●過去の日記へ
●11月8日(日) 本日、ハマ展アートフェア最終日
石田黙「夜明け」の展示は、本日8日午後6時までです。赤レンガ倉庫1号館2階。
神奈川近代文学館の大乱歩展のついでにどうぞ。
くわしくは↓を参照。
●告知● ハマ展アートフェアに石田黙出品
11月2日(月)から始まるハマ展(横浜赤レンガ倉庫)に、石田黙の「夜明け」を出品。
ハマ展というのは、横浜美術協会が主催する団体展。
今年は横浜開港150年ということで、かつて横浜を拠点に活躍した物故画家のコーナーを特別に設ける。
石田黙もその1人に選ばれ、私の所有する作品を出すことになったのだ。
くわしくは→ハマ展アートフェア09
11月2日(月)〜8日(日)、10〜18時(初日のみ13時〜)。
横浜赤レンガ倉庫1号館。入場無料。
←石田黙「夜明け」(『偽りの館』の表紙)。傑作なので、横浜近辺の方はぜひごらんください。大きさは、F40号(100×80・3cm)。
神奈川近代文学館の大乱歩展のついでにどうぞ。
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●●『逃亡者』(文藝春秋/1,995円)●●
bk1、amazon、楽天、セブンアンドワイなどで発売中(送料無料)。
8月26日、発売開始。
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●文春文庫、9月の新刊『行方不明者』発売中!

9月の文春文庫新刊『行方不明者』(700円)、9月4日発売。
書店でも出ています。
bk1、amazon、楽天、セブンアンドワイなど。
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●11月7日(土) 凶悪事件の連鎖
結婚詐欺女と連続男性変死事件、千葉大の女子大生殺人事件、鳥取元ホステス周辺の連続変死事件、姿を現した市橋達也容疑者、島根県立大の女子大生殺害事件……。
ここ1、2週間くらいの間に、すごい事件がつづきますね。自殺偽装、猟奇犯罪、整形逃亡……。犯人の個性が強い事件の連鎖(1つ1つは無関係だが)。
こんなに集中することって、めったにないと思う。
どれも、犯人が一筋縄ではいかない感じ。警察はてこずるだろうなあ。迷宮入りしそうないやな気がする。
個人的には、市橋容疑者が気になっている。あの間抜けな顔。整形して顔をよくするのが普通なのに、大胆にひどくしている。うーむ。→ワイドショー通信簿
警察は整形の前後を比較する場合、耳を見るといいますね。耳は整形できないのですよ。もちろん、髪で隠されちゃったら、わかりませんけどね。柔道や相撲のぶつかり稽古でもして耳をつぶす(腫らす)という手もあり。
●11月6日(金) 大阪のKさん
ネットオークションで美術の図録を落札したら、出品者が思いがけない人だった。
1989年、関西の某大学推理研メンバー(5〜6人だったか)が取材に来た。当時、私は東十条に住んでいたので、駅の近くの喫茶店で取材を受けた後、『倒錯の死角』や『倒錯のロンド』の舞台となった路地裏を案内した。
「ここがメゾン・サンライズのモデル。ここに主人公が住んでいた」とか、いろいろ説明した。
そのメンバーの中に、Kさんというすごく変わった人がいた。何が変って、うまく説明できないのである。(笑)
出品者から連絡が来て、Kさんの名前だったので、びっくり。大阪在住だし、あの名前で同姓同名はありえない。
20年ぶりである。こんなところで「再会」することもあるんだなあ。
Kさんからのメール。
「先日の土曜日に埼玉をめぐってきました。昼から県立近代美術館の「ロシアの夢展」を観覧し、川越まつりに巻き込まれながら、かの地と所沢と東村山のブックオフをまわり堪能いたしました」
うーん、やっぱりあのKさんだ。趣味と仕事が一致している。
●11月5日(木)
「倒錯」3部作の中国語(繁体字)版刊行が正式に決まる。『異人たちの館』と同じ版元。
台湾のほうですね。著作権料がすでに払いこまれているので、中止はないだろう。
来年刊行予定の文庫の初校ゲラチェック。
原書房に「作家の近況」の原稿をメールで送る。
「このミス」「本格ミス」「南雲ミス」、3つ同じテーマ、全部違うのを書かなくてはならないのでたいへんだ。というより、面倒くさい。
●11月3日(火) 大乱歩展〜石田黙
湘南ラインで横浜へ。新白岡から1時間20分。うーん、横浜は遠い。
みなとみらい線の元町・中華街駅から坂を登り、神奈川近代文学館の大乱歩展。
これだけ資料を集めるのはたいへんだったなあ、という展示。またやるのはたいへんだな。
ひととおり見た後、最初にもどり、2度目はざっと見ていくのがいい感じ。お好きな方はどうぞ。11月15日まで。
私個人としては、乱歩邸に飾ってあった村山槐多の絵を見ることができて満足。祝日だったせいか、入館者は多かった。入場者を観察するのが意外におもしろい。
図録(1,000円)。お勧めは2種類ある一筆箋(315円)。何かを送る時、ちょっと添え書きするのに便利。
港の見える丘公園を通り、赤レンガ倉庫まで歩く。
2号館の2階展示室にてハマ展アートフェア09。
物故画家コーナーで、石田黙「夜明け」が展示されているのを確認する。
銀座へ出て、ギャラリー58の有賀和郎展。石田黙展の時、有賀氏はたまたま画廊の前を通りかかり、おもしろそうだと思って画廊をのぞいた方。「たまたま通りかかって石田黙展を見た」という人はけっこう多い。
光画廊の金子文雄個展。
●11月2日(月) 304号室の女
短編「304号室の女」(70枚)を出版社に送る。
今月21日の発売。
さあ、次は長編だ。
●10月31日(土・つづき) 日刊ゲンダイ
本日発売の日刊ゲンダイ(11月2日付)、第8面に私のインタビュー記事が載っています。
キオスクやコンビニでどうぞ。テーマは「私の本の捨て方 残し方」。
都心のキオスクでは明日(11月1日)も売っているので、興味のある人はどうぞ。
あまりいないか。
●10月31日(土) 高島野十郎?
神田神保町の某書店から美術品カタログが届く。
その中に「高島常雄?」という静物画の写真があった。「1956年、20号、油彩、サインあり」と注記。
高島常雄は生前は売れっ子で高値の作家だったが、死後急速に値下がり、その絵は今はわりと簡単に入手できる。
1922年に生まれ、1975年に53歳で亡くなった人。56年は33歳の時。静物画を描いていてもおかしくないが、でも作風が全然ちがう。(高島常雄は→こんな作風。裸婦のバックに中世ヨーロッパの町並みというパターン)。
これはもしかして、高島野十郎? 野十郎の「Y」と常雄の「T」、書き方によっては似てしまうこともあるからね。
いかにも野十郎風の構図。「助平心」を起こして実際に見てみることにした。
で、行きました。神保町、版画堂というお店へ。
すでに店内には、カタログを見てきたとおぼしき客が何人もいる。70代の夫婦とか、私くらいの年配の人とか。
牧野邦夫のデッサンを買いにきた地方からの上京者も。
謎の高島作品を出してもらい、よく見ると、野十郎には遠く及ばないものだった。古きよき時代のムードはよかったけど。
サインは、「T.Takasima」。野十郎なら漢字で「野十郎」、もしくは初期の「Y.Takashima」のはず。
高島常雄の若描き作品でもなかった。
版画堂を出て、神保町の交差点に出ると、おっと今日は「神保町の大古書市」ではないですか。
あまり興味がなかったので、山田書店、小宮山書店、ボヘミアンズ・ギルド、ブックブラザーズだけのぞいて帰る。
●10月30日(金)
特定健康診査。血液検査の結果が1週間後。
半年くらい、セサミン+DHA&EPAというサプリを飲んでいるが、効果はあるのかな。
コレステロール値が高いんだよな。
夕刻、インフルエンザの予防接種。同じ医院なので、「おおっ、また来ましたか」と言われる。
私は受けたくないのだが、私が罹って子供に移したらやばいでしょ?
短編の仕上げ。
●10月28日(水) 骸骨絵
この時期は、個展の案内状がたくさん届く。ひええ、全部行ききれないよ。
今日は、調布、国際展示場、新橋、銀座。どうやれば効率的にまわれるか考えた末。
新白岡→新宿→(京王線)→調布→新宿→(わんがん線)→国際展示場→(ゆりかもめ)→新橋→銀座のルートにする。
調布へ行くのは初めて。新宿から快速で15分。意外に近い。
調布画廊の柏木喜久子展。柏木さんは石田黙展の時にお世話になった人。黙展に来た人は文春画廊で見かけているかも。
国際展示場近くの某所で骸骨絵(これは素晴らしい)を引き取って、ゆりかもめ(ひさしぶり)で新橋へ。
銀座の画廊をいくつかまわる。見せびらかし目的。
ずいぶん歩いた。へとへとになって帰る。
●新刊
『ジャンピング・ジェニイ』(アントニー・バークリー/創元推理文庫/966円)
『騙し絵』(マルセル・F・ラントーム/創元推理文庫/987円)
創元推理文庫では、『フサギ料理は殺しの味』も出るという。
ずっと以前、中公文庫から出ていたもので、私の古今東西ミステリベスト20くらい。
最近、あちこちで過去の名作が復刊される。復刊本は部数が少ないので、見かけたらすぐに買っておくほうがいいと思う。
『日本幻想作家事典』(国書刊行会/7,980円)
これはミステリ・ファンも必携でしょう。ミステリ作家も9割がた載っている。幻想と怪奇部分を抜き出して紹介しているので、けっこうおもしろい。私もちょっとだけ載っていた(『暗闇の教室』と『チェーンメール』)。
●10月24日(土) 『探偵Xからの挑戦状!』のDVD発売
『探偵Xからの挑戦状! DVD-BOX』が出ました。
品数が少ないようです。興味のある人はどうぞ。
本はこっち⇒『探偵Xからの挑戦状!』(小学館文庫/650円)
●10月26日(月)
銀座に用があったので、ついでに画廊めぐり。
ぎゃらりぃ朋、山科理絵展初日。
骸骨を描く日本画の若手。今回は人間の骸骨はなかった。犬の骸骨はありましたが。
青木画廊、堀田操没後10年---堀田操・浅子展。
浅子さんがいたので、長話。
雨なのに、画廊めぐりとはばかです。ほどほどにして帰る。
仕事が溜まっているので、しばらく画廊はまわれない。
●10月23日(金) 画廊をまわる
諏訪敦展(KIDO Press)の案内をいただいたので、江東区清澄のほうまで行ってくる。
時間が早かったので、上野の明正堂書店アトレ店で文春文庫にサインをしてくる。ついでの方はどうぞ。
三越前から半蔵門線で清澄白河下車。展示ギャラリーは、小山登美夫ギャラリーの隣りでした。倉庫内のギャラリーに戸惑うばかり。諏訪さんの絵は、30号ン万円、売れておりました。あとは版画など。
ついでに小山登美夫の中をいくつかのぞく。
さらに清澄庭園。いつもわきを通るだけで中を見たことがない。せっかくだからと思い、のぞいてみる。
銀座に出て、ぎゃらりぃ朋の仲築間三幸展(〜24日)。26歳の若い方。日本画的な油彩画。おすすめ。
同じビル、同じ階の柴田悦子画廊、吉川優展(〜25日)。
光画廊の矢澤健太郎展。新制作の画家さん。一種のイコンだと思ったのだが。
日動画廊、山本貞展。
往復の車内で、短編の仕事。
●10月21日(水) 簡体字の「者」シリーズ
ひさしぶりに古河に額を買いに行く。
いつものように境屋で七福カレーめんを食べる。古河の町おこしのため、市内の50軒以上の飲食店が「七福カレーめん」なるものをやっているのだ。
6号の額を2つ、3号の額を1つ買って帰る。
『冤罪者』『失踪者』『誘拐者』『沈黙者』『逃亡者』の5作の『〜者』シリーズが、まとめて中国語訳されることになった。
今回は台湾ではなく、大陸のほう。簡体字バージョンである。
中国の景気のいいうちにやってもらいたいものですね。
『倒錯シリーズ』は両バージョン(簡体字、繁体字)。
いずれにしろ、漢字の本国に読者が増えてくれればいいなと思います。
●10月18日(日) 朝日新聞、江上剛氏、焼きいも
今日の朝日新聞の書評欄に『逃亡者』が取り上げられている。 ⇒ここに記事が
評者は作家の江上剛氏。経済小説で知られる作家さんだが、畑違いの方にほめられると、なんか嬉しいやら恥ずかしいやら。「〜者」シリーズを愛読されているそうだ。うーむ、ありがたいです。
台風で枯れ枝がたくさん落ちている。頭に落ちてきたら、間違いなく死ぬほど太い枝もあちこちに。
埼玉でも銀杏取りの人が神社の境内で倒木に頭を強打され死亡するという事故があった。ロートル作家、落ちてきた枝で後頭部を強打して死亡とならないよう気をつけなくてはならない。
落ちた枝を集めると、かなりの量になった。枯葉と一緒に燃やしたところに、銀紙に包んだサツマイモを1時間ほど入れておく。ふっくらして、なかなかうまい焼きいもになった。