![]() ●Daily news 評価:★★★★ ニューヨークの歌姫、Amanda Rogersの2枚組み2ndアルバム。 IMMIGRANT SUNというEMO系やCHAOTIC系のハードコアを多く輩出しているレーベルからのリリースとは思えないような優しくて美しい内容。 ピアノ弾き語りという割と米国のポップミュージックではよくあるスタイルですが、 全体に流れるエモ−ショナルで美しい雰囲気は 明らかにポップミュージックのそれとは違い音楽的に洗練されたもの。 フィンランドのゴシックを彷彿とさせるような彼女の透き通ったウィスパーヴォイスが荒んだ心に直に語りかけ、 一人で弾いてるとは思えないほど厚く張り巡らせたピアノの旋律が茨のように絡み、突き刺さる。 パーカッションが入る曲は少し安っぽい印象があるのも事実ですが、このピアノの厚みはオーケストラをも彷彿とさせますね。 荘厳にして深淵、耽美にして憂鬱。彼女の歌声はまるで殻に閉じこもってしまった我々に「大丈夫」と囁き抱擁するようであり、 同時この神より高い絶望を共に分かち合ってくれているようでもある。 これで要所にストリングスやディストーションギターが入ったら・・・と思うのは贅沢すぎでしょうか? アングラな要素は皆無に等しいので全ての音楽ファンに聴いて欲しい音源であります。 |