●過去の日記へ
●11月23日(日) 304号室の女
21日発売の「小説宝石」12月号に「304号室の女」という短編を載せています。
今年2本目の短編。
今日は庭仕事。今シーズン初めて竹切り、とりあえず5本。
残念ながら、TCAFに行けず。バブル崩壊後、ややもちなおしたところを見てみたかったのだが。
TCAF、検索すると出てきます。私も最初何の略かなと思いましたよ。
●11月21日(土) 私の愛する一点展・初日
今日から梅野記念絵画館(長野県東御市)の私の愛する一点展(11月21日〜来年1月24日)。
今年から私も出品している。初日なので行ってみる。
大宮→(長野新幹線)→軽井沢→(しなの鉄道)→小諸→滋野→(タクシー)→梅野記念絵画館。
今日は雪化粧をした浅間山がきれいに見えた。
←梅野記念絵画館の中から浅間山を望む。
私の愛する一点展。コレクターの勧める一点。できるなら無名作家という縛り。
今年もなかなかよかった。
私が出したのは石田黙「合掌」(8号F)。自分の書いたコメントを読んでいたら誤植を発見。作家なのに誤字を書いていると思われるのは癪。図録はもう直せないかな。とりあえず、館内の説明文だけ直してもらった。
←一番手前が石田黙「合掌」。
こんな感じで出品者のコメントと並んで展示されている。入手の経緯などのコメントがおもしろい。
梅野館長としばらく話をする。
梅野記念絵画館からタクシーで山を越えて無言館(上田市)へ。
ここは8年ぶりくらいかな。新しく別館ができたので、ついでに見てくる。
信濃デッサン館。村山槐多の絵は前に見ているからパス。
今年の末、渋谷の松涛美術館で没後90年・村山槐多展があるらしい。
上田電鉄で上田へ出る。飯島商店でかりんのジャムを買って帰る。
●11月20日(金) 変てこ作家、ドウェイン・スウィアジンスキー
IN★POCKET11月号の「2009年文庫翻訳ミステリーベスト10」。
アンケートに答えておりますが、誰も読まないと思うので、私のベストをここに書いておきます。
@解雇手当(ドゥエイン・スウィアジンスキー/ハヤカワミステリ文庫))
Aメアリー・ケイト(ドゥエイン・スウィアジンスキー/ハヤカワミステリ文庫)
Bコンラッド・ハーストの正体(ケヴィン・ウィグノール/新潮文庫)
Cグラーグ57(トム・ロブ・スミス/新潮文庫)
D毒蛇の園(ジャック・カーリィ/文春文庫)
@とAは「変てこ作家」だよなあ。スウィアジンスキーなんて、先祖はポーランド系ですか。
@は私にとって断トツのナンバー1。でも、みんな、あまりほめないよね(というか、読んでないんだと思う)。
作家の中でほめているのが私と霞流一。霞氏は2位と3位がスウィアジンスキー。彼も「変てこ作家」だからだな(私も変てこ作家かい?)。2人の「変てこ」の投票(30点+24点)で、『解雇手当』が作家部門のベスト10に何とかすべりこみ。よかったね、スウィアジンスキーさん。
Bは好きなんだけど、あまり評判になってないよね。
Cだけど、はっぎり言って前作『チャイルド44』のほうが2倍くらいよかった。サイコがある分よかったんだね。
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●●『逃亡者』(文藝春秋/1,995円)●●
bk1、amazon、楽天、セブンアンドワイなどで発売中(送料無料)。
8月26日、発売開始。
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●文春文庫、9月の新刊『行方不明者』発売中!

9月の文春文庫新刊『行方不明者』(700円)、9月4日発売。
書店でも出ています。
bk1、amazon、楽天、セブンアンドワイなど。
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●11月18日(水) 聖地チベット展
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上野の森美術館で、今、聖地チベット展(来年1月11日まで)をやっている。
髑髏杯(カパーラ)がここに展示されているかどうか確認するために行ってみる。
うーん、確かにありました(左写真)。「19世紀、金」と説明書にはあったが、銀に鍍金または金を塗った感じ。金色の蓋の下、器の部分が頭蓋骨。ここに聖水を入れる(祭祀のときに)。
「第一級文物」ということは、国宝級のものなんでしょう。
チベットでは、実は金より銀のほうが貴重だったので、銀の髑髏杯が珍重されるのである。。
私の持っている銀の髑髏杯(右写真)。
頭蓋骨部分以外は銀。銀貨をつぶして作ったといわれる。
上のものと同じで19世紀の作。けっこう貴重なものである。
●11月16日(月) 誕生日
ううっ、誕生日である。来生たかお、オール巨人、國村隼、小島よしお、佐藤多佳子、有吉玉青、二谷友里恵、内田有紀、ダルビッシュさえこ……といった人たちと同じ。
オール巨人さんは生年月日が同じ。
誕生日に合わせたのか、ねんきん特別便が届く。
おおっ、65歳からいくらもらえるか書いてある。思っていたより多かった。
●11月15日(日) もうすぐ私の一点展
私の愛する一点展、いよいよ今週の土曜日(11月21日)から。
コレクターが自慢の一点を出品しあうという企画で、今年は9回目。→私の愛する一点展。
私が出品した石田黙の絵は、注意深く見ればチラシの中にあるはず。
「合掌」(F8号)。これの表紙に使った絵である。
会場は、長野県東御市の梅野記念絵画館。
来年の1月24日までやっているので、軽井沢や上田(別所温泉)へ行くことがあったら、ついでに足を伸ばしてみたらどうでしょう。しなの鉄道滋野(しげの)駅からタクシーで15分、別所温泉から25分。
基本的に埋もれた画家の作品が出品の条件。地味な作品群の中、意外に名品がまぎれていたりするので侮れないのである。
●11月11日(水) 雨降りの画廊めぐり
雨降りだが、個展をまとめて見る。
新白岡→(湘南ライン)→恵比寿→(日比谷線)→六本木。国立新美術館の日展。
銀座へ出て、シンワアートギャラリー→ギャラリー・ニケ(Nikeの会/画廊主と長話)→画廊宮坂(大嶋英子展/画廊主夫人に見つかる)→ギャラリー・トーゲイシャ(東直樹展/骸骨絵を見る)→青木画廊(大竹茂夫展/冬虫夏草テーマの絵を見る)→スパン・アート・ギャラリー(戸田勝久展/幻想的な神戸の絵など)。
あちこちで「雨降りなのに画廊めぐりですか?」と言われる。
疲れたので、京橋に行くのはやめる。
●11月10日(火)
額を買いに茨城県古河市へ。
いつものように境屋で七福カレーめんを食べる。
6号額2つ、4号額1つを持って帰り、20号額と10号額を送ってもらうよう手配。
来年2月に出す文庫の初校ゲラ校正。
市橋、うーん、あれだけ顔が出れば捕まるよなあ。
懸賞金1000万円はどうなるのだろう。フェリーの係員が通報したようだが。
こういうことになるらしい。貢献度からいったら、整形クリニックかな。
●11月9日(月)
昨日までハマ展に出品していた石田黙「夜明け」が午前9時前にもどってくる。
40号の絵は、うちの車に載せられるぎりぎりの大きさ。車に積んで、「黙の部屋」へ運ぶ。
黙夫人から、絵を見てきたという連絡あり。
「304号室の女」の初校ゲラもどし。
●11月8日(日) 本日、ハマ展アートフェア最終日
石田黙「夜明け」の展示は、本日8日午後6時までです。赤レンガ倉庫1号館2階。
神奈川近代文学館の大乱歩展のついでにどうぞ。
くわしくは↓を参照。
●●ハマ展アートフェアに石田黙出品
11月2日(月)から始まるハマ展(横浜赤レンガ倉庫)に、石田黙の「夜明け」を出品。
ハマ展というのは、横浜美術協会が主催する団体展。
今年は横浜開港150年ということで、かつて横浜を拠点に活躍した物故画家のコーナーを特別に設ける。
石田黙もその1人に選ばれ、私の所有する作品を出すことになったのだ。
くわしくは→ハマ展アートフェア09
11月2日(月)〜8日(日)、10〜18時(初日のみ13時〜)。
横浜赤レンガ倉庫1号館。入場無料。
←石田黙「夜明け」(『偽りの館』の表紙)。傑作なので、横浜近辺の方はぜひごらんください。大きさは、F40号(100×80・3cm)。
神奈川近代文学館の大乱歩展のついでにどうぞ。
●11月7日(土) 凶悪事件の連鎖
結婚詐欺女と連続男性変死事件、千葉大の女子大生殺人事件、鳥取元ホステス周辺の連続変死事件、姿を現した市橋達也容疑者、島根県立大の女子大生殺害事件……。
ここ1、2週間くらいの間に、すごい事件がつづきますね。自殺偽装、猟奇犯罪、整形逃亡……。犯人の個性が強い事件の連鎖(1つ1つは無関係だが)。
こんなに集中することって、めったにないと思う。
どれも、犯人が一筋縄ではいかない感じ。警察はてこずるだろうなあ。迷宮入りしそうないやな気がする。
個人的には、市橋容疑者が気になっている。あの間抜けな顔。整形して顔をよくするのが普通なのに、大胆にひどくしている。うーむ。→ワイドショー通信簿
警察は整形の前後を比較する場合、耳を見るといいますね。耳は整形できないのですよ。もちろん、髪で隠されちゃったら、わかりませんけどね。柔道や相撲のぶつかり稽古でもして耳をつぶす(腫らす)という手もあり。
●11月6日(金) 大阪のKさん
ネットオークションで美術の図録を落札したら、出品者が思いがけない人だった。
1989年、関西の某大学推理研メンバー(5〜6人だったか)が取材に来た。当時、私は東十条に住んでいたので、駅の近くの喫茶店で取材を受けた後、『倒錯の死角』や『倒錯のロンド』の舞台となった路地裏を案内した。
「ここがメゾン・サンライズのモデル。ここに主人公が住んでいた」とか、いろいろ説明した。
そのメンバーの中に、Kさんというすごく変わった人がいた。何が変って、うまく説明できないのである。(笑)
出品者から連絡が来て、Kさんの名前だったので、びっくり。大阪在住だし、あの名前で同姓同名はありえない。
20年ぶりである。こんなところで「再会」することもあるんだなあ。
Kさんからのメール。
「先日の土曜日に埼玉をめぐってきました。昼から県立近代美術館の「ロシアの夢展」を観覧し、川越まつりに巻き込まれながら、かの地と所沢と東村山のブックオフをまわり堪能いたしました」
うーん、やっぱりあのKさんだ。趣味と仕事が一致している。
●11月5日(木)
「倒錯」3部作の中国語(繁体字)版刊行が正式に決まる。『異人たちの館』と同じ版元。
台湾のほうですね。著作権料がすでに払いこまれているので、中止はないだろう。
来年刊行予定の文庫の初校ゲラチェック。
原書房に「作家の近況」の原稿をメールで送る。
「このミス」「本格ミス」「南雲ミス」、3つ同じテーマ、全部違うのを書かなくてはならないのでたいへんだ。というより、面倒くさい。
●11月3日(火) 大乱歩展〜石田黙
湘南ラインで横浜へ。新白岡から1時間20分。うーん、横浜は遠い。
みなとみらい線の元町・中華街駅から坂を登り、神奈川近代文学館の大乱歩展。
これだけ資料を集めるのはたいへんだったなあ、という展示。またやるのはたいへんだな。
ひととおり見た後、最初にもどり、2度目はざっと見ていくのがいい感じ。お好きな方はどうぞ。11月15日まで。
私個人としては、乱歩邸に飾ってあった村山槐多の絵を見ることができて満足。祝日だったせいか、入館者は多かった。入場者を観察するのが意外におもしろい。
図録(1,000円)。お勧めは2種類ある一筆箋(315円)。何かを送る時、ちょっと添え書きするのに便利。
港の見える丘公園を通り、赤レンガ倉庫まで歩く。
2号館の2階展示室にてハマ展アートフェア09。
物故画家コーナーで、石田黙「夜明け」が展示されているのを確認する。
銀座へ出て、ギャラリー58の有賀和郎展。石田黙展の時、有賀氏はたまたま画廊の前を通りかかり、おもしろそうだと思って画廊をのぞいた方。「たまたま通りかかって石田黙展を見た」という人はけっこう多い。
光画廊の金子文雄個展。
●11月2日(月) 304号室の女
短編「304号室の女」(70枚)を出版社に送る。
今月21日の発売。
さあ、次は長編だ。