■DIABOLI■




●Unseen Age of War
評価:★★★★

フィンランドのオールドスクールブラックの未発表音源とデモ音源を詰め合わせた企画盤。 1〜12曲目は未発表音源集。チリチリのギターリフに籠もったドラムと、かなりプリミティブな音質。 BATHORYやHELLHAMMERに影響を受けたようなスラッシーなリフはなかなか練られててかなりカッコイイです。 鬼のような2ビート爆走から突如ズルズルとひきずるようなパートに突入する 展開もサタニックスラッシュ勢ゆずり。 というか、個人的にはかなりSARCOFAGOを連想されます。 BATHORYの『War』のカヴァーはヴォーカルのせいでちょっと迫力不足。
13〜17曲目は94年の『DEMO U』を収録。未発表音源よりもドラムが前にでたプロダクションで、 RAWで熱いサウンド。ハットの音がやかましくていいですね。 HELLHAMMERの『Third of the Storms』のカヴァーはこの音質に ハマった好カヴァー。かなりカッコイイ!
18曲目以降は92年の『Decent into hell』デモ。 もう完璧グラインドコア(汗)。 しかもビートダウンや極悪なモッシュパートなど、なかなかツボを心得ており普通にカッコイイ! さらにブラックメタルらしい寒々しさや妖しさも兼ね備えており、 まさにサタニック・グラインドといった趣。 1枚のアルバムでここまで違った雰囲気の曲が楽しめるのもおもしろいですね。 12曲目と21曲目なんて同じ曲なのに、ジャンルすら違く聴こえるし。 個人的には18曲目以降の『Decent into hell』路線の音源がもっと聴いてみたいです。