ嬢、結核のため死去。喪主はロドルフォ氏及びその友人数名の予定。
ラ・トラヴィアータ(ヴェルディ)
 パリのアパートにて往年の社交界の名花ヴィオレッタ嬢、結核のため死去。喪主は恋人アルフレード氏とその父の予定。
フェドーラ(ジョルダーノ)
 スイスにてロシアのフェドーラ皇女服毒自殺。同居していた愛人であるロリス氏との諍いが原因か?ロリス氏は過去のいきさつについて黙秘している模様。
カヴァレリア・ルスティカーナ(マスカーニ)
 シチリアにて喧嘩騒ぎ、近郊の復員兵トゥリドゥ氏殺害される。容疑者は馬車屋のアルフィオ氏、妻との不倫を疑っての決闘の果てと供述。
蝶々夫人(プッチーニ)
 日本国長崎にて蝶々夫人自殺、原因は夫であるピンカートン氏(米国海軍勤務)の重婚か?同夫人にはピンカートン氏との間に一児があった。
こうもり(J・シュトラウス)
 ウィーン警察署にて容疑者取り違えのミスが発覚。警察署長を含む関係者全員は前夜から飲酒しており、取り調べは混乱。警察の綱紀の乱れを指摘する声も。
ホフマン物語(オッフェンバック)
 人騒がせな酔っぱらい詩人ホフマン氏、酒場にて保護される。同氏は意味不明の供述を繰り返しており、捜査当局もいささか困惑。
20世紀 あまりにたくさんあって書けない・・・ 外套(プッチーニ)
 パリの艀にて港湾労働者ルイジ氏遺体で発見される。容疑者は同氏の雇用主ミケーレ氏、妻との不倫を恨んでの犯行か?
ポーギーとベス(ガーシュイン)
 殺人容疑で指名手配中であったクラウン容疑者、遺体で発見される、重要参考人のポーギー氏は証拠不十分で釈放、その後、ニューヨークへ逃走か?




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